川崎市バス鷲ヶ峰営業所

川崎市バス鷲ヶ峰営業所(かわさきしバスわしがみねえいぎょうしょ)は、川崎市宮前区菅生ケ丘41-1に位置する川崎市交通局のバス営業所である[1]。正式名称は川崎市交通局自動車部鷲ヶ峰営業所[1]。営業所略号はW[2]。主に川崎市北部の高津区宮前区多摩区麻生区に路線を展開する。最寄り停留所は「鷲ヶ峰営業所前」。

鷲ヶ峰営業所
鷲ヶ峰営業所所属の大型車
2018年度導入車 (W-2814)

営業所建物の上層階は市営住宅(鷲ヶ峰団地と西長沢住宅)になっている。

沿革編集

  • 1952年(昭和27年)8月1日立川自動車運輸(現:立川バス)より溝口営業所を買収し、大島営業所溝口出張所として開設[2]
  • 1972年(昭和47年):鷲ヶ峰営業所を開設[2]
  • 1980年(昭和55年)8月1日:溝口営業所廃止に伴い、鷲ヶ峰営業所菅生出張所を設置[2]
  • 2004年(平成16年)4月1日:菅生出張所を廃止、担当路線は鷲ヶ峰営業所へ引き継がれる[2]
  • 2011年(平成23年)4月1日:菅生出張所の跡地で車庫として機能していた菅生車庫が、菅生営業所として再開する(停留所名は菅生車庫のまま)。

現行路線編集

柿生線編集

 
運行系統図
  • 柿04:柿生駅 - 琴平下 - 裏門坂 - 日吉ノ辻 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所(入出庫便)
  • 溝10:柿生駅 - 琴平下 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - とのした橋 - 溝口駅南口(2017年9月30日までの系統番号は「溝17」)
  • 溝10:堰下 → 蔵敷 → 稗原 → 田園調布学園大学 → 琴平下 → 柿生駅 (下り初発出庫)
  • 溝11:新百合丘駅 - 王禅寺公園 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - 溝口駅南口
  • 溝11:堰下 → 蔵敷 → 稗原 → 田園調布学園大学 → 王禅寺公園 → 新百合丘駅(下り早朝のみ)
  • 溝17:長沢入口 → 田園調布学園大学 → 稗原 → 蔵敷 → 向丘出張所 → とのした橋 → 溝口駅南口 (上り初発出庫)
  • 溝17:溝口駅南口 - とのした橋 - 向丘出張所 - 蔵敷 - 清水台 - 菅生車庫
  • 溝17:神木本町 → とのした橋 → 溝口駅南口(平日朝のみ)
  • 溝18:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - とのした橋 - 高津区役所 - 溝口駅南口 - 第三京浜入口(第三京浜入口行きは平日・土曜朝のみ、鷲ヶ峰営業所行きは平日・土曜夕のみ)
  • 溝18:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - とのした橋 - 溝口駅 - 第三京浜入口(第三京浜入口行きは平日・土曜夕のみ、鷲ヶ峰営業所行きは平日・土曜朝のみ)
  • 溝18:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - とのした橋 - 溝口駅南口(深夜バスあり)
  • 溝18:聖マリアンナ医科大学 - 鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - 神木本町 - 溝口駅南口
  • 溝18:聖マリアンナ医科大学 - 鷲ヶ峰営業所(入出庫便)
  • 溝19:溝口駅南口 - とのした橋 - 向丘出張所 - 原ヶ谷 - おし沼 - 向丘遊園駅南口
  • 溝19:溝口駅南口 ← とのした橋 ← 向丘出張所 ← 原ヶ谷 ← おし沼

鷲ヶ峰営業所の主幹路線で、主に溝口駅と蔵敷・稗原方面を結ぶ。後述の犬蔵線と併走する溝口駅 - 向丘出張所には下作延住宅・上作延団地・長尾団地や向ヶ丘遊園センチュリータウンといった団地があるため利用者が多く、沿線のほとんどが人口が多く駅から離れた地点に住宅街が集中する宮前区内のため混雑する。このため2016年9月1日から上作団地前、上作延にて平日朝方は車外に簡易型料金機を設置して、降車口から乗車する形態がとられている。

溝10は、川崎市バスの最長路線で柿生駅まで走る。日吉ノ辻 - 柿生駅は同区間を併走する柿01との共通定期券取扱い区間となっている。長沢入口を過ぎると狭隘路となり、大型車がギリギリ乗り入れられる道路を走行する。

溝18は、稗原から潮見台浄水場を経て鷲ヶ峰営業所・聖マリアンナ医科大学へ向かう。ほとんどの便は営業所折返しで、マリアンナ医大便は1時間2-3本と少ない。なお、溝口駅 - 営業所便と営業所 - マリアンナ便を乗り継ぐ場合は、乗務員に申し出れば1乗車扱いとなる[3]

