尾崎世界観

日本のミュージシャン、シンガーソングライター、小説家 (1984-)

尾崎 世界観(おざき せかいかん、本名:尾崎 祐介〈おざき ゆうすけ〉、1984年11月9日 - )は、日本ミュージシャンシンガーソングライター小説家ロックバンドクリープハイプボーカルギター東京都葛飾区出身[1]。血液型O型。身長168 cm[2]

尾崎 世界観
出生名 尾崎 祐介
生誕 (1984-11-09) 1984年11月9日(39歳)
出身地 日本の旗 日本東京都葛飾区
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2001年 -
レーベル

概要 編集

2012年、クリープハイプとしてメジャー・デビュー

2016年、半自伝的な小説『祐介』(文藝春秋)で小説家としてもデビューした[1]

2020年、『母影』が第164回芥川龍之介賞の候補となる[3]

人物 編集

名前の「世界観」は、初期メンバー時代の2005年から。「世界観が良い」という評価に不満を持ち、名前にすれば言われなくなると考え世界観を名乗るようになった[4]。以前は本名で活動していた[5]

小説家としての作品『祐介』は「“半”自伝小説」であり、「『尾崎祐介』が『尾崎世界観』になるまで。たったひとりのあなたを救う物語。」と紹介されている[要出典]

実家の飼い犬「まるこ」は弟が拾ってきた。アルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』収録曲『マルコ』には、実際のまるこの鳴き声が録音されている[要出典]

プロ野球・東京ヤクルトスワローズのファン[6]

音楽を始めたきっかけはゆず、バンドを始めるきっかけはBUMP OF CHICKEN

書籍 編集

著書 編集

  • 『祐介』(文藝春秋、2016年6月30日)[7]
    • 『祐介・字慰』(文春文庫、2019年5月10日、上記『祐介』に加えて書き下ろしの短編『字慰』を収録し文庫化)
  • 『苦汁100%』(文藝春秋、2017年5月24日)
    • 『苦汁100% 濃縮還元』(文春文庫、2020年5月8日、上記『苦汁100%』に 新型コロナウイルスに揺れる2020年2月、50ページ以上の書きおろし最新日記「あとが記」を追加収録、後に文庫化)
  • 『苦汁200%』(文藝春秋、2018年3月16日)
  • 『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA、2019年7月26日)[8]
  • 『身のある話と、歯に詰まるワタシ』(朝日新聞出版、2020年6月19日)※対談本
  • 『母影(おもかげ)』(新潮社、2021年1月)
  • 『私語と』(河出書房新社、2022年1月)※歌詞詩集

連載 編集

  • 文藝春秋「本の話 WEB『1分書評』」(尾崎世界観、2015年7月30日 - 、毎月第2木曜日)[9]
  • BARFOUT!「ツバメ・ダイアリー」(尾崎世界観、2016年1月号 - )
  • MUSICA「東京世界観」(尾崎世界観、2016年2月号 - )
  • 日本経済新聞夕刊「プロムナード」(2021年1月6日 - 6月30日、毎週水曜日掲載)
  • スピン/spin 連載小説『すべる愛』(河出書房新社、2022年9月27日 - )
  • 読売新聞(2023年) - 読書委員[10]

出演 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

インターネットラジオ 編集

  • ぴあpresentsクリープハイプ尾崎世界観とラランド ニシダのダブルスタンダード(お笑いラジオアプリGERA、2023年5月30日 - 、隔週火曜18時配信)

