岡本清
岡本 清(おかもと きよし、1930年3月25日 - )は、日本の会計学者。千葉県船橋市出身。一橋大学名誉教授、東京国際大学名誉教授。
人物
編集専門は、原価計算・管理会計。日経・経済図書文化賞、日本会計研究学会学会賞受賞。第16期日本学術会議会員。2009年瑞宝中綬章受章。
千葉県船橋町(現:船橋市)出身。松本雅男門下[1]。弟子に、廣本敏郎(一橋大学名誉教授、公認会計士・監査審査会長)[2]・尾畑裕(一橋大学名誉教授)[3]・小林啓孝(慶應義塾大学名誉教授)等がいる[4]。モルガン銀行日本代表を務めた藤巻健史(元参議院議員)[5]・石川千晶(公認会計士、情報公開・個人情報保護審査会委員)なども岡本ゼミ出身[6]。
翻訳家の岡本浜江(日本児童文芸家協会顧問、児童文化功労者)は妻。経営学者の岡本大輔(慶應義塾大学商学部教授、義塾賞)は長男。鳶職・コントラバス奏者の岡本希輔(有限会社鳶地庫代表取締役)は次男。計算機工学者の岡本秀輔(成蹊大学理工学部情報科学科教授)は三男。
学歴
編集- 1944年 陸軍幼年学校入学
- 1947年 東京都立第三中学校(現東京都立両国高等学校・附属中学校)卒業
- 1954年 一橋大学商学部卒業
- 1960年 一橋大学大学院商学研究科博士課程修了
- 1964年 商学博士(一橋大学)の学位を取得「Category:商学博士取得者」を参照
- 1965年 フルブライト交換教授研究員プログラムでミシガン大学留学
職歴
編集叙位・叙勲
編集- 瑞宝中綬章受章, 2009
受賞
編集- 日本会計研究学会学会賞受賞, 1969
- 日経・経済図書文化賞受賞, 1973
著書
編集- 『米国標準原価計算発達史』(白桃書房、1969年)。
- 『原価計算』(国元書房、1973年初版、2000年六訂版発行) ISBN 4765810097。
- 『原価計算基準の研究』編著(1981年、国元書房)。
- 『管理会計の基礎知識』編著(1982年、中央経済社)。
- 『ハイテク会計』共著(1988年、同友館)
- 『管理会計』廣本敏郎,尾畑裕,挽文子共著(2005年、中央経済社、2008年第2版発行)。
- 『原価計算問題集』(2005年、国元書房) ISBN 4765810100。
- 『新検定簿記講義 2級工業簿記』編著(中央経済社)。
- 『新検定簿記講義 1級工業簿記』編著(中央経済社)。
- 『新検定簿記講義 1級原価計算』編著(中央経済社)。
※その他分担執筆・論文多数あり。
脚注
編集外部リンク
編集学職 | ||
---|---|---|
先代 金子泰雄 |
東京国際大学学長 第3代 : 2000年 - 2002年 |
次代 荒井孝昌 |
その他の役職 | ||
先代 新井益太郎 |
日本原価計算研究学会会長 第3代 : 1991年 - 1994年 |
次代 宮本匡章 |