第三京浜入口には折返所がないため、朝に南口経由で来たバスは北口経由で折り返し、夕方に北口経由で来たバスは南口経由で折り返す。

溝19は堰下から分岐する支線で、日中は本数が1時間に1-2本と少ないが、ラッシュ時は向丘出張所 - 溝口駅南口の積み残し対策のためか、溝口駅南口行きが多めに設定されている。

溝17として、神木本町始発の南口行きが設定されている。復路は回送で、再度運用に着く便は殿下橋交差点を右折し、旧道を経て神木・神木本町の交差点を左折し、神木本町より客扱いを行う。こちらは神木本町始発であることが判るよう専用の方向幕となっている。

2014年3月1日より、溝19はそれまで試験運行されていた向丘遊園駅東口(現:南口)まで朝方の一部の上りを除き延伸された。なお、向丘遊園駅南口では久地駅経由の溝06系統と同じ5番乗り場を使用するため注意が必要。

このほか定例化している臨時便として、毎年1月28日の「麻生不動尊だるま市」には溝17、柿04の増便が、年末(11月下旬から12月下旬の平日)には溝18鷲ヶ峰営業所行き深夜バスの増便が行われる。2014年末からはさらに溝17白幡八幡前行き深夜バスの増便が2本設定されている。

2017年3月26日のダイヤ改正で、溝17(菅生車庫行)、溝18、溝19は菅生営業所との共同運行となった。

2017年10月1日のダイヤ改正で、溝11系統の新百合丘駅行きが新設された。それに伴い、溝17(柿生駅行)が溝10に系統番号を変更、1時間に1本程度に減便された。溝11は田園調布学園大学までは柿生駅行と同じルートだが、田園調布学園大学前交差点を直進し(柿生駅行は左折)、東百合丘四丁目(小田急バス新20・新19・新25で既設の停留所)を経由し、王禅寺公園北交差点を左折して王禅寺公園を通り、日生住宅から先は既存の新11と同じルートとなる。

2017年10月7日から、溝18系統の土曜ダイヤで深夜バスが運行開始された(23時台に2便)。

犬蔵線編集

 
系統図
  • 宮03:宮前平駅 - 犬蔵 - 菅生車庫
  • 宮04:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 北部市場 - 清水台 - 犬蔵 - 宮前平駅(2018年10月1日から深夜バスを新設)
  • 宮04:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 北部市場 - 清水台 - 犬蔵 -(←宮前区役所←宮前平駅/宮前平駅→宮前区役所)
  • 宮05:聖マリアンナ医科大学 - 長沢 - 蔵敷 - 清水台 - 犬蔵 - 宮前平駅
  • 宮05:聖マリアンナ医科大学 - 長沢 - 蔵敷 - 清水台 - 犬蔵 -(←宮前区役所←宮前平駅/宮前平駅→宮前区役所)
  • 溝15:溝口駅南口 - とのした橋 - 向丘出張所 - 南平 - 犬蔵 - 宮前平駅
  • 溝15:溝口駅南口 - とのした橋 - 向丘出張所 - 南平 - 犬蔵 -(←宮前区役所←宮前平駅/宮前平駅→宮前区役所)
  • 溝15:宮前平駅 - 犬蔵 - 南平 - 向丘出張所 - とのした橋 - 溝口駅南口 - 第三京浜入口(第三京浜入口行きは平日・土曜朝のみ、宮前平駅行きは平日・土曜夕のみ)
  • 溝15:宮前平駅 - 犬蔵 - 南平 - 向丘出張所 - とのした橋 - 高津区役所前 - 溝口駅 - 第三京浜入口(第三京浜入口行きは平日・土曜夕のみ、宮前平駅行きは平日・土曜朝のみ)
  • 溝16:溝口駅南口 - とのした橋 - 向丘出張所 - 東名向丘入口 - 犬蔵 - 清水台 - 蔵敷 - 長沢 - 聖マリアンナ医科大学
  • 溝16:溝口駅南口 - とのした橋 - 向丘出張所 - 東名向丘入口 - 犬蔵 - 清水台 - 北部市場 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所
  • 溝16:溝口駅南口 → とのした橋 → 向丘出張所 → 東名向丘入口 → 犬蔵 → 菅生車庫(深夜バスのみ)
  • 溝16:溝口駅南口 → 向丘出張所 → 南平 → 犬蔵 → 菅生車庫 → 北部市場前(2018年10月1日運行開始、平日の夜間時間帯のみ運行)
  • 鷺31 : 鷺沼駅 - 犬蔵 - 清水台 - 長沢 - 聖マリアンナ医科大学前(東急バス虹が丘営業所・小田急バス登戸営業所と共同運行、2018年10月1日運行開始)
  • 鷺32 : 鷺沼駅 - 犬蔵 - 清水台 - 蔵敷 - 鷲ヶ峰営業所(1往復のみ、市バスの単独運行)

