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岩崎 力(いわさき つとむ、1931年8月12日 - 2015年4月10日)は、フランス文学者、翻訳家、東京外国語大学名誉教授。

山形県生まれ。1954年東京大学教養学部フランス科卒、1957年同大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了、東京外国語大学助教授、教授を務め、1994年退官、名誉教授、プール学院大学教授、2008年退職。1971-72年パリ第7大学講師、1986-88年パリ国際大学都市日本館館長。

数多くの翻訳を行い、特にフィリップ・ソレルスマルグリット・ユルスナールドミニク・フェルナンデスの翻訳で知られる。

著書編集

  • 『ヴァルボワまで 現代文学へのオベリスク』雪華社、1985年。

翻訳編集

  • ジャン・ルキエ『フランス文明研究入門』東京日仏学院、1956年。
  • ジャン・ルキェ『フランスの地理』東京日仏学院、1957年。
  • ジャン・ルキェ『フランス文明史序説』造型社、1958年。
  • フィリップ・ソレルス『公園』新潮社、1966年。
  • ジュール・ロワ『中国で経験したこと』至誠堂、1966年。 篠田浩一郎山崎庸一郎共訳
  • ソレルス『挑戦』第三書房、1966年。
  • ソレルス『ドラマ』新潮社、1967年。
  • ジャン・ギアール『南太平洋美術』新潮社〈人類の美術〉、1967年。
  • クロード・モーリアック『忘却』集英社、1968年。
  • クロード・シモン『歴史』白水社、1968年。
  • J=P・ファイユ他『新しい小説・新しい詩』竹内書店、1969年。季刊文芸誌『テル・ケル』第17号の「新しい文学」特集部分の全訳
  • ヴァレリー・ラルボー『バルナブースの日記』現代出版社、1969年。
  • ベケット『名づけられぬもの』中央公論社〈世界の文学 43〉、1970年。
  • マルグリット・ユルスナール『黒の過程』白水社、1970年。新装版1990年、改訳版〈ユルスナール・セレクション2〉2001年、新装版2008年
  • ジョルジュ・シャルボニエ『ビュトールとの対話』竹内書店、1970年。
  • アンドレ・マルロー『新潮世界文学 希望』新潮社、1970年。のち新潮文庫(上下)
  • ジョージ・D・ペインター『マルセル・プルースト伝記(上下)』筑摩書房、1971-72年。のち新装版
  • クロード・モーリアック『晩餐会』集英社、1973年。
  • マルト・ロベール『起源の小説と小説の起源』河出書房新社、1975年。西永良成共訳
  • アドリエンヌ・モニエ『オデオン通り』河出書房新社、1975年。のち改訂新版
  • ソレルス『数』新潮社、1976年。
  • ヴァレリー・ラルボー『罰せられざる悪徳・読書』コーベブックス、1976年。のち「みすずライブラリー」みすず書房
  • マルスラン・プレーネ『絵画の教え』朝日出版社、1976年。
  • スーザン・ソンタグアントナン・アルトー論』コーベブックス、1976年。
  • ドミニック・フェルナンデス『木、その根まで 精神分析と創造』朝日出版社、1977年。
  • マドレーヌ・シャプサル『夫婦の夜の大きな叫び』集英社、1978年。
  • ロジェ・ガローディ『人間の言葉』新潮社、1978年。
  • マリー=ルイーズ・オーモン『通勤路』早川書房、1979年。
  • ジャン・パリス『空間と視線 西欧絵画史の原理』美術公論社、1979年。
  • ジャン=ルイ・ド・ランビュール『作家の仕事部屋』中央公論社、1979年。
  • サルバドール・ダリ、アラン・ボスケ『ダリとの対話』美術公論社、1980年。
  • ユルスナール『アレクシスあるいは空しい戦いについて』白水社、1981年。
  • ジャック・リヴィエールフロイトとプルースト』弥生書房、1981年。
  • ジャン=フランソワ・ルヴェル 西永良成共訳『全体主義の誘惑』新潮社、1981年。
  • ドミニック・フェルナンデス『薔薇色の星』早川書房、1983年。
  • マルセル・プルースト『楽しみと日々』筑摩書房〈プルースト全集 11〉、1984年。のち岩波文庫
  • アルマンド・ヴェルディリオーネ『第二ルネサンス宣言』リブロポート、1984年。
  • ルネ・ミシャ『ピカソの八面体』美術公論社、1984年。
  • ドミニック・フェルナンデス『天使の手のなかで』早川書房、1985年。
  • ソレルス『ニューヨークの啓示 デイヴィッド・ヘイマンとの対話』みすず書房、1985年。
  • ユルスナール『とどめの一撃』雪華社、1985年。のち岩波文庫、〈ユルスナール・セレクション 3〉
  • ロラン・バルト『作家ソレルス』みすず書房、1986年。二宮正之共訳
  • ウィリアム・ワイザー『祝祭と狂乱の日々 1920年代パリ』河出書房新社、1986年。
  • フェルナン・ブローデル『都市ヴェネツィア 歴史紀行』岩波書店、1986年。のち岩波同時代ライブラリー
  • ユルスナール『姉アンナ…』白水社、1987年。
  • ソレルス、アラン・キリリ『ロダン「デッサン・エロティク」』リブロポート、1987年。西野嘉章共訳
  • ドミニック・フェルナンデス『天使の饗宴 バロックのヨーロッパ、ローマからプラハまで』筑摩書房、1988年。
  • ジャン・レイマリー編『バルテュス画集』リブロポート、1989年。
  • アンドレ・マルロー『黒耀石の頭 ピカソ・仮面・変貌』みすず書房、1990年。
  • ソレルス『遊び人の肖像』朝日新聞社、1990年。
  • ユルスナール『流れる水のように』白水社、1991年。のち〈ユルスナール・セレクション 4〉
  • ドミニック・フェルナンデス『ガニュメデスの誘拐 同性愛文化の悲惨と栄光』ブロンズ新社、1992年。
  • モーリス・サックス『屋根の上の牡牛の時代』リブロポート、1994年。
  • ソレルス『黄金の百合』集英社、1994年。
  • ソレルス『ゆるぎなき心』集英社、1994年。
  • ジャン・マレー『私のジャン・コクトー 想像を絶する詩人の肖像』東京創元社、1995年。
  • オルネラ・ヴォルタ編『エリック・サティ文集』白水社、1997年。
  • リュシアン・ルバテ『ふたつの旗』図書刊行会、1997年。
  • スーザン・ソンタグ『アルトーへのアプローチ』みすず書房、1998年。
  • ユルスナール、聞き手マチュー・ガレー『目を見開いて』白水社〈ユルスナール・セレクション 6〉、2002年。
  • ユルスナール『空間の旅・時間の旅』白水社〈ユルスナール・セレクション 5〉、2002年。共訳
  • ヴァレリー・ラルボー『幼なごころ』岩波文庫、2005年。
  • ユルスナール『世界の迷路Ⅰ 追悼のしおり』白水社、2011年。
  • ヴァレリー・ラルボー『A・O・バルナブース全集』岩波文庫(上下)、2014年。

参考編集

  • [1]
  • 岩崎力教授略歴および主な著書・訳書『ふらんぼー』1994