川上洋平
日本のミュージシャン、作曲家、作詞家、俳優
川上 洋平(かわかみ ようへい、1982年6月22日 - )は、日本のミュージシャン、作詞家、作曲家、俳優。ロックバンド・[Alexandros](旧名:[Champagne])でボーカル・ギターを担当している。
川上 洋平 | |
---|---|
別名 | 戸田よぺ子(英詞訳での名義) |
生誕 | |
学歴 | 青山学院大学法学部卒業 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
共同作業者 | [Alexandros] |
著名使用楽器 | |
Fender USA Jazzmaster(1965年製) |
人物編集
来歴編集
- 1982年6月22日、神奈川県川崎市生まれ。
- 父親の仕事の関係で、9歳~13歳までシリアに居住し同地のアメリカンスクールに通う。アメリカンスクール5年生の時に選択科目でクラシック・ギターの授業を受講したことをきっかけにギターにのめり込むようになる[3]。
- 帰国後、神奈川県立相模原弥栄高等学校に進学。後に[Champagne]のメンバーとなる白井眞輝・庄村聡泰は軽音楽部の同級生および後輩にあたる。
- 2001年4月、青山学院大学法学部に進学。なお早稲田大学社会科学部にも合格していたが、バンドデビューを目標にしていたためミュージシャンを多数輩出している青山学院への進学を決めたという。
- 大学在学中に[Champagne]を結成し、代々木公園での路上ライブ等を中心に活動。なお当時はリードギターを担当しており、前任のボーカリストの脱退に伴いボーカルを兼任するようになる。
- 2007年3月に大学を卒業後外資系メーカーで営業職に就くも、「運転中に無意識にリズムを刻んでいて先輩に注意された」等と語っており、「俺には音楽しかない」と考え[3]2010年に退職。その後インディーズデビューまではテレアポのアルバイトをしながらバンド活動を続けていた。
- 2017年の映画『きょうのキラ君』でカメオ出演ながら映画デビューを果たす。その後はテレビドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」への出演など、俳優としての活動も行っている。
人物編集
- 趣味は映画鑑賞で、「毎年200本鑑賞」を目標としている。映画好きが高じて雑誌でコラムを連載していた事もある。毎年年末にはブログでその年に観た映画の一覧を公開しており、2017年までは各映画の採点も行っていた[注 1]。
- 猫2匹(「ソイ」「ラテ」)を飼っている。かつては「ミルク」という猫も飼っており、ミルクをモデルとしたグッズが発売される等ファンからの人気も高かったが、2016年11月に老衰で没している(23歳没)。
- 学生時代より運転免許を取得しており、「For Freedom」PV等で車の運転シーンを披露している。その後更新を忘れてしまい失効し、2020年に再取得している。
- お酒を飲まない、タバコを吸わない、ギャンブルなどもしない[4][5][6]。
音楽的影響編集
- 英国のロックバンド・Oasis及び同バンドのギタリストであるノエル・ギャラガーに強い影響を受けていることを公言している。旧バンド名の「[Champagne]」は、Oasisの楽曲である「Champagne Supernova」から取られているほか、川上はノエルのシグネチャーモデルであるユニオンジャックがプリントされたギターを入手、ライブで使用している(下記使用機材項を参照)。
使用機材編集
主なもののみ記載。
エレキギター編集
- Fender USA Jazzmaster(1965年製、2T Sunburst)
- Fender Custom Shop Jazzmaster(White)
- 2013年に購入。現在はライブでのサブギターとして運用されているが、上記の1965年製Jazzmasterがトラブル等で使用できない場合はメインギターとして使用される場合もある。「Adventure」「Famous Day」等のPVにも登場している。
- Fender USA Custom Shop Stratocaster(White)
- 2009年にインディーズデビューが決定したタイミングで購入。以降、[Champagne]の活動のほとんどにおいてメインギターとして使用された。[Alexandros]名義になってからも、一部楽曲のレコーディングや「Feel like」PV等に登場している。
- Gibson Custom Shop Firebitd Non-Reverse(Red)
