山田屋三四郎

江戸時代の江戸の地本問屋

山田屋 三四郎(やまだや さんしろう、生没年不詳)は江戸時代江戸地本問屋

来歴 編集

山林堂と号す。中野氏。元禄から文化期に江戸の芝神明表御門前利助店で営業している。勝川春扇を売り出した版元として知られる。また喜多川歌麿勝川春潮歌川豊広歌川豊国らの錦絵を出版している。

作品 編集

  • 喜多川歌麿 『青楼遊君合鏡』 大判 錦絵揃物 寛政9年(1797年)ころ
  • 喜多川歌麿 『煤払い』 大判 錦絵5枚続 寛政末期
  • 勝川春潮 『南駅』 柱絵 錦絵 寛政
  • 歌川豊広、歌川豊国 『豊国豊広両画十二候』 大判3枚続 錦絵揃物 享和2年(1802年)
  • 歌川豊国 『三十六ばん続き役者十二つき 十月 かいあん寺紅葉の図』 大判3枚続 錦絵 文化6年(1809年)
  • 歌川豊広 『敵討開運双六』

参考文献 編集