小須戸町

日本の新潟県中蒲原郡にあった町

小須戸町(こすどまち)は、新潟県中蒲原郡に属した2005年3月21日に新潟市との編入合併によって消滅し、現在は新潟市の政令指定都市移行により秋葉区の一部となっている。

こすどまち
小須戸町
小須戸の雁木通りのまちなみ(合併後の2020年3月)
小須戸の雁木通りのまちなみ(合併後の2020年3月)
小須戸町旗
小須戸町旗
小須戸町章
小須戸町章
小須戸町旗 小須戸町章
廃止日 2005年3月21日
廃止理由 編入合併
豊栄市新津市白根市亀田町小須戸町横越町西川町味方村月潟村中之口村潟東村岩室村新潟市
現在の自治体 新潟市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
中蒲原郡
市町村コード 15321-4
面積 16.91 km2
総人口 10,187
推計人口、2005年3月1日)
隣接自治体 新津市五泉市田上町白根市
町の木 ツツジ
町の花 ツツジ
小須戸町役場
所在地 956-0192
新潟県中蒲原郡小須戸町大字小須戸120
外部リンク 新潟市秋葉区
座標 北緯37度45分20秒 東経139度04分16秒 / 北緯37.75561度 東経139.07114度 / 37.75561; 139.07114座標: 北緯37度45分20秒 東経139度04分16秒 / 北緯37.75561度 東経139.07114度 / 37.75561; 139.07114
小須戸町の位置
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新潟市の合併市町村

以下の記述は合併直前当時の旧小須戸町に関しての記述であり、現在では名称等が異なる場合がある。なお、ここに記述されていない内容に関しては秋葉区#小須戸地区などの記事を参照。

新潟市(旧西蒲原郡黒埼町を除く)への通勤率は17.8%・新津市への通勤率は10.1%(いずれも平成12年国勢調査)。

概要 編集

 
小須戸市街 (町家が多く残る)

中心地の小須戸は信濃川の河川舟運で栄えた在郷町の性格を持ち、江戸時代には長岡船道の指定河岸(船着き場)となっていた[1]2019年現在でも町屋など古くからの街並みが多く残っている。詳細は#外部リンクを参照。

地理 編集

歴史 編集

横水村 水田村小向村横川浜村
新保村 新保村竜玄新田
矢代田村 鎌倉新田天ヶ沢新田矢代田山村
  • 1901年(明治34年)11月1日 - 小須戸町、横水村、新保村、矢代田村の4町村の合併により小須戸町となる。
  • 2005年(平成17年)3月21日 - 新潟市と合併し、消滅。

市町村合併 編集

地域 編集

  • 小須戸
    • 1889年(明治22年)まであった小須戸町村の区域。現在の新潟市秋葉区小須戸。
  • 横川地区
  • 小向、水田地区
  • 新保、竜玄地区
  • 鵜出古木地区
  • 矢代田地区
  • 天ケ沢地区
  • 鎌倉地区

経済 編集

花卉栽培が盛ん[2]

交通 編集

道路

鉄道

信越本線
矢代田駅

バス

観光 編集

  • 花とみどりのシンボルゾーン[2]
  • こすど温泉健康センター「花の湯館」 - 1995年(平成7年)4月オープン[3]
  • 新津丘陵・菩提寺山[2]
    • 大沢森林公園[2]
  • 子育延命地蔵尊(国の重要文化財[2]

出身有名人 編集

脚注 編集

注釈

出典

  1. ^ 小須戸の町並み - 小須戸町並み景観まちづくり研究会
  2. ^ a b c d e 平成14年度市町村要覧:小須戸町(新潟県) - ウェイバックマシン(2004年2月2日アーカイブ分)
  3. ^ こすど温泉健康センター 「花の湯館」オープン」『広報こすど』第265号、小須戸町、1995年4月1日、1・3。 

参考文献 編集

  • 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3 

関連項目 編集

外部リンク 編集