岡嵜 雄介(おかざき ゆうすけ、1981年7月19日[1] - )は広島県呉市出身の元プロ野球選手外野手)、高校野球指導者、ホッケー指導者。武田高等学校情報科教諭。

岡嵜 雄介
武田高等学校硬式野球部 監督
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 広島県呉市
生年月日 (1981-07-19) 1981年7月19日(39歳)
身長
体重
174[1] cm
75[1] kg
選手情報
投球・打席[1]投両[1]
ポジション 外野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

経歴編集

小学校6年時より野球を始める[2]

高校は県内の強豪・広島県立広島商業高等学校に進学[1]。在学中に甲子園大会に出場するが控え選手だったため自身の出場はない[2]

神戸学院大学人文学部に一般受験を経て入学[2]関西六大学野球連盟所属の野球部に所属した[1]

大学卒業後は地元の社会人チームのワイテックに入社[1]。2年間所属し、ショーケーストライアウト受験のため渡米[2]フロンティアリーグのチームからオファーを受けるも[3]、ビザの関係で断念し、帰国した[2]

2006年のシーズン途中に四国アイランドリーグ徳島インディゴソックスに入団[4]。2年目はレギュラーとなり、広島東洋カープのトライアウトに最終選考まで残ったが、2007年シーズン終了後に退団し[4]、26歳で現役を引退した。以後、リーグと直接の関係はないが、2014年8月2日のリーグ創立10周年記念OB戦(香川オリーブガイナーズOBチームと対戦)に出場予定であったものの[5]、雨天により試合は中止となった[6]

引退後、広告代理店勤務を経て、佛教大学通信教育部、日本大学通信教育部[2]で「地理・歴史」「公民」「情報」の高校教員免許を取得した[3][7]。教員を目指した理由について「教師は自分で授業や部活動をデザインし、人をつくる仕事。そこに面白さを感じた」と述べている[3]

2011年から京都の立命館高等学校に赴任[3]。当時は「プロアマ規定」により元プロ野球選手の指導が規制されていたため、経験のないホッケー部の顧問となる[3]。自身が直面した「プロアマ規定」がホッケーにはないことに着目して日本リーグ女子チームとの練習試合をおこなったり、選手交代に制限がない点を生かして頻繁な交代でチームの走力を維持する作戦を導入したりする工夫を重ね、2012年夏のインターハイでは監督としてベスト8に導いた[3]

その後、2013年にプロアマ規定の解禁により、京都府では始めてのプロ野球経験者による野球指導者(コーチ)となった[3]

2014年4月からは地元の広島県東広島市の武田高等学校に赴任[3]。硬式野球部の副部長となる。2015年には部長、7月からは監督に就任した。岡嵜の先進的な指導により、創部10年程で県内でも無名だった同校[注釈 1]のレベルを上げ、中学時代に無名の選手で最速121キロだった谷岡楓太を3年時には152キロにまで成長させた[8]。2019年10月のプロ野球ドラフト会議では谷岡がオリックス・バファローズから育成枠2位で指名を受け、同校史上初のプロ野球選手となった[9]

武田高校は2020年夏の高校野球広島県大会においては、甲子園出場経験のある強豪の広島県瀬戸内高等学校を破り、同校初のベスト4まで進んだ[10]。準決勝においては岡嵜の母校でもある、広島県立広島商業高等学校と対戦し、惜しくも敗れた[11]

著名な教え子編集

詳細情報編集

独立リーグでの打撃成績編集

出典は四国アイランドリーグPlusウェブサイト[12]











































2006 徳島 .120 31 85 75 6 9 2 0 0 7 24 4 1 5 0 2 .147 .175
2007 .235 76 233 187 25 44 4 4 0 9 38 20 3 21 1 8 .299 .318
通算:2年 .202 107 318 262 31 53 6 4 0 16 62 24 4 26 1 10 .256 .278

背番号編集

  • 31 (2006年 - 2007年)

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 同校は大学進学に力を入れている進学校のため平日の練習時間は50分程しかない[8]。また、スポーツ推薦の部員がいない、専用の野球場がない[8]など制約が大きい。なお、姉妹校で同じ学校法人が経営する呉港高等学校は過去に甲子園大会での全国優勝をするなど強豪校として知られている。

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h 岡嵜雄介 - えータウン徳島(有名人偉人集)
  2. ^ a b c d e f “監督”. 武田高校 硬式野球部 Zebras. http://takeda-baseball.blogspot.com/p/blog-page_77.html?m=1 2020年11月14日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h “【常識破りの高校野球】(下)カウンターベースボールの精神”. 教育新聞. (2019年8月9日). https://www.kyobun.co.jp/news/20190809_04/ 2020年3月8日閲覧。 
  4. ^ a b 終盤の追い上げ及ばず、日本ハムに敗れる 〜フェニックス・リーグ〜 - Sports Communications(2007年10月14日。「徳島の2選手退団」の箇所を参照)
  5. ^ 創立10シーズン目記念 香川OG vs 徳島IS OB戦第2戦出場選手のお知らせ - 香川オリーブガイナーズ(2014年7月7日)
  6. ^ 香川OG 対 徳島IS OB戦 雨天中止のお知らせ - 香川オリーブガイナーズ(2014年8月2日)
  7. ^ “【独立リーグの明日 第7部・兵庫の挑戦(6完)】プロから見ると「アマ」、高野連からは「プロ」の独立L…野球界皮肉る「ねじれ」も甲子園目指さなければ生じず”. 産経新聞. (2014年2月15日). https://www.sankei.com/west/news/140215/wst1402150084-n1.html 2020年5月10日閲覧。 
  8. ^ a b c “ドラフト候補を育てた広島の無名校。「育てることと夏に勝つことは違う」”. Sports Graphic Numberweb. (2019年7月30日). https://number.bunshun.jp/articles/-/840177 2020年3月8日閲覧。 
  9. ^ “武田高野球部、50分で効率練習”. 中国新聞. (2019年12月4日). https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=593881&comment_sub_id=0&category_id=112 2020年3月8日閲覧。 
  10. ^ “武田IT打線の7者連続安打は広島野球100年に新たな息吹、広島商、広陵も4強入りで2020広島の特別な夏、最終章へ…川風の街、七色の光#46”. ひろスポ!. (2020年8月3日). https://hirospo.com/pickup/67144.html 2020年9月19日閲覧。 
  11. ^ “広島商121年の歴史に挑んだIT野球の武田、プロ注目の左腕高井と144キロ右腕久保田の激突が残したもの、夏季広島県高校野球大会”. ひろスポ!. (2020年8月9日). https://hirospo.com/pickup/67311.html 2020年9月19日閲覧。 
  12. ^ 記録・成績 - 四国アイランドリーグplus(該当年度の「打撃成績(全選手)」)
[脚注の使い方]

関連項目編集

外部リンク編集