小説幻冬』(しょうせつげんとう)は、幻冬舎が刊行する日本の月刊文芸雑誌。毎月27日発売[1]。創刊号は、2016年10月27日発売の2016年11月号である[2]。同号は、1万部で発売され、発売6日目の11月1日、3000部の重版が決定した[3]

小説幻冬
(しょうせつげんとう)
刊行頻度 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 株式会社幻冬舎
刊行期間 2016年10月 -
ウェブサイト http://www.gentosha.co.jp/s/gento/
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小説とエッセイを中心としつつ、対談、コミック、レビューなども盛り込んだ内容で、創刊号の小説作品には、有川浩万城目学のほか、さだまさしの作品も含まれており、エッセイにも浅田次郎曽野綾子らとともに、又吉直樹吉田敬らが寄稿している[4]。幻冬舎との関わりが深い吉本興業の芸人がたびたび寄稿しており、盛山晋太郎がエッセイの連載を持つ[5]

文芸誌創刊の企画は2015年ころから始まったとされ、編集部の構成は通常より少数であるという[6]。『PONTOON』『papyrus』『GINGER L.』の3誌を統合して創刊された[7]。名称に社名を冠した文芸誌には他に、『小説新潮』『小説中公』などがある。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 「小説幻冬」創刊 OaK Press
  2. ^ “幻冬舎が月刊文芸誌創刊”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2016年11月2日). https://www.asahi.com/articles/DA3S12639250.html 2020年11月6日閲覧。 
  3. ^ “文芸誌「小説幻冬」が創刊即重版”. 新文化. (2016年11月1日). http://www.shinbunka.co.jp/news2016/11/161101-03.htm 2020年11月6日閲覧。 
  4. ^ 「小説幻冬」ついに創刊! 有川浩さんの小説も掲載しています!”. 幻冬舎 (2016年10月27日). 2016年10月27日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha. “見取り図盛山「小説幻冬」でエッセイ連載スタート「しばけるもんならしばきたい」”. お笑いナタリー. 2022年5月23日閲覧。
  6. ^ この時代に狂気の沙汰!? 新雑誌『小説幻冬』、10月27日に創刊します!!”. 幻冬舎 (2016年10月19日). 2016年10月27日閲覧。
  7. ^ “「小説幻冬」を創刊 既存の雑誌3誌を統合”. 産経ニュース (産経デジタル). (2016年10月5日). https://www.sankei.com/life/news/161005/lif1610050023-n1.html 2020年11月6日閲覧。 

外部リンク 編集