山西惇

日本の俳優、声優

山西 惇(やまにし あつし、1962年12月12日[2][3] - )は、日本俳優声優。本名:畑中 敦史[1]

やまにし あつし
山西 惇
本名 畑中 敦史[1]
生年月日 (1962-12-12) 1962年12月12日(61歳)
出身地 日本の旗 日本京都府京都市[2]
身長 170 cm
血液型 B型[2]
職業 俳優声優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
配偶者
所属劇団 そとばこまち( - 2001年
事務所 リコモーション
主な作品
テレビドラマ
相棒
利家とまつ〜加賀百万石物語〜
Dr.コトー診療所
真田丸
半沢直樹
 
受賞
第27回読売演劇大賞優秀男優賞
第31回読売演劇大賞最優秀男優賞
第74回芸術選奨 演劇部門 大臣賞
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リコモーション所属。身長170cm、体重67kg[2]。血液型はB型[2][3]京都府京都市出身[2][3]

略歴 編集

京都聖母学院小学校[4]東大寺学園中学校・高等学校[4][5]を経て、1981年京都大学工学部石油化学科に入学[5]。1回生の時より京大の学生劇団を母体とする劇団そとばこまちに所属する[6][7]

1986年京都大学を卒業後[2][5]、教授の推薦により関西の石油化学メーカーに就職[7]。研究職として勤務するかたわらで、2年目から「趣味の延長」として週末や終業後を利用して「そとばこまち」に再び参加、役者と演出を務める。4代目座長の生瀬勝久のもと初の東京進出となる1992年2月の舞台『冬の絵空』(本多劇場)で演出を手がけるが、上演期間と勤務先のハワイ研修の日程が重なったことで、「食うくらいなら、なんとかなるで」との生瀬の言葉にも背中を押されて退職を決意、芝居に専念することとなる。以降、2歳年上の生瀬とともに二人三脚で数々の舞台作品を作り上げ、2001年に揃って退団する[6][8][7]

以降、演技派俳優として舞台やテレビドラマ映画などで活躍し、テレビドラマ『相棒』(テレビ朝日系)では約20年にわたりパンダのコーヒーカップを片手に水谷豊演じる特命係・杉下右京のもとを訪れて「暇か?」と声をかける課長・角田六郎役を演じ続けている[9]

2001年に、近藤芳正が中心に旗揚げした「劇団ダンダンブエノ」の全公演に酒井敏也ともに出演しており、2006年の公演では演出も手がけた。

京都大学という経歴を買われ、ドラマだけでなく『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』などのバラエティのクイズ番組にも出演している[9]

2020年2月、「イーハトーボの劇列車」「木の上の軍隊」で第27回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞[10]

2024年2月、「エンジェルス・イン・アメリカ」「闇に咲く花」で第31回読売演劇大賞最優秀男優賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

人物 編集

芸名の山西惇は、舞台に立つ際に本名「畑中」のままでは「恥ずかしい」からと、東大寺学園高校時代に周囲から顔が似ていると言われていた軽音楽部の2年先輩から「山西」姓を無断で借用して名付けた[11][12]

2009年に19歳年下の女性と結婚[13]。一男三女の父[14]。趣味は料理で、子供のためにもやし入りのお好み焼きを振舞う[15]

衆議院議員前原誠司は中学・高校時に塾の同級生だった[16][17]

