小西 良太郎(こにし りょうたろう、1936年10月20日[1] - )は、日本音楽プロデューサー音楽評論家東京都葛飾区堀切生まれ。

来歴・人物編集

第二次世界大戦中に疎開した茨城県で育つ。茨城県立水海道第一高等学校を卒業後、1958年スポーツニッポン新聞社に入社。1963年に音楽担当記者となり、後に文化部長、運動部長、取締役編集局長、常務取締役を務め、2000年に退社した。

スポーツニッポン在籍中から音楽プロデューサー、評論家として活動していた。主なプロデュース作品として、「舟唄」、「雨の慕情」(八代亜紀)、「夜桜お七」(坂本冬美)、「傘ん中」、「北物語」、「アカシア挽歌」、アルバム「おんなの絵本」ほか(五木ひろし)、永井裕子の全作品などがある。1993年から1999年までの7年間に渡り日本レコード大賞の審査委員長を務め、現在は制定委員となっている。また、2005年には日本レコード協会レコード倫理審査会学識経験者委員に任命された。

演歌界・歌謡曲界において広い人脈と人望があり、三田明など業界関係者の一部からは親しみをもって「業界のドン」、「統領」などと呼ばれている。また、阿久悠とは旧知の仲である。[2]

現在、茨城県にゆかりのある県外居住の各界著名人が茨城県をPRする「いばらき大使」に任命されている[要出典]

また、映画テレビドラマなどにも出演しており、舞台「妻への詫び状 作詞家星野哲郎物語」(大阪松竹座)には水前寺清子の父親役で出演した。

著書編集

出典編集

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.508
  2. ^ 三田明の思いつきBlog

関連項目編集

外部リンク編集

  • [1] - 歌謡曲だよ人生は「酔々独歩」~小西良太郎オフィシャルサイト~。
  • [2] - 本人原作の舞台の紹介。