岡山県立倉敷中央高等学校

岡山県倉敷市にある高等学校

岡山県立倉敷中央高等学校(おかやまけんりつくらしきちゅうおうこうとうがっこう, Okayama Prefectural Kurashiki Chuo High School)は、岡山県倉敷市西富井にある県立高等学校

岡山県立倉敷中央高等学校
地図北緯34度34分20.6秒 東経133度44分35.1秒 / 北緯34.572389度 東経133.743083度 / 34.572389; 133.743083座標: 北緯34度34分20.6秒 東経133度44分35.1秒 / 北緯34.572389度 東経133.743083度 / 34.572389; 133.743083
過去の名称 1. 岡山青年師範学校附属高等学校
2. 岡山大学岡山青年師範学校附属高等学校
3. 岡山県立倉敷至誠高等学校日吉分校・岡山大学岡山青年師範学校附属高等学校(併)
4. 倉敷市立精思高等学校・岡山大学教育学部附属高等学校(併)
5. 岡山県立倉敷精思高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 岡山県
学区 全県学区
設立年月日 1948年昭和23年)4月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科(類型、文系、理系、子どもコース、健康スポーツコース)
家政科
福祉科
看護科
専攻科 看護専攻科
学期 3学期制
学校コード D133210000098 ウィキデータを編集
高校コード 33113K
所在地 710-0845
岡山県倉敷市西富井1384番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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岡山県立倉敷中央高等学校の位置(岡山県内)
岡山県立倉敷中央高等学校

概要 編集

歴史
1948年昭和23年)に設置された官立(国立)「岡山青年師範学校附属高等学校」を前身とする。2012年平成24年)に創立65周年を迎えた。1995年度(平成7年度)まで事実上の女子高であった[要出典]。現在、すべての科で男子生徒の受け入れを行っているものの、専攻科を含む在校生が約1000人のうち男子は約18人にとどまっている[1]
スローガン
「生まれた夢に 望む未来に。」
校章
百合花弁の絵を背景にして、中央に「高」の文字を置いている。校章にちなみ、学園祭(体育祭・文化祭)は「白ゆり祭」と呼ばれている。
校歌
現校歌は創立50周年を記念し1998年平成10年)11月に制定された。作詞は西山進、作曲は荻原省己による。歌詞は3番まであり、各番とも校名の「倉敷 倉敷中央 わが母校」で終わる。現状では2番までしか歌うことはなく、三番目の歌詞を知らない[要出典]
設置課程・コース
全日制課程 4学科
  • 普通科
    • 人間探求コース - 医療看護系、福祉保育系
    • それ以外 - 2年次から類型のコース(国際文化系、日本文化系、芸術系、体育系)を選択。
  • 家政科
  • 福祉科
  • 看護科 - 専攻科を含む5年制

