山口 桂三郎(やまぐち けいざぶろう、1928年11月3日[1] - 2012年1月17日)は、日本の美術史家立正大学名誉教授クリスティーズ・ジャパン代表取締役社長山口桂は実子[2]

来歴 編集

東京府生まれ。明治大学大学院史学専攻博士課程中退。立正大学教授、2004年「浮世絵における美人・役者絵の史的研究」で立正大学文学博士。1999年定年退任、名誉教授。

日本浮世絵協会の設立に尽力し、理事長を経て、国際浮世絵学会に改称後は会長を務めた。また、櫛形町立春仙美術館(現・南アルプス市立春仙美術館)館長を務めた。

2012年1月17日、心不全のため死去[3]。83歳没。

著書 編集

共編著 編集

脚注 編集

  1. ^ 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.609
  2. ^ * 山口桂「美意識を磨く: オークション・スペシャリストが教えるアートの見方」(平凡社新書、2020年)ISBN 978-4582859522、鑑賞力を高める50のリストより
  3. ^ 国際浮世絵学会会長の山口桂三郎さん死去 産経新聞 2012年1月17日閲覧