山野目章夫
山野目 章夫(やまのめ あきお、1958年8月12日 - )は、日本の法学者。専門は民法。早稲田大学大学院法務研究科教授。新司法試験考査委員(民法)。福島県福島市出身。
略歴
編集- 福島県立福島高等学校卒業(29回)
- 1981年 東北大学法学部卒業、東北大学法学部助手(指導教授は鈴木禄彌)
- 1988年 亜細亜大学法学部専任講師
- 1993年 中央大学法学部助教授
- 2000年 早稲田大学法学部教授
- 2004年 早稲田大学大学院法務研究科教授
- 2004年 旧司法試験第二次試験考査委員(同年口述から2005年まで)
- 2006年 新司法試験考査委員(民法)
研究テーマ
編集- 不動産登記法
- 土地私法の思想的視座
- 市民社会における人の諸像と民法
在外研究
編集- エクス・マルセイユ第三大学客員教授(2003年3月、2006年3月)
著書
編集- 『土地法制の改革――土地の利用・管理・放棄』有斐閣,2022年,ISBN:978-4-641-13879-7
- 『不動産登記法』(商事法務、2009年)
- 『新担保・執行法講座〈第4巻〉動産担保・債権担保等、法定担保権』共著(民事法研究会、2009年)
- 『物権法 第4版』(日本評論社、2009年)
- 『要件事実論30講 第2版』共著(弘文堂、2009年)
- 『不動産登記法入門』(日本経済新聞出版社、2008年)
- 『民法/総則・物権 第4版』(有斐閣、2007年)
- 『ブリッジブック先端民法入門【第2版】4』編著(信山社、2006年)
- 『論点講義シリーズ3 民法総則 第4版』共著(弘文堂、2006年)
- 『表現の自由とプライバシー―憲法・民法・訴訟実務の総合的研究』共著(日本評論社、2006年)
- 『境界紛争解決制度の解説―筆界特定・ADRのポイント』共著(新日本法規出版、2006年)
- 『初歩からはじめる物権法 第5版』(日本評論社、2007年)
- 『実務論点集 新不動産登記法』編共著(金融財政事情研究会、2005年)
- 『リーガル・リサーチ第2版』共著(日本評論社、2005年)
- 『要件事実論と民法学との対話』共著(商事法務、2005年)
- 『ケースではじめる民法 補正版』編著(弘文堂、2005年)
- 『新・民法学〈2〉物権法 第2版』共著(成文堂、2004年)
- 『マンション法』共著(有斐閣、2003年)
- 『民法総則 第3版』共著(弘文堂、2002年)
- 『新判例マニュアル 民法2物権』(三省堂、2002年)
- 『今日の家族をめぐる日仏の法的諸問題』編著(中央大学出版部、2000年)
- 『建物区分所有の構造と動態―被災マンションの復興』(日本評論社、1999年)
- 『定期借地権論-定期借地制度の創設と展開』(一粒社、1997年)
- 『新・民法学〈2〉物権法』共著(一粒社、1994年)
- 『要論債権総論』共著(青林書院、1993年)
【概論シリーズ】
- 『民法概論1 民法総則』単著(有斐閣、第2版、2022年)
- 『民法概論2 物権法』単著(有斐閣、2022年)
- 『民法概論4 債権各論』単著(有斐閣、2018年)
- 『不動産登記法概論-登記先例のプロムナード』単著(有斐閣、2013年)
「国立国会図書館サーチ」を参照
所属学会
編集- 日本私法学会
- 日仏法学会
- 比較法学会
- 日本土地法学会
- 金融法学会