山本伸
山本 伸(やまもと しん、1962年 - )は、日本の文学者。東海学園大学経営学部教授。和歌山県生まれ。専門はカリブ文学。
来歴
編集1986年立命館大学文学部英米文学専攻卒業、静岡大学大学院教育学研究科修了。黒人文学、特にカリブ文化圏の文学を専門にする。静岡大学大学院在学中にコロンビア大学に留学、アフリカ系アメリカ人文学、カリブ文化(トリニダード・トバゴなど)・文学を研究する。現在は東海学園大学経営学部の教授を務める。
そのかたわら、FMラジオのDJも務める(2012年7月2日~ [1])。番組名は、『山本伸のマンデーナイトグルーブ』(CTY-FM、毎週月曜夜7時から生放送)。
主な著書(共編、共著)
編集- 『地球村の行方 グローバリゼーションから人間的発展への道』(共著、1999年、新評論)
- 『世界の黒人文学 アフリカ・カリブ・アメリカ』(共著、2000年、鷹書房弓プレス)
- 『カリブ文学研究入門』(2004年、世界思想社)
- 『二〇世紀アメリカ文学を学ぶ人のために』(共著、2006年、世界思想社)
- 『下からのグローバリゼーション 「もうひとつの地球村」は可能だ』(共著、2006年、新評論)
- 『浄土真宗と現代』(共著、2000年、文理閣)
- 『バード・イメージ 鳥のアメリカ文学』(共編、2010年、金星堂)
- 『土着と近代:グローカルの大洋を行く英語圏文学』(共著、2015年、音羽書房鶴見書店)
- 『琉神マブヤーでーじ読本:ヒーローソフィカル沖縄文化論』(2015年、三月社)
翻訳
編集- レジナルド・カーニー『20世紀の日本人 - アメリカ黒人の日本人観 1900 - 1945』(1995年、五月書房)
- エドウィージ・ダンティカ『クリック?クラック!』(2001年、五月書房)
- V・S・ナイポール『中心の発見』(共訳、2006年、草思社)
- マーティン・バナール『ブラック・アテナ 古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ』(共訳、2007年、新評論)
- エドウィージ・ダンティカ『クリック?クラック!』(2018年、五月書房新社)
- エドウィージ・ダンティカ『デュー・ブレーカー』(2018年、五月書房新社)