山本邦山
山本 邦山(やまもと ほうざん、1937年10月6日 - 2014年2月10日)は、滋賀県大津市出身の尺八演奏家、作曲家。元東京芸術大学教授、人間国宝。本名は山本泰正(やまもと やすまさ)。長男は尺八奏者の山本邦山(二代目、襲名前は山本真山)。
経歴
編集録音作品
編集この節の加筆が望まれています。 |
- ニューポートのシャープス・アンド・フラッツ(1967年) - 原信夫との共演。
- スタンダード・ボッサ(1968年) - 宮間利之との共演。
- 銀界(1970年) - 菊地雅章、ゲイリー・ピーコック、村上寛との共演。
- 日本の詩 尺八でつづる日本のメロディー(1974年) - 編曲・指揮:早川正昭、東京ヴィヴァルディ合奏団との共演。
- 竹の組曲(1975年) - 前田憲男、荒川康男、猪俣猛との共演。
- エターナル・エコー(1979年) - 佐藤允彦、富樫雅彦との共演。
- スリー・マスターズ(1980年) - 佐藤、富樫とのドイツでのライブ録音。
- 無限の譜(1980年) - 佐藤、富樫と『銀界』の続編として製作されたアルバム。
- 中島靖子の音楽(1981年) - 箏曲演奏家・中島靖子との共演。
- アフィニティ(ヘレン・メリルのアルバム、1982年) - 佐藤、井野信義、富樫と共に録音に参加。
- BREATH(1984年) - 山下洋輔、富樫との共演
- 遥かなる地より(1997年) - パリでマリンバとデュオ録音、ウィーンで世界発売。
- 石垣征山作品集 (2003年、日本伝統文化振興財団)
- 山本邦山作品集成 1 - 8(2006年、日本伝統文化振興財団)
作曲
編集この節の加筆が望まれています。 |
- 二本の尺八による「双宴」
- 二本の尺八と打楽器・声による「韻」
- 尺八と打楽器による「輪響」
- 尺八とピアノのための「掛合と融合」
- 以上は『山本邦山 作品』(日本芸術文化振興会国立劇場調査養成部調査資料課監修・編集、現代の日本音楽 国立劇場委嘱作品シリーズ、春秋社、2006年、ISBN 978-4-393-90057-4)収載
- 壱越
- 信楽絵巻
- 箏・十七絃による小組曲
音楽担当
編集著作
編集- 『尺八演奏論』(出版芸術社、2007年)
- 『山本邦山 〜人と竹〜』(出版芸術社、2009年4月) - 人間国宝認定後の軌跡を綴る。
脚注
編集- ^ a b c d 人間国宝の尺八奏者・山本邦山さんが死去 映画音楽なども担当 Archived 2014年2月23日, at the Wayback Machine. サンスポ 2014年2月10日