映画 編集

MV 編集

CM 編集

楽曲提供 編集

アーティスト名 楽曲タイトル クレジット 発売日 備考
SMAP ハロー 作詞・作曲 2013年12月18日 シングル「シャレオツ/ハロー」に収録。
私立恵比寿中学 蛍の光(Demo) 作詞・作曲・編曲 2015年1月28日 アルバム「金八」「中辛」に収録。2018年「泣きたくなるほど嬉しい日々に」にセルフカバーを収録。
相坂優歌 ひかり、ひかり 作詞・作曲 2017年11月8日 シングル「ひかり、ひかり」、アルバム「屋上の真ん中で君の心は青く香るまま」に収録。
YUKI 百日紅 作曲 2019年2月6日 アルバム「forme」に収録。
P丸様。 ならばおさらば 作詞・作曲 2021年3月17日 アルバム「Sunny!!」に収録。
あの 普変 作詞・作曲 2022年10月12日 シングル「普変」(配信リリース)に収録。
Sexy Zone 長電話 作詞・作曲 2023年6月7日 アルバム「Chapter Ⅱ」に収録。
King & Prince(髙橋海人 ワレワレハコイビトドウシダ 作詞・作曲

編曲(クリープハイプ)

2023年8月16日 アルバム「ピース」に収録。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b 柴那典; Yahoo!ニュース編集部 / 文藝春秋 (2016年7月11日). “音楽から小説へ 尾崎世界観が向き合う「苛立ち」の原点と今”. Yahoo!ニュース. 2023年1月8日閲覧。
  2. ^ 9/5(日)27:30〜 文化放送にて、尾崎世界観が「悩み合う」をテーマにお届けする特別番組『尾崎世界観の悩みの羽』放送!”. クリープハイプ オフィシャルサイト (2021年8月17日). 2021年8月17日閲覧。
  3. ^ “尾崎世界観の小説「母影」が芥川賞候補に”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年12月18日). https://natalie.mu/music/news/409282 2020年12月18日閲覧。 
  4. ^ プロフィール - クリープハイプ オフィシャルサイト
  5. ^ インディーズアルバム『When I was young, I'd listen to the radio』クレジットより
  6. ^ クリープハイプ尾崎世界観が強すぎるヤクルト愛を告白! 注目の若手は?”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (2019年2月9日). 2020年11月19日閲覧。
  7. ^ “クリープハイプ尾崎世界観、初小説は本名冠した半自伝的作品”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年6月1日). https://natalie.mu/music/news/189285 2023年1月8日閲覧。 
  8. ^ “尾崎世界観、エッセイ執筆で原点回帰「歌にしきれていなかった事もあった」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年8月5日). https://www.oricon.co.jp/news/2141535/full/ 2023年1月8日閲覧。 
  9. ^ “クリープハイプ尾崎世界観、本の話WEB「1分書評」で月イチ連載開始”. rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム). (2015年7月31日). https://rockinon.com/news/detail/128369 2023年1月8日閲覧。 
  10. ^ “尾崎世界観、読売新聞の読書委員に就任”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2023年1月8日). https://natalie.mu/music/news/508142 2023年1月8日閲覧。 
  11. ^ “「アフロの変」が復活!90分SPにベッド・イン、尾崎世界観ら登場”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年6月21日). https://natalie.mu/music/news/191649 2023年1月8日閲覧。 
  12. ^ “ポンコツ人工知能が最新トレンドを紹介する番組がスタート!”. とれたてフジテレビ. (2016年4月19日). オリジナルの2016年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160423144708/http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/160419-s021.html 2016年4月20日閲覧。 
  13. ^ 尾崎世界観が『情熱大陸』に出演 芥川賞発表の瞬間や新曲制作の現場に密着”. CINRA.NET (2021年3月5日). 2021年3月8日閲覧。
  14. ^ “尾崎世界観、声優としてアニメ『ハイパーポジティブよごれモン』6・27初登場”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年6月4日). https://www.oricon.co.jp/news/2195733/full/ 2023年1月8日閲覧。 
  15. ^ NHK短歌”. NHK. 2023年4月1日閲覧。
  16. ^ 相席食堂”. 朝日放送テレビ. 2023年7月6日閲覧。
  17. ^ “石崎ひゅーい「花瓶の花」MVに尾崎世界観が友情出演”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年5月4日). https://natalie.mu/music/news/186028 2023年1月8日閲覧。 
  18. ^ “クリープハイプ×谷口鮪コラボが石原さとみの“東京探し”新CM彩る”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年1月6日). https://natalie.mu/music/news/215833 2017年1月6日閲覧。 

外部リンク 編集