山口恵梨子

日本の将棋棋士

山口 恵梨子(やまぐち えりこ、1991年10月12日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士堀口弘治七段門下。女流棋士番号は39。鳥取県東伯郡三朝町出身。山脇学園高等学校を経て、白百合女子大学卒業。

 山口恵梨子 女流二段
Female SHOGI Professional Eriko Yamaguchi.jpg
2015年10月4日
名前 山口恵梨子
生年月日 (1991-10-12) 1991年10月12日(29歳)
プロ入り年月日 2008年4月1日(16歳)
女流棋士番号 39
出身地 鳥取県
所属 日本将棋連盟
師匠 堀口弘治七段
段位 女流二段
女流棋士データベース 山口恵梨子
2013年2月16日現在
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女流棋士 山口恵梨子ちゃんねる
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年5月 -
ジャンル 将棋
登録者数 9.96万人
総再生回数 992万回
チャンネル登録者数、総再生回数は2021年9月12日時点。
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棋歴

女流プロになるまで

6歳・小学1年生のときアマ四段の父親に将棋を習う[1][2]。その1週間後に地元の将棋まつり先崎学七段(当時)に十枚落ちで教わり、プロのすごさに感動する[2]。このときから早くも女流棋士になることを志し、毎日将棋道場に通いつめるようになる[2]。そして、小学3年生のころにはアマ二段となり、二枚落ちでプロ(当時四段の渡辺明)に教わることができるほどまで上達する[2]

2002年、女流アマ名人戦A級で優勝[3]

2003年女流棋士の育成機関である女流育成会に入会。2005年度前期に昇級点を獲得し、2007年度後期に2度目の昇級点を獲得して2008年4月1日付けで女流棋士となった[1]

女流プロ入り後

2009年3月25日、第36期女流名人位戦の予選で勝ち、B級リーグ入りを果たした。それにより、女流棋士昇段級規定の1級の条件を満たし、女流1級に昇級した[4]

2009年度、年間成績で10勝10敗と5分の成績を挙げ、女流棋士昇段級規定の初段の条件を満たし、2010年4月1日付で女流初段に昇段した[5]

2016年5月25日、第43期女流名人リーグ清水市代に勝ち、女流初段昇段後60勝で女流二段に昇段した[6]

棋風

  • 得意戦法は中飛車
  • 激しい攻め将棋の棋風から「攻める大和撫子」の異名を持つ[7]

人物

  • 出身地は鳥取県。しかし父の故郷で本籍があるのみで、生まれは大阪府、2歳から東京都在住と述べている[8]
  • 現在も祖父が東伯郡三朝町在住でほぼ毎年訪れており、その縁で同町で自身の名を冠した将棋大会を開いている[9]
  • 2008年に女流棋士になった時の憧れの棋士は上田初美[1]
  • 2010年度後期の「NHK将棋講座」で、講師・高橋道雄のアシスタントを務める。
  • 愛称は「エリリン」[10]
  • ニコニコ生放送等の将棋番組で司会・進行を務めることが多い。

昇段履歴

昇段・昇級規定は、将棋の段級 を参照。

  • 2003年4月 女流育成会入会
  • 2008年4月1日 女流2級(女流育成会で2度目の昇級点) = プロ入り
  • 2009年3月25日 女流1級(女流名人位戦B級リーグ入り)
  • 2010年4月1日 女流初段(2009年度指し分け以上・7勝以上)…10勝10敗
  • 2016年5月25日 女流二段(勝数規定)

主な成績

出演

テレビ

ウェブテレビ

  • NonStop ひふみん(2017年5月19日、6月2日、FRESH!) - 進行役
  • AbemaTV初級講座(2017年4月配信開始、AbemaTV)[12]
  • P-Sports〜目指せ、ポケモンバトルマスター!〜(2018年3月17日、AbemaTV ウルトラゲームス) - 挑戦者として参加
  • チーム対抗 詰将棋カラオケ(2018年4月9日、ニコニコ生放送[13] - 司会
  • 叡王戦記念特番 東西対抗 詰将棋カラオケ(2019年3月30日、ニコニコ生放送)[14] - 司会

