島尾新
日本美術史家
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島尾 新(しまお あらた、1953年〈昭和28年〉 - )は、日本美術史家。学習院大学文学部哲学科教授。専門は、日本美術史。特に雪舟と水墨画に関する研究。
人物情報 | |
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生誕 |
1953年(70 - 71歳) 日本・東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学文学部 東京大学大学院人文社会系研究科 |
学問 | |
研究分野 | 日本美術史 |
研究機関 | 学習院大学 |
脚注 |
来歴
編集東京都生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。同大学大学院美術史学専門課修士課程修了。
1984年(昭和59年)東京国立文化財研究所・独立行政法人文化財研究所美術部広域領域研究室長を経て、2002年(平成14年)多摩美術大学美術学部共通教育部門教授。2012年(平成24年)学習院大学文学部哲学科教授[1]。
著書
編集- 『如拙筆瓢鮎図 ひょうたんなまずのイコノロジー』「絵は語る5」平凡社 1995
- 『水墨画と語らう』「美術館へ行こう」新潮社 1997
- 『雪舟の「山水長巻」 風景絵巻の世界で遊ぼう』小学館 アートセレクション 2001
- 『もっと知りたい雪舟 生涯と作品』東京美術 アート・ビギナーズ・コレクション 2012
- 『和漢のさかいをまぎらかす 茶の湯の理念と日本文化』淡交社・淡交新書 2013
- 『水墨画入門』岩波新書 2019
- 『画聖雪舟の素顔 天橋立図に隠された謎』朝日新書 2022
共編著・監修
編集- 『水墨画 能阿弥から狩野派へ』日本の美術 至文堂 1994
- 『禅と天神』今泉淑夫共編 吉川弘文館 2000
- 『すぐわかる水墨画の見かた』監修 東京美術 2005
- 『日本三景への誘い 松島・天橋立・厳島』長谷川成一共編 清文堂出版 2007
- 『水墨画 日本の美術52』美術年鑑社 2010
- 荏開津通彦・高橋範子・畑靖紀・村田隆志・八木宏昌共著、辻惟雄監修
- 『写しの力 創造と継承のマトリクス』彬子女王・亀田和子共編 思文閣出版 2013
- 『日本美術全集 9 水墨画とやまと絵 室町時代』責任編集 小学館 2014
- 『東アジア海域に漕ぎだす 4 東アジアのなかの五山文化』編 東京大学出版会 2014
- 『雪舟 決定版』平凡社 別冊太陽 2020。山下裕二と監修
脚注
編集- ^ 『もっと知りたい雪舟』著者紹介