沿革 編集

  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施)により、倉敷市日吉町に官立(国立)「岡山青年師範学校附属高等学校」が開校。
    • 定時制昼間課程2学科(農業科・家庭科)を設置し、修業年限を4ヶ年とする。
  • 1949年(昭和24年)5月31日 - 新制大学岡山大学の発足に伴い、「岡山大学岡山青年師範学校附属高等学校」に改称。
  • 1950年(昭和25年)4月1日 - 「岡山県立倉敷至誠高等学校日吉分校」が併設される。
    • 定時制昼間課程2学科(農業科・家庭科)と 定時制夜間課程1学科(商業科)を設置。それぞれ修業年限を4ヶ年とする。
    • 岡山青年師範学校附属高等学校の募集は停止され、在校生は第2・3学年のみとなる。
  • 1951年(昭和26年)4月1日
    • 岡山県立倉敷至誠高等学校日吉分校と定時制夜間課程を統合・市立移管し、「倉敷市立精思高等学校」に改称。課程・学科はそのまま継承。(1〜3年生)
    • 岡山青年師範学校の廃止に伴い、岡山大学青年師範学校附属高等学校は「岡山大学教育学部附属高等学校」に改称。(在学生は4年生のみ)
  • 1952年(昭和27年)3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、岡山大学教育学部付属高等学校が廃止され、完全に市立高校となる。
  • 1955年(昭和30年)6月16日 - 昼間部(農業科・家庭科)を倉敷市西富井(現在地)に移転。夜間部(商業科)はそのまま日吉校舎に存置。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 昼間部を県に移管の上、「岡山県立倉敷精思高等学校」とし、全日制課程に切り替える。
    • 在学中の昼間部(農業科・家庭科)は該当学年に編入となる。
    • 夜間部は分離し、倉敷市立精思高等学校(商業科・普通科)として独立。(市立のまま)
  • 1965年(昭和40年)
    • 4月1日 - 「岡山県立倉敷中央高等学校」(現校名)と改称。衛生看護科を設置。
    • 11月29日 - この日を開校記念日に制定(県立移管の調印日が1962年(昭和37年)11月29日であったことから)。
  • 1968年(昭和43年)4月1日 - 衛生看護科に専攻科(修業年限2ヶ年)を設置。
  • 1971年(昭和46年)4月6日 - 寄宿舎が完成。
  • 1978年(昭和53年)9月1日 - プールが完成。
  • 1983年(昭和58年)3月28日 - 第1棟が完成。
  • 1984年(昭和59年)4月1日 - 家政科を設置。
  • 1986年(昭和61年)3月31日 - 第2棟が完成。
  • 1988年(昭和63年)6月7日 - 中央棟が完成。
  • 1989年(平成元年)1月10日 - 記念会館が完成。
  • 1990年(平成2年)3月10日 - 中庭を整備。
  • 1991年(平成3年)3月31日 - 体育館が完成。
  • 1993年(平成5年)3月31日 - 庭園を整備。
  • 1995年(平成7年)4月1日 - 共学に移行して初となる男子一期生が入学。
  • 1996年(平成8年)
    • 4月1日 - 福祉科を設置。
    • 8月27日 - 普通教室を増築。
    • 9月20日 - 実習棟が完成。
  • 1997年(平成9年)2月17日 - 実習棟の北側に中庭を整備。
  • 1999年(平成11年)
    • 2月23日 - 武道場が完成。
    • 4月1日 - 普通科に人間探究コースを設置。
  • 2000年(平成12年)3月31日 - 正門と生徒昇降口周辺を整備。
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 衛生看護科の募集を停止し、5年制の看護科を設置。
  • 2006年(平成18年)9月12日 - 東門と南門を改修。
  • 2017年(平成29年)10月26日 - 創立70周年記念式典を挙行。

学校行事 編集

3学期制

1学期
  • 4月 - 入学式、新任式・退任式、生徒会・家庭クラブ総会
  • 5月 - 1年宿泊研修、中間考査、福祉科3年施設実習、球技大会(バドミントン、ソフトボール、卓球、バレーから好きなものを選択)
  • 6月 - 戴帽式、看護科3年看護臨床実習、2年修学旅行
  • 7月 - 看護専攻科前期考査、期末考査、看護科3年看護臨床実習、合唱祭、夏期補習
  • 8月 - 第1回オープンスクール、夏期補習、看護科の日
2学期
  • 9月 - 白ゆり祭 (文化祭)・白ゆり祭(体育祭)、看護専攻科2年看護臨地実習、実力考査
  • 10月 - 福祉科の日 (ウェルフェアデー/Welfare Day)、中間考査、看護科3年看護臨床実習、福祉科2年施設実習、看護専攻科1年看護臨地実習、家政科の日
  • 11月 - 第2回オープンスクール、開校記念日(29日)、芸術鑑賞、生徒会役員選挙、家庭クラブ役員選挙、普通科人間探究コースの日
  • 12月 - 期末考査、看護専攻科終講考査、冬季補習
3学期

部活動 編集

運動部(11個)

卓球部、剣道部、ダンス同好会のみ男子の入部可能

文化部(17個)

文化部すべて男子入部可能

交通アクセス 編集

最寄りの鉄道駅

出身者 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集