小波瀬西工大前駅
福岡県京都郡苅田町にある九州旅客鉄道の駅
小波瀬西工大前駅(おばせにしこうだいまええき)は、福岡県京都郡苅田町大字新津にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。駅番号はJF09。
小波瀬西工大前駅* | |
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駅舎(2007年8月) | |
おばせにしこうだいまえ Obase Nishikōdai-mae | |
◄JF08 苅田 (3.6 km) (2.8 km) 行橋 JF10► | |
所在地 | 福岡県京都郡苅田町大字新津[1]1622 |
駅番号 | JF 09 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 日豊本線 |
キロ程 | 22.2 km(小倉起点) |
電報略号 | オハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,596人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1948年(昭和23年)10月15日[1] |
備考 | 直営駅 |
小波瀬西工大前駅 | |
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おばせにしこうだいまえ Obase Nishikōdai-mae | |
(4.6 km) 苅田港► | |
所属事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | 日豊本線(貨物支線) |
キロ程 | 0.0 km(小波瀬西工大前起点) |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)9月1日 |
廃止年月日 | 2016年(平成28年)10月1日[3] |
当駅から北東へ分岐する、苅田港貨物支線(2016年廃止)のために設置された信号場がその前身である[1]。貨物支線には連査閉塞装置が使用されていた。駅前には西日本工業大学や病院が存在し、付近は住宅も多く、朝夕の通勤時間帯には小倉方面を中心に利用客が多い。
歴史
編集- 1944年(昭和19年)
- 1948年(昭和23年)10月15日:小波瀬駅(おばせえき)として旅客業務取扱開始[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[6]。
- 1989年(平成元年)3月11日:「みどりの窓口」を設置[7]。
- 1992年(平成4年)10月1日:小波瀬西工大前駅(おばせにしこうだいまええき)に駅名改称[2][4]。
- 2000年(平成12年)10月2日:自動改札機を設置し、供用開始[8]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[9]。
- 2016年(平成28年)10月1日:小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間貨物支線廃止[3]。
- 2022年(令和4年)3月11日:みどりの窓口の営業を終了[10]。
- 2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[11]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[12]。
駅構造
編集駅構内東側(下り方向に向かって左側)に鉄筋コンクリート造の駅舎があり、駅舎寄りに単式ホーム1面1線、反対側に島式ホーム1面2線を配する。駅舎寄りの1番のりばを下り本線(行橋・中津方面)、一番外側の3番線を上り本線(小倉・下関方面)、中央の2番線を待避線(当駅で通過待ちを行う列車が停車)とする2面3線である。
信号場にホームを足したような形のためホームが狭く、そのために駅本屋と島式ホームとを結ぶ跨線橋もホーム端に設置されている[4]。
直営駅で、かつてはみどりの窓口が設置されていた。自動改札機を備え、SUGOCAの利用が可能である。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 日豊本線 | 下り | 行橋・中津方面 |
2・3 | 上り | 小倉・門司港方面 |
利用状況
編集2022年度の乗車人員は1,596人/日である[13]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
出典 |
---|---|---|
2010年 | 4,346 | |
2016年 | 1,902 | |
2017年 | 1,957 | [14] |
2018年 | 1,910 | [15] |
2019年 | 1,893 | [16] |
2020年 | 1,380 | [17] |
2021年 | 1,541 | [18] |
2022年 | 1,596 | [13] |
駅周辺
編集北九州市の通勤圏に含まれるが、苅田町の南の外れに位置しており、日豊本線に並行する国道10号から800 mほど離れているため、駅周辺は住宅地となっており商業施設は少ない。
隣の駅
編集かつて存在した路線
編集脚注
編集- ^ a b c d e f 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、23頁。
- ^ a b “小波瀬西工大前に改称 JR日豊線小波瀬駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月12日)
- ^ a b 電気車研究会『平成二十九年度 鉄道要覧』13頁
- ^ a b c d 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、192-193頁。ISBN 4751205293。
- ^ 「運輸通信省告示第428号」『官報』1944年9月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、749頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “10駅に「みどりの窓口」設置へ JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年3月5日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ “駅体制の見直しについて”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ “鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月27日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月7日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年1月8日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 小波瀬西工大前駅(駅情報) - 九州旅客鉄道