就職難!! ゾンビ取りガール

就職難!! ゾンビ取りガール』(しゅうしょくなん!! ゾンビとりガール)は、福満しげゆきによる日本漫画作品。

就職難!! ゾンビ取りガール
ジャンル ゾンビラブコメ
漫画:日本のアルバイト
作者 福満しげゆき
出版社 青林工藝舎
講談社
発表期間 アックス2003年33号
モーニング2011年44号 - 45号
漫画:就職難!! ゾンビ取りガール
作者 福満しげゆき
出版社 講談社
レーベル モーニングKC
発表期間 モーニング2012年42号 - 2013年10号
週刊Dモーニング2014年15号 - 2014年28号
巻数 既刊2巻(2014年9月22日現在)
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プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

アックス』(青林工藝舎2003年33号に掲載された短編「日本のアルバイト」(青林工藝舎『カワイコちゃんを2度見る』に収録)および『モーニング』(講談社2011年44号と45号に掲載された同名の続編(講談社)『僕の小規模な生活』6巻に収録)を元に、『モーニング』2012年42号(9月27日発売号)から連載開始。2013年10号で休載したが[1]、『週刊Dモーニング』のウェブ限定連載として2014年15号から再開。しかし2014年28号で再び休載している。

ストーリー 編集

町中にゾンビが出没するようになっても、人々はさほど変わりない日常を送っている日本。零細ゾンビ回収会社「ゾンビバスターズ」の社員でゾンビ捕獲メカの開発が趣味の「ゾンビくん」の元に、就職難から美人の女の子「後輩ちゃん」がアルバイトとして入社してくる。

登場人物 編集

ゾンビバスターズ 編集

動かなくなったゾンビを回収、ゾンビから検死(身元確認)を公式に行っている唯一の組織。田無にも営業所が有る。後輩ちゃん曰く「意外と高給取り」。

先輩
ゾンビ回収会社「ゾンビバスターズ」の職員。公園に居たところを社長にスカウトされ入社。都の役人からは「ゾンビくん」と呼ばれ有名人。
メカマニアで「ゾンビ取りアミ」を発明して以来、都の役人から認められ、ゾンビを捉える道具の設計・開発も依頼されるようになった。
後輩ちゃんを気に入り、なんとか会社を辞めないように懸命に行動し、技を伝授する際に後輩ちゃんからは「師匠」として呼ばれるようになる。後に後輩ちゃんが社員昇格した際に、社長から事務所を任せられる。 
後輩ちゃん
「ゾンビバスターズ」へアルバイトとして入社。危険のある動いているゾンビと戦いたいと思ったり、初めて動いてるゾンビを捕まえた後に「もっとゾンビ取りてー」と思うなど、緊張感を求める性格である。だが、そういった考えは人前には出さずに我慢しているが、ゾンビ捕獲を望むあまり先輩からは「ちょっとだけイカレてる」と思われている。ゾンビ回収技を先輩から学び、1人でゾンビ回収に成功した後に正社員となった。
社長
「ゾンビバスターズ」の社長で、ロープを使う技が得意。なぜかよく自動車に撥ねられる。元リサイクル経営者。
同僚
「ゾンビバスターズ」の事務職員。イケメンさんに魅かれている。
イケメンさん
都のゾンビ対策担当職員。「ゾンビバスターズ」のサポートをするが、ゾンビ回収は苦手。ゾンビバスターズの社長が交通事故に遭った際は、代理をした。

その他 編集

お姉ちゃん
後輩ちゃんの姉。機械オンチで妹にいつもビデオ録画を頼んでいる。姉妹でケンカをすることもあるが、これが後輩ちゃんには訓練になって生かされている。

書誌情報 編集

  • 福満しげゆき 『就職難!! ゾンビ取りガール』講談社〈モーニングKC〉、既刊2巻(2014年9月22日現在)
    1. 2013年2月22日発売 ISBN 978-4-06-387193-7
    2. 2014年9月22日発売 ISBN 978-4-06-388376-3

関連作品 編集

脚注 編集

  1. ^ 当初は2013年夏から本誌で連載再開予定とアナウンスされていた。
  2. ^ テレ東「ゾンビドラマ」の設定が「マンガ」とそっくり!? 著作権的に問題ないのか? 弁護士ドットコム
  3. ^ 2014年11月号
  4. ^ 本作の元となった「日本のアルバイト」は『アイアムアヒーロー』連載開始よりも先に発表されている。

外部リンク 編集