犬蔵線は、元菅生出張所所管路線の主幹路線で、溝口駅から向丘出張所・南平方面へと向かう。

主に運行されるのは溝15で、犬蔵から尻手黒川道路を東へ向かい宮前平駅に至る。溝15は団地が点在する溝口駅 - 向丘出張所で前述の柿生線と併走するため混雑する。一部便は宮前平駅でそのまま折り返さず、急坂を越えて宮前区役所へ向かうが、これはとのした橋 - 宮前平駅が宮前区内であるため区役所対策で運行しているもの。宮前区役所行きの降車扱いは宮前平駅南口ロータリー内で、乗車扱いは4番乗り場で行う。

後述する宮03-05も、沿線が宮前区内であることから宮前区役所へ向かう便がある。宮前平側の最終便は、途中の白幡八幡前止まりとなっていたが、2018年10月1日に深夜バスの新設により平日は溝口駅南口まで延伸した。

宮前区役所には折返所はなく、宮前平駅4番に着いた段階で新たな行先に変わり、宮前区役所を経由し土橋から合流して犬蔵方面へ向かう。このため宮前平駅止まりの折り返しバスは両方向で土橋神社前を経由するが、宮前区役所を経由するバスは犬蔵方面の便は土橋神社前を経由しない。

溝16は、犬蔵から尻手黒川道路を溝15系統と逆方向菅生車庫・清水台方面へ向かう路線で、日中は長沢経由聖マリアンナ医科大学行き、夕方以降は北部市場前経由鷲ヶ峰営業所行きとして運行する。

犬蔵線は溝15系統を除き、浄水場通りと尻手黒川道路の交点である、清水台交差点を右折または直進する。清水台交差点を中心として、尻手黒川道路の菅生車庫付近から浄水場通りの蔵敷交番前交差点と尻手黒川道路の稗原交差点付近まで渋滞が多く、定時運行が難しくなっている。

宮03・宮04・宮05は、宮前平駅から菅生車庫・清水台方面へ向かう路線で、宮04系統は尻手黒川道路を稗原交差点まで走行する。宮05系統は清水台交差点を蔵敷方面へ右折する。宮05は本数が1時間に0 - 3本程度となっている。2014年3月1日より、宮03は経由する2か所の蔵敷で乗降が可能となった。

2017年3月26日のダイヤ改正より、宮04・宮05・溝15・溝16は菅生営業所との共同運行となった。また、宮前平駅 - 白幡八幡前の区間便はすべて菅生営業所に移管された。

2018年10月1日のダイヤ改正より、鷺31・32系統が運行開始された[4]。鷺31は東急バス・小田急バスとの3社共同運行である。

また同時に、溝15系統に深夜バスを、溝16系統に溝口駅南口→北部市場前までの区間便を平日の夜間時間帯に新設した[5]。鷺31系統の新設に合わせ、宮05・溝16系統でも小田急バス単独で存在していた菅生での乗降が可能となった。

生田線編集

 
生01系統の運用に就く大型ノンステップバス (W-3346)
 
系統図
  • 生01:生田駅 - 春秋苑入口 - 長沢入口 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所
  • 生01:生田駅 - 春秋苑入口 - 長沢入口 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 蔵敷 - 清水台 - 宮前平駅
  • 生01:生田駅 - 春秋苑入口 - 長沢入口 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 蔵敷 - 清水台 -(←宮前区役所←宮前平駅/宮前平駅→宮前区役所)
  • 生01:鷲ヶ峰営業所 → 長沢入口 → 田園調布学園大学 → 稗原 → 蔵敷 → 清水台 → 宮前平駅 (朝方1本)
  • 生02:生田駅 - 春秋苑入口 - 鷲ヶ峰営業所
  • 生02:生田駅 - 春秋苑入口 - 聖マリアンナ医科大学
  • 生03:生田駅 → 栗谷三丁目 → 南生田保育園 → 南生田四丁目 → 鷲ヶ峰営業所 (初発-15時)
  • 生03:生田駅 → 栗谷三丁目 → 南生田一丁目 → 南生田四丁目 → 鷲ヶ峰営業所 (15時-終車)
  • 生03:生田駅 → 栗谷三丁目 → 南生田一丁目 → 南生田四丁目 → 聖マリアンナ医科大学 (15時-終車)
  • 生03:生田駅 → 栗谷三丁目 → 南生田保育園 → 南生田四丁目 → 聖マリアンナ医科大学 (初発-15時)
  • 生03:鷲ヶ峰営業所 → 南生田四丁目 → 南生田一丁目 → 栗谷四丁目 → 生田駅 (初発-15時)
  • 生03:鷲ヶ峰営業所 → 南生田四丁目 → 南生田保育園 → 栗谷四丁目 → 生田駅 (15時-終車)
  • 生03:聖マリアンナ医科大学 → 南生田四丁目 → 南生田一丁目 → 栗谷四丁目 → 生田駅 (初発-15時)
  • 生03:聖マリアンナ医科大学 → 南生田四丁目 → 南生田保育園 → 栗谷四丁目 → 生田駅 (15時-終車)
  • 宮03:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 清水台 - 犬蔵 - 宮前平駅

