山田順子 (翻訳家)
人物・来歴編集
福岡県生まれ、立教大学社会学部卒業。1975年、ハンナ・セネシュの『ハンナの日記』(平安書店刊)にてデビュー[1]。翻訳は、児童書からSF、ミステリーまで幅広い分野にわたっている。日本推理作家協会会員。
浅倉久志が中心となって、翻訳家の交流会「エイト・ダイナーズ」が、小尾芙佐、深町眞理子、大村美根子、山田順子、佐藤高子、鎌田三平、白石朗というメンバーで行われていた[2]。
翻訳編集
- ピアズ・アンソニイ著
- 魔法の国ザンス:早川書房(ハヤカワ文庫)
- 『カメレオンの呪文』 1981年
- 『魔王の聖域』 1982年
- 『ルーグナ城の秘密』 1984年
- 『魔法の通廊』 1985年
- 『人喰い鬼の探索』 1986年
- 『夢馬の使命』 1987年
- 『王女とドラゴン』 1989年
- 『幽霊の勇士』 1992年
- 『ゴーレムの挑戦』 1994年
- 『悪魔の挑発』 1995年
- 『王子と二人の婚約者』 1996年
- 『マーフィの呪い』 1999年
- 『セントールの選択』 2000年
- 『魔法使いの困惑』 2002年
- 『ゴブリン娘と魔法の杖』 2003年
- 『ナーダ王女の憂鬱』 2005年
- 『名誉王トレントの決断』 2006年
- 『ガーゴイルの誓い』 2008年
- 『女悪魔の任務』 2009年
- 『魔王とひとしずくの涙』 2009年
- 『アイダ王女の小さな月』 2010年
- 魔法の国ザンス:早川書房(ハヤカワ文庫)
- マーガレット・マーヒー著
- 『クリスマスの魔術師(世界の青春ノベルズ)』 岩波書店 1996年
- 『錬金術』岩波書店 2005年
- 『マディガンのファンタジア 下(未来への綱わたり)』 岩波書店 2008年
- 『マディガンのファンタジア 上(未来からのねがい)』岩波書店 2008年
- ジョージ・ガイプ著『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 新潮文庫 1985年
- クレイグ・S. ガードナー著 『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』 新潮社 1989年
- クレイグ・S. ガードナー著 『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』 新潮社 1990年
- スティーヴン・キング著 『恐怖の四季』「スタンド・バイ・ミー―秋の目覚め」新潮社 1987年
- スティーヴン・キング著 『デスペレーション』 上巻・下巻 (新潮文庫) 新潮社 2000年
- リチャード・バックマン(スティーヴン・キング)著 『レギュレイターズ』 上巻・下巻 (新潮文庫) 新潮社 2000年
- ホイットリー・ストリーバー著『ウルフェン(Hayakawa novels)』早川書房 1981年
- ホイットリー・ストリーバー著『ウルフェン(ハヤカワ文庫)』 早川書房 1987年
- ロバート・A・ハインライン著『レッド・プラネット』 創元推理文庫 1985年
- ロバート・A・ハインライン著『宇宙船ガリレオ号』 創元SF文庫 1992年 ISBN 4488618111
- ティム・ウィン=ジョーンズ著 『ぼくも変身できるかもしれない』 岩波書店 1999年
- ティム・ウィン・ジョーンズ著 『火星を見たことありますか』 岩波書店 1999年
- デイヴィッド・アーモンド著 『肩胛骨は翼のなごり』 東京創元社 2000年 のち創元推理文庫
- デイヴィッド・アーモンド著 『秘密の心臓』 東京創元社 2004年
- ジェイニー・ボライソー(Janie Bolitho)著『容疑者たちの事情(創元推理文庫)』 東京創元社 2004年
- ジェイニー・ボライソー著『クリスマスに死体がふたつ(創元推理文庫)』 東京創元社 2006年
- A・A・ミルン著『赤い館の秘密 新訳版』創元推理文庫 2019年
その他
- ジャック・フィニイ著『夢の10セント銀貨』 ハヤカワ文庫 1979年
- ゴードン・R・ディクスン著『ドラゴンになった青年』 ハヤカワ文庫 1979年
- バーナード・フィッシュマン著 『自転車で月へ行った男』 ハヤカワ文庫 1980年
- ピーター・ストーン著 『シャレード』 ハヤカワ文庫 1980年
- チャールズ・メリル・スミス著『ランドルフ師と堕ちる天使』 角川文庫 1982年
- A・C・H・スミス著『ダーク・クリスタル』 角川文庫 1983年
- J・G・バラード『殺す』東京創元社(海外文学セレクション)1998年 のち文庫
- ルーイス・ガネット著『七百年の薔薇』上・下 ハヤカワ文庫 1999年
- ゼナ・ヘンダースン著 『ページをめくれば』 安野玲共訳 河出書房新社 2006年
- フィリップ・プルマン「サリー・ロックハートの冒険」東京創元社 のち創元推理文庫
- 1)『マハラジャのルビー』2007年
- 2『仮面の大富豪』2008
- 3『井戸の中の虎』2010
- 外伝『ブリキの王女』2011
- ジェイムズ・カーン著 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 ハヤカワ文庫 2008年
- ジェイムズ・カーン『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』ハヤカワ文庫, 2008.4
- ジェイニー・ボライソー『ムーアに住む姉妹』(創元推理文庫 2009.10
- ゾラン・ジフコヴィッチ『ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語』黒田藩プレス, 2010.10
- デイヴィッド・アーモンド『ミナの物語』東京創元社, 2012.10
- ジェイニー・ボライソー『雨の浜辺で見たものは』創元推理文庫 2012.8
- ランサム・リグズ『ハヤブサが守る家』東京創元社, 2013.10
- マーガレット・マーヒー『不完全な魔法使い』東京創元社, 2014.1
- ロバート・F・ヤング『宰相の二番目の娘』(創元SF文庫 2014.10
- マーガレット・マーヒー『不思議な尻尾』東京創元社, 2014.12
- カーメン・アグラ・ディーディ, ランダル・ライト『チェシャーチーズ亭のネコ』東京創元社, 2014.7
- サリー・ガードナー 著, デイヴィッド・ロバーツ 絵『火打箱』東京創元社, 2015.11
- ゾラン・ジヴコヴィッチ『12人の蒐集家/ティーショップ』(海外文学セレクション) 東京創元社, 2015.11
- クリフォード・D・シマック『中継ステーション 新訳版』ハヤカワ文庫 2015.12
- ジョナサン・オージエ『夜の庭師』(創元推理文庫) 2016.11
- チャールズ・ボズウェル『彼女たちはみな、若くして死んだ』創元推理文庫, 2017.6
- アンナ・スメイル『鐘は歌う』東京創元社, 2018.11
- デイヴィッド・アーモンド『ポケットのなかの天使』東京創元社, 2018.2
- マイケル・ドズワース・クック『図書室の怪 四編の奇怪な物語』(創元推理文庫 2020.10
- アガサ・クリスティ『ハーリー・クィンの事件簿』(創元推理文庫 2020.4