小長谷有紀

日本の文化人類学者

小長谷 有紀(こながや ゆき・女性、1957年11月7日[1] - )は、日本文化人類学者。専攻は文化地理学モンゴル中央アジア遊牧文化国立民族学博物館超域フィールド科学研究部教授、総合研究大学院大学地域文化学専攻長併任。

来歴・人物編集

大阪府豊中市出身。1981年京都大学文学部史学科卒業。同大学院博士課程に進んだ後、満期退学。1993年に国立民族学博物館助教授、2003年に同民族社会学部教授、2004年に研究戦略センター教授、2009年に民族研究社会学部教授・部長を経て、2017年より現職。2011年3月から6月まで国立民族学博物館で特別展「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務め、2011年12月から2012年2月まで日本科学未来館にて企画展「ウメサオタダオ展-未来を探検する知の道具-」実行委員長を務める。2013年春、紫綬褒章叙勲。

主な著作編集

単著編集

  • モンゴルの春―人類学スケッチ・ブック―(河出書房新社、1991年)
  • モンゴルの万華鏡―草原の生活文化―(角川選書・角川書店、1992年)
  • モンゴル草原の生活世界(朝日選書朝日新聞社、1996年)
  • モンゴルの二十世紀―社会主義を生きた人びとの証言―(中公叢書・中央公論新社、2004年)
  • 世界の食文化3 モンゴル(農文教、2005年)
  • ウメサオタダオと出会う 文明学者・梅棹忠夫入門(小学館、2011年)
  • 人類学者は草原に育つ: 変貌するモンゴルとともに (フィールドワーク選書・臨川書店、2014年)
  • ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫 アーカイブズの山を登る(ミネルヴァ書房、2017年)

編著編集

  • モンゴル―暮らしがわかるアジア読本―(河出書房新社、1997年)
  • 遊牧がモンゴル経済を変える日(出版文化社、2002年)
  • 北アジアにおける人と動物のあいだ(東方書店、2003年)
  • くらべてみよう!日本と世界のくらしと遊び(石毛直道監修・講談社、2004年)
  • 「大きなかぶ」はなぜ抜けた?―謎とき世界の民話―(講談社現代新書・講談社、2006年)
  • 家族のデザイン―未来を拓く人文・社会科学4―(東信堂、2008年)
  • 昔ばなしで親しむ環境倫理-エコロジーの心を育む読み聞かせ-(くろしお出版、2009年)
  • 梅棹忠夫のことば(河出書房新社、2011年)
  • 梅棹忠夫の「人類の未来」 暗黒のかなたの光明(梅棹忠夫著 勉誠出版、2011年)

共編著編集

  • ユーラシア草原からのメッセージ―遊牧研究の最前線―(松原正毅楊海英共編 平凡社、2005年)
  • 中国辺境地域の50年―黒河流域の人びとから見た現代史―(中尾正義、フブバートル共編 東方書店、2007年)
  • アジアの歴史地理3 林野・草原・水域(中里亜夫藤田佳久共編 朝倉書店、2007年)
  • 日高敏隆の口説き文句(山極寿一共編 岩波書店、2010年)
  • 中国における社会主義的近代化 宗教・消費・エスニシティ(川口幸大、長沼さやか共編 勉誠出版、2010年)
  • ひらめきをのがさない! 梅棹忠夫、世界のあるきかた(佐藤吉文共編 勉誠出版、2011年)
  • 社会主義的近代化の経験―幸せの実現と疎外(後藤正憲共編 明石書店、2011年)

脚注編集

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.315

外部リンク編集