岩橋 徹(いわはし とおる、1927年9月4日 - )は、日本地質学者、教育者。静岡大学名誉教授。

1993年4月1日-1994年8月常葉学園大学教育学部教授。

2010年4月瑞宝中綬章受章[1]

経歴・人物 編集

アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに生まれる。 1945年福岡県立中学修猷館[2]、1948年旧制福岡高等学校理科甲類を経て、1952年九州大学理学部地質学科を卒業。同年同大学大学院前期課程(旧制)に入学し、1954年4月中退して同大学理学部助手となる。

1962年3月九州大学より論文「”佐世保炭田”炭の石炭化度の地質学的研究」で理学博士の学位を取得。1964年4月九州大学教養部講師となる。

1965年4月静岡大学教育学部助教授に転じ、1970年6月同教授に就任。1981年4月には同大学大学院教育学研究科を担当している。 1978年4月静岡大学教育学部就職委員会委員長、1980年4月から3年間静岡大学教育学部附属静岡小学校校長も務めた。 1991年3月静岡大学を停年退官、同年4月名誉教授となる。

1974年7月から12年間静岡県温泉審議会委員、1976年6月から14年間日本応用地質学会評議員、1989年6月静岡県地学会会長なども務めた。

脚注 編集

  1. ^ 平成22年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 3 (2010年4月29日). 2010年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月20日閲覧。
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員60頁

参考文献  編集

  • 「岩橋徹,木宮一邦先生をおくる」静岡大学地球科学研究報告第7号 3-4頁、静岡大学地球科学教室、1991年