ゲーム

  • 将棋新世紀 PonaX(ポナックス)(2014年5月30日、マイナビ)読み上げ ※パソコン用ソフト[15]
  • 千里の棋譜~現代将棋ミステリー~(2020年2月27日、KEMCO、ミスタ・ストーリーズ)※PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト、推理ゲーム

DVD

  • 浦野真彦 著「詰手筋DVDブック」(2018年7月24日、ルーク) 付属DVDで聞き手として参加

著作

  • アライコウ 著「将棋文化・歴史・専門用語がわかる! 将棋番組が10倍楽しくなる本」(2019年5月25日、ビジネス教育出版社) コラムを執筆
  • さくらはな。& 山口恵梨子 著「山口恵梨子(えりりん)の女流棋士の日々」(2020年11月26日、竹書房) 将棋のプロって普段はどんな生活してるの?そんな疑問を解消するために山口恵梨子女流二段に密着。対局、解説、レポーター、イベント、インタビューなどのお仕事から、ゲーム、温泉旅行、お買い物、食事などのプライベートにまで迫る。女流棋士の日常の秘密が明かされるゆるふわエッセイ。

脚注

  1. ^ a b c 山口恵梨子女流育成会員が新女流棋士に!”. 日本将棋連盟 (2008年3月16日). 2018年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月7日閲覧。
  2. ^ a b c d 2010年10月10日放送「NHK将棋講座
  3. ^ 日本将棋連盟女流アマ名人戦ページ
  4. ^ 山口恵梨子女流2級が女流1級に昇級(3月25日付)”. 日本将棋連盟 (2009年3月26日). 2021年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月16日閲覧。
  5. ^ 2010年4月1日付昇段・昇級者”. 日本将棋連盟 (2010年4月1日). 2015年11月1日閲覧。
  6. ^ 山口恵梨子女流初段が女流二段に昇段”. 日本将棋連盟 (2016年5月26日). 2018年5月26日閲覧。
  7. ^ 女子力より棋力を磨きたい 山口恵梨子女流初段に聞く”. 朝日新聞社 (2015年4月3日). 2015年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月15日閲覧。
  8. ^ 鳥取県出身初の女流棋士誕生 16歳の山口さん”. 日本海新聞 (2008年5月9日). 2014年11月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2018年2月13日閲覧。
  9. ^ 山口恵梨子杯来てね きょうから三朝で将棋大会読売新聞  地域ニュース鳥取面 2014年11月8日
  10. ^ 「新春スペシャル座談会 - 高見泰地叡王 X 斎藤慎太郎王座 X 山口恵梨子女流二段 - 激変する将棋界、新しい棋士像」、『将棋世界』(2019年1月号)、日本将棋連盟 pp. 3-14
  11. ^ 山口恵梨子女流二段、藤井棋聖の封じ手に興奮「恋愛ドラマでいうとヒロイン捨てた」” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ) (2020年8月20日). 2020年8月23日閲覧。
  12. ^ AbemaTV 将棋講座”. AbemaTV. 2017年9月25日閲覧。
  13. ^ ニコファーレ, 【叡王戦開催記念】チーム対抗 詰将棋カラオケ|スケジュール|nicofarre. “【叡王戦開催記念】チーム対抗 詰将棋カラオケ|スケジュール|nicofarre ニコファーレ” (日本語). nicofarre.jp. 2018年4月17日閲覧。
  14. ^ 【叡王戦記念特番】東西対抗 詰将棋カラオケ”. ニコニコ生放送 (2019年3月30日). 2020年3月21日閲覧。
  15. ^ Gamer (2014年5月12日). “将棋電王戦で現役プロ棋士に初勝利を収めた初代電王“Ponanza”がPC「将棋新世紀 PonaX」としてゲーム化―発売日は5月30日|ゲーム情報サイト Gamer” (日本語). www.gamer.ne.jp. 2020年3月21日閲覧。

関連項目

外部リンク