- Epiphone Sheraton Union Jack Supernova
- 川上が敬愛するノエル・ギャラガーのシグネチャーモデル。2016年のツアー「We Come In Peace」で初めて使用された。現在は弾き語り配信ライブ等でよく使用される。
アコースティックギター編集
- Martin 000-28
- 2022年現在ライブでメインとして使用されるアコースティックギター。2015年購入。PVでは「ワタリドリ」で使用された。
- Gibson HP665 SB
- 上記のMartin 000-28と並ぶライブでのメイン機。Martin 000-28よりも豊かな鳴りが特徴で、テンポの遅いバラード系の楽曲で使用されることが多い。
- Yamaha CPX2000
- 2012年頃に導入されていたアコースティックギター。もともとは磯部寛之からの借り物である。「Waitress, Waitress!」PVで使用。現在はライブ・レコーディング用機材からは引退しており、自宅で作曲を行う際に使用されることが多い。
アンプ編集
- SAVAGE Studio Glas 30
- [Champagne]名義時代から、最も多くのライブで使用されてきたアンプ。現在日本では流通していない。
- VOX AC30
- Fender BASSMAN
- どちらも現在のメインアンプ。歪んだ音を鳴らす時はAC30、クリーンサウンドを使用する際はBASSMANと使い分けている。
- Supro S6420
- 2015年の「ワタリドリ」レコーディング時に、スタジオにあったこのアンプを使用して気に入ったことから、翌年リイシューモデルを購入。
- Mesa/Boogie Rectifier
- VINTAGE SOUND AMPS Classic 22
参加楽曲編集
発売日 | アーティスト・タイトル | 楽曲名 | 参加パート |
---|---|---|---|
2014年 (未発売) |
POSSESSION=80.2 POR CENTO FM802「ACCESSキャンペーン」 |
「春の歌」 | ボーカル |
2014年 3月26日 | m-flo 『FUTURE IS WOW』 |
「FLY」 | 共作詞・共作曲・ゲストボーカル |
2015年 (未発売) |
Sugar & The Radio Fire FM802「ACCESSキャンペーン」 |
「Music Train 〜春の魔術師〜」 | ボーカル |
2017年10月11日 | 有安杏果 『ココロノオト』 |
「Drive Drive」 | 作詞・作曲 |
2017年11月29日 | SUGIZO 『ONENESS M』 |
「Daniela」 | ゲストボーカル |
2020年 1月 8日 | 木村拓哉 『Go with the Flow』 |
「Leftovers」 | 作詞・作曲・共編曲 |
2020年12月23日 | 東京スカパラダイスオーケストラ 『ALMIGHTY~仮面の約束 feat.川上洋平』 |
「ALMIGHTY~仮面の約束 feat.川上洋平」 | 英語詞・ゲストボーカル |
2021年 3月 3日 | 東京スカパラダイスオーケストラ 『SKA=ALMIGHTY』 |
「多重露光 feat.川上洋平」 | ゲストボーカル |
2021年 1月20日 | 家入レオ 『空と青』 |
「空と青」 | 作曲・編曲 |
出演編集
テレビドラマ編集
- ウチの娘は、彼氏が出来ない!!(2021年1月13日 - 3月17日、日本テレビ) - 橘漱石 役[7]
ラジオ編集
- アレキサンドLOCKS!(SCHOOL OF LOCK!内「ARTIST LOCKS!」コーナー、2015年10月 - 2021年3月、TOKYO FM・JFN系列38局)
- Panasonic presents 「おと、をかし」(2021年4月3日 - 、TOKYO FM・JFN系列38局)
ネットラジオ編集
- [Alexandros]川上洋平、吉田ウーロン太[8]Panasonic presents おと、おかしスピンオフ毎週金曜日21:00~(Audeeにて配信)
- [Alexandros]磯部寛之Panasonic presents GORILLA RADIO!毎月最終日曜日19:00~(Potcastにて配信)
映画編集
CM
- 第2弾新生活編放送開始(2022年02月15日)[11]
広告編集
- アパレルブランド「glamb」(2015年) - 2016年春コレクションのモデル[12]
雑誌編集
- [Alexandros]川上洋平マンスリー表紙を飾る。TOKYO FM(2022年2月号)[13]
