岸 要(きし かなめ、1894年3月23日[1] - 1982年10月1日)は、日本実業家住友電気工業社長、会長を務めた。

経歴

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大阪府泉佐野市出身[1]1918年京都帝国大学法学部を卒業し、住友銀行での勤務を経て、1937年住友電気工業の前身である住友電線製造所に転職[1]

総務部長、経理部長、取締役、常務を経て、1947年から1956年11月までに社長を務め、1956年11月から1962年6月までに会長を務めた[1]1962年以降は相談役を務めた[1]

日本電気取締役、関西テレビ放送監査役なども歴任した[1]

1965年春に勲三等瑞宝章を受章した[2]

1982年10月1日呼吸不全のために大阪市住友病院で死去[3]。88歳没。

脚注

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  1. ^ a b c d e f 人事興信所 1981, き79頁.
  2. ^ 1965年 4月29日 読売新聞 朝刊 p7
  3. ^ 日本経済新聞1982年10月2日夕刊、p9

参考文献

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  • 人事興信所 編『人事興信録 第31版 上』人事興信所、1981年。