山田 聡子(やまだ さとこ、1995年2月26日 - )は日本射撃選手、自衛官(3等陸曹)。ピストルに精通する。自衛隊体育学校射撃班に所属している。

滋賀県甲賀市水口町出身。滋賀県立水口高等学校では、最初は野球部マネージャーだったが、射撃部に中途入部した。

競技を始めて間もなかった高校2年時の山口国体で少年女子ビームピストルに出場し、いきなり優勝。同種目の初代王者に輝いた。

高校卒業後、陸上自衛隊に入隊。自衛官になる。東京都練馬区埼玉県朝霞市和光市新座市にまたがる朝霞駐屯地にある自衛隊体育学校に所属した。

2018年ジャカルタアジア大会日本代表に選出。エアピストル予選60発で549点をマークし33位[1]

2019年、アジア選手権で11位。同年、ジョージアにピストルの武者修行に行き、ニーノ・サルクワゼに師事。

2020年、全日本選手権25mピストルを制覇。

2021年、東京オリンピック代表再最終選考会に出場。エアピストル日本代表に内々定した。その後日本ライフル射撃協会理事会の承認を得て内定し、日本代表に決定した[2]

東京オリンピックでは10mエアピストルなどに出場した。 7月25日、10mエアピストルで600点満点で570点をマークし日本勢最上位の23位。 7月27日、香川県警察警察官堀水宏次郎と組んだ男女混合エアピストルで1次予選20位。 7月29日からの女子25mピストルで予選前半44位(精密ステージ)、7月30日の後半は43位(速射ステージ)[3]。。

出典 編集

  1. ^ “アジア大会2018ジャカルタ”. TBS. https://www.tbs.co.jp/asiangames/competition/shooting_rifle.html/ 2021年8月22日閲覧。 
  2. ^ “射撃 中口、山田が五輪代表に”. 中日新聞. https://www.chunichi.co.jp/article/224025 2021年8月22日閲覧。 
  3. ^ “東京オリンピック速報”. 読売新聞. https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/a/yamada-satoko/ 2021年8月22日閲覧。