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岡野 光喜(おかの みつよし、1945年(昭和20年)2月5日 - )は、日本銀行家スルガ銀行頭取、会長を歴任した。静岡県サッカー協会代表理事会長。

おかの みつよし
岡野 光喜
生誕 (1945-02-05) 1945年2月5日(74歳)
静岡県
出身校 慶應義塾大学経済学部
職業 銀行家
配偶者 あり

目次

来歴・人物編集

静岡県出身。スルガ銀行創業家に生まれ、曾祖父である岡野喜太郎は同行初代頭取、父は同行第三代頭取を務めた岡野喜一郎[1]。2016年7月に死去した実弟である岡野喜之助は同行副社長兼COOを務めた[2]

慶大卒業後、富士銀勤務を経て入行。1985年には、当時地銀業界で最年少となる40歳でトップに就任。個人向けリテール業務への推進に舵を切り[3]、頭取の呼称を社長に変えた[4]2016年6月、世代交代を鮮明にし若返りを図るため会長に退いたが[5]、今後も経営を支えて行くとしていた[6]

2018年9月7日、シェアハウスオーナーへの融資に端を発する不正融資問題の調査において、最も責任が重いと第三者委員会の報告書において指摘されたことを受けて、代表取締役会長CEOを引責辞任した[7][8]。 また岡野は、スルガ銀行系の一般財団法人であるベルナール・ビュフェ美術館、スルガ奨学財団、井上靖文学館、企業経営研究所で理事長や理事、評議員を務めていたが、2019年5月17日に開催されたそれぞれの理事会で辞任が承認された[9]

2013年度役員報酬1億9400万。2014年度役員報酬1億9200万円。2015年度役員報酬1億9200万円。2016年度役員報酬1億9200万円。2018年3月期の報酬は1億9700万円[2]

2018年11月、スルガ銀行より上記不正融資で多額の損失を招いたとして、元社長の米山明広らと連帯して総額35億円を支払うよう求める損害請求訴訟を提起される[10][11]

略歴編集

著作編集

著書編集

  • 『岡野光喜の国際ビジネスマン訪問』(岑亜紀良訳)ケイザイ春秋社 1981年

監訳書編集

脚注編集

  1. ^ 『豪閥 地方豪族のネットワーク』
  2. ^ a b “スルガ銀株主総会「自殺者も出たのに、会長が公の場で謝罪してない」、大炎上の内幕”. 弁護士ドットコム. (2018年7月2日). https://www.bengo4.com/internet/n_8128/ 2018年7月4日閲覧。 
  3. ^ 「数字で会社を読む【スルガ銀行】独自モデルで高収益 住宅ローンに注力し「異端児」路線を邁進」『週刊ダイヤモンド』 2013年10月18日
  4. ^ “エイベックス、松浦社長の報酬4億、2億以上も続出 1億以上の役員が商社と証券で増加”. ビジネスジャーナル. (2014年7月19日). http://biz-journal.jp/2014/07/post_5456.html 2015年9月24日閲覧。 
  5. ^ “<スルガ銀社長交代>50歳の新社長「強み生かす」”. 静岡新聞. (2016年6月24日). http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/253787.html 2016年6月26日閲覧。 
  6. ^ “スルガ銀、31年ぶりトップ交代 一族経営脱し若返り”. 日本経済新聞. (2016年6月24日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO03986350T20C16A6L61000/ 2016年7月15日閲覧。 
  7. ^ スルガ銀行 30年以上トップに君臨、岡野会長の姿なく毎日新聞 2018年9月7日
  8. ^ “<スルガ銀>経営、創業家から脱却へ 120年余の歴史、転換点”. 静岡新聞. (2018年9月8日). http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/538187.html 2018年9月9日閲覧。 
  9. ^ “創業家の役員辞任 スルガ銀系4財団、事業継続”. 静岡新聞. (2019年5月18日). https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/634918.html 2019年6月5日閲覧。 
  10. ^ スルガ銀、旧経営陣ら9人を提訴 35億円賠償請求日本経済新聞 2018年11月12日
  11. ^ スルガ銀、創業家の前CEOら訴える「信用失墜」朝日新聞 2018年11月12日

参考文献編集


先代:
岡野喜久麿
スルガ銀行頭取/社長
第5代:1985年 - 2016年
次代:
米山明広