- [Alexandros]川上洋平エッセイ執筆「NyAERA」(2022年)2022年 2/25号[14]
- [Alexandros]川上洋平雑誌対談 Panasonic×Kao「#センタク」プロジェクト対談関連雑誌予定@Pnanasonic_cp
- (2022年02月16日発売)『DIME』
- (2022年02月16日発売)『@DIME』
- (2022年02月18日発売)『日経クロストレンド』
- (2022年03月02日発売)『モノ・マガジン』
- (2022年03月04日発売)『日経トレンディ』
- (2022年03月07日発売)『LEE』
- (2022年03月25日発売)『UOMO』
注釈・出典編集
注釈編集
- ^ 「どこから矢が飛んでくるか分からない」との意向により、2018年以降は採点を行っていない。
出典編集
- ^ “川上洋平のプロフィール・画像・写真(1000079894)”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “川上洋平”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2022年2月19日閲覧。
- ^ a b 川上洋平の音楽魂―ロックしているから“ブレまくる”GO JAPAN(2020年11月22日)2022年5月24日閲覧。
- ^ “川上洋平が語る、5つのモノとコト” (日本語). MEN'S NON-NO WEB | メンズノンノウェブ (2017年10月25日). 2022年7月26日閲覧。
- ^ “KAKIZOME! | SCHOOL OF LOCK! | アレキサンドLOCKS!”. 未来の鍵を握る学校 SCHOOL OF LOCK!. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “話題の塩顔イケメン、 [Alexandros川上洋平さんの素顔に迫る!]” (日本語). CLASSY.[クラッシィ]. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “[Alexandros]川上洋平がドラマ初出演、北川悦吏*子脚本「ウチカレ」で菅野美穂の彼氏候補に(コメントあり)”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ. 2021年4月10日閲覧。
- ^ “構成作家で俳優も出演。番組内では俳句コーナーを担当”. おと、おかし. (2022年2月16日)
- ^ “[Alexandros]川上洋平が「きょうのキラ君」で映画デビュー、英語教師に”. 音楽ナタリー. (2016年11月30日) 2016年11月30日閲覧。
- ^ “[Alexandros]『閃光のハサウェイ』で声優初挑戦 ダバオ市民を熱演 川上洋平「名せりふに命を」”. ORICON NEWS. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “[Alexandros]川上洋平が「#センタク」プロジェクトでCM出演”. Panasonic×花王アタック. (2022年2月15日) 2022年2月15日閲覧。
- ^ “川上洋平&金子ノブアキ、glamb春コレクションのモデルに”. 音楽ナタリー (2015年11月6日). 2015年11月6日閲覧。
- ^ “TOKYO FM2022年2月号”. TOKYO FM (2022年2月15日). 2022年2月17日閲覧。
- ^ “川上洋平『愛される猫はかく語りき~ソイ&ラテ~一緒に暮らすことになった親友同士のようなつながり』”. 朝日新聞社出版 (2022年2月15日). 2022年2月15日閲覧。
- ^ “GOETHE(2022年8月号)【スペシャルインタビュー】[Alexandros]川上洋平が惚れた腕時計” (2022年6月23日). 2022年6月27日閲覧。
外部リンク編集
- 川上洋平 (@yoohei_alexandros) - Instagram
- 川上洋平オフィシャルブログ「あれきさんどろす日記」 - Ameba Blog
- [Alexandros]川上洋平のポップコーン、バター多めでPART2
- [Alexandros]Official Site
- [Alexandros] (@alexandroscrew) - Twitter
- [Alexandros] (@alexandros_official_insta) - Instagram