受賞歴 編集

2024年

出演 編集

舞台 編集

テレビドラマ 編集

映画 編集

配信ドラマ 編集

劇場アニメ 編集

ゲーム 編集

CD 編集

ラジオ 編集

バラエティ 編集

CM 編集

その他 編集

  • 元気のヒミツ 愛娘とすごす休日 山西惇(2011年9月24日、朝日新聞be (朝日新聞) on Saturday」赤e5面、インタビュー)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b 山西惇”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2016年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g アーティスト 山西惇”. 株式会社キューブ オフィシャルサイト. キューブ. 2021年12月11日閲覧。
  3. ^ a b c 『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 〜オフィシャルコレクション〜』、新声社、1997年9月27日、67頁、ISBN 4-88199-381-X 
  4. ^ a b あいつ今何してる?2016/10/12(水)19:00放送内容”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2016年10月12日). 2021年3月19日閲覧。
  5. ^ a b c 京都大学大学案内2016”. pp. 4-5. 2016年7月4日閲覧。
  6. ^ a b “会社か芝居か 山西惇が“役者一本”決意した生瀬勝久の一言”. 日刊ゲンダイDIGITAL. (2016年11月14日). http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/193705 2016年11月18日閲覧。 
  7. ^ a b c “京大卒の山西惇「『勉強する方法』を学んだ量子力学は芝居に通じる」”. dot.ドット (朝日新聞出版). (2015年3月18日). https://dot.asahi.com/articles/-/107280?page=1 2016年11月18日閲覧。 
  8. ^ “会社か芝居か 山西惇が“役者一本”決意した生瀬勝久の一言”. 日刊ゲンダイDIGITAL: p. 2. (2016年11月14日). http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/193705/2 2016年11月18日閲覧。 
  9. ^ a b 長山清子 (2015年7月18日). “俳優 山西 惇さんの「人に教えたくない店」”. President Online. プレジデント社. 2016年11月25日閲覧。
  10. ^ 第27回読売演劇大賞(2020年) 受賞者・受賞作紹介
  11. ^ 「ヒマかっ?」の角田課長こと山西惇、勝手に芸名を頂戴した“山西先輩”とVTRで再会”. テレビドガッチ (2016年10月12日). 2016年11月9日閲覧。
  12. ^ ““暇課長”山西惇が勝手に芸名を頂戴した相手とは?”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2016年10月11日). https://thetv.jp/news/detail/89226/ 2016年11月18日閲覧。 
  13. ^ 山西惇(インタビュアー:五十住和樹)「〈家族のこと話そう〉4人の子 好きな仕事を 俳優・山西惇さん」『東京新聞』、2019年5月5日https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201905/CK2019050502000189.html2019年11月28日閲覧 
  14. ^ 山西惇 @8024atc”. Twitter. 2016年5月19日閲覧。
  15. ^ 2011年9月24日朝日新聞「be on Saturday」赤e5「元気のヒミツ 愛娘とすごす休日 山西惇」より。
  16. ^ 山西惇”. X. 2023年12月17日閲覧。
  17. ^ 葉月, 福島 (2020年9月19日). “前原誠司 元国交相が検証『半沢直樹』JAL債権放棄の現場は…”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]. 2023年12月17日閲覧。
  18. ^ 第31回読売演劇大賞結果発表、最優秀作品賞はイキウメ「人魂を届けに」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月2日). 2024年2月2日閲覧。
  19. ^ 第74回『芸術選奨』受賞者を発表 佐藤浩市、池松壮亮、中村勘九郎、藤井フミヤら”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年2月28日). 2024年2月28日閲覧。
  20. ^ 山西惇; 松下洸平(インタビュアー:上村由紀子)「こまつ座『木の上の軍隊』山西惇と松下洸平にインタビュー!「松下くんと向き合うと”上官モード“が高まってくる」」『エンタステージ』、2016年11月8日https://enterstage.jp/interview/2016/11/005949.html2019年11月29日閲覧 
  21. ^ アニマルなキャスティングが実現!森新太郎演出「イニシュマン島のビリー」”. ステージナタリー (2016年2月21日). 2016年2月22日閲覧。
  22. ^ 山西惇(インタビュアー:高橋晴代)「山西 惇が語るKERA×古田新太のナンセンス企画」『チケットぴあ』、2016年5月18日http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=2016051800022016年5月19日閲覧 
  23. ^ 石田明; 山西惇; 青木豪; 土田英生(インタビュアー:永瀬夏海)「『相対的浮世絵』座談会〜「今、悩んでいる人に観に来て欲しい」石田明(NONSTYLE)、山西惇、青木豪、土田英生が語る」『SPICE』、2019年10月16日https://spice.eplus.jp/articles/2571362019年11月28日閲覧 
  24. ^ KERAが“全員がメインキャスト、みたいな”出演者と届ける「世界は笑う」に瀬戸康史ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年4月4日). 2022年4月19日閲覧。
  25. ^ “上村聡史演出のフルオーディション公演「エンジェルス・イン・アメリカ」出演者決定”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年2月7日). https://natalie.mu/stage/news/464626 2022年3月26日閲覧。 
  26. ^ 明石家さんまが聖徳太子に、新劇場・IMM THEATERのこけら落とし公演「斑鳩の王子」”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年10月20日). 2023年10月20日閲覧。
  27. ^ 「真田丸」山西惇『名胡桃城は北条のもの!』”. ザテレビジョン (2016年6月5日). 2016年6月29日閲覧。
  28. ^ “水谷豊×寺脇康文、再会2シーズン目の『相棒』10月に2クールでスタート”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年8月31日). https://news.mynavi.jp/article/20230831-2761260/ 2023年8月31日閲覧。 
  29. ^ “栗山千明、『相棒』現場の裏話明かす 水谷豊&寺脇康文は「本番以外でも相棒」”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年9月26日). https://news.mynavi.jp/article/20230926-2778723/ 2023年9月26日閲覧。 
  30. ^ 特命係長 只野仁(シーズン4)”. メディアミックス・ジャパン. 2017年12月3日閲覧。
  31. ^ ストーリー”. 下北沢ダイハード. テレビ東京 (2017年). 2018年11月15日閲覧。
  32. ^ “三谷幸喜氏新作「風雲児たち」に小林隆、山西惇、中川大志、中原丈雄ら「真田丸」勢”. Sponichi Annex. (2017年11月6日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/11/06/kiji/20171106s00041000253000c.html 2017年11月9日閲覧。 
  33. ^ 「華麗なる詐欺師 今夜の標的は強欲非道ゴッドファーザー」”. Muscat. フジテレビ (2018年4月10日). 2018年4月14日閲覧。
  34. ^ 吉岡秀隆主演『悪魔が来りて笛を吹く』に志田未来、中村蒼、倉科カナら”. CINRA.NET (2018年6月8日). 2019年1月20日閲覧。
  35. ^ まんぷく第82回・まさか萬平さんが浮気?”. Lmaga.jp. 京阪神エルマガジン社 (2019年1月8日). 2019年1月20日閲覧。
  36. ^ “妻夫木聡&蒼井優、NHK終戦ドラマで夫婦役に 生体解剖の罪と隠された真実”. シネマトゥデイ. (2021年5月26日). https://www.cinematoday.jp/news/N0123689 2021年6月10日閲覧。 
  37. ^ “金田一少年の事件簿:「金田一少年の殺人」26年ぶり復活 “一”道枝駿佑が容疑者に 宮澤エマ&ゆきぽよらゲスト出演”. MANTANWEB (MANTAN). (2022年5月29日). https://mantan-web.jp/article/20220529dog00m200020000c.html 2022年5月29日閲覧。 
  38. ^ “「漁港の肉子ちゃん」に吉岡里帆、マツコ・デラックスら出演”. 映画ナタリー. (2021年4月10日). https://natalie.mu/eiga/news/423915 2021年4月10日閲覧。 

外部リンク 編集