生田駅と近辺の住宅地を経由する路線である。

生03は生田駅発は始発 - 15:00までは保育園経由、15:00 - 終車までは一丁目経由で、鷲ヶ峰営業所・聖マリアンナ医科大学発は始発 - 15:00までは一丁目経由、15:00 - 終車までは保育園経由で運行する。

生01は西長沢地区や宮前区西部の潮見台、稗原、蔵敷を経由するため非常に大回りな経路になっているのが特徴で、宮前平側は区役所対策として宮前区役所まで行く便がある。生02はその区間便的位置づけで出入庫路線の鷲ヶ峰営業所行きと通院路線として聖マリアンナ医大行きがある。

生01や生02は沿線に学校が多く、生01は団地が長沢団地・稗原小学校前・菅生三丁目・蔵敷団地・清水台・菅生車庫に多く点在している関係で混雑する。また清水台や蔵敷交番前、稗原などの大通りと交差する交差点を曲がって行く路線のため、渋滞に巻き込まれやすく遅延が多い。特に生01は宮前平から百合丘高校方面への長距離需要も多い。しかし生01は本数は多くなく、宮前平駅周辺で宮前区役所を経由する便を合わせても日中毎時3~4本である。

生03は、生01・02より西側の南生田地区を経由するのが特徴で、往路・復路共に南生田小学校~南生田三丁目間では経路が違う。また15時を境に途中経路が往路・復路共に逆転するため、利用の際には注意が必要である。

宮03は、生01の宮前平駅側の出入庫系統で、現在は平日朝と昼に上り2本、下りは夕方に1本、土曜日は昼に1往復のみ設定されている。

2014年3月1日より、聖マリアンナ医大入口発の生02・03は聖マリアンナ医科大学発となり、生01は経由する2か所の蔵敷で乗降が可能となった。

新ゆり線編集

  • 新10:新ゆりグリーンタウン - 白山一丁目 - 山口台中央 - 新百合丘駅[6]小田急バス登戸営業所共同運行
  • 新10:新百合丘駅 - 山口台中央 - 白山一丁目 - 新ゆりグリーンタウン - 王禅寺口 - 裏門坂 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所
  • 新11:鷲ヶ峰営業所 → 稗原 → 田園調布学園大学 → 裏門坂 → 白山北緑地 → 山口台中央 → 新百合丘駅(土曜・休日夜1本のみ)
  • 新12:新百合丘駅 - 山口台中央 - 白山一丁目 - 王禅寺口 - 裏門坂 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所(2017年10月1日運行開始)

新百合ヶ丘駅と白山にある団地「新ゆりグリーンタウン」を結ぶ短距離路線。新10グリーンタウン便は小田急バス登戸営業所(2013年6月1日までは生田営業所)との共同運行で、日中は20分間隔で小田急と川崎市バスが交互に運転する。

出入庫は、主に新ゆりグリーンタウン経由鷲ヶ峰営業所行き(新10)と新11で行う。新10営業所便は県道菅早野線の延伸開通に伴い、2014年12月1日に新設された路線で、花島 - 新ゆりグリーンタウンが新設区間となる。一方でそれまで運行されていた柿03は新10営業所便に置き換えられる形で廃止された。新11は新百合丘駅行きのみで夜間のみの運行。

2017年10月1日のダイヤ改正より、出入庫系統として新12が新設。新ゆりグリーンタウンを経由しない他は新10と同じルートとなる。本数は一日2本と少なく、小田急バスとの共通定期の扱いもない。

西菅線編集

 
西菅線で使用される中型ノンステップバス (W-3354)
 
路線図
  • 登14:向丘遊園駅南口 - 多摩警察署 - 土渕 - 城下 - 西菅団地
  • 登14:登戸駅 → 向丘遊園駅入口 → 多摩警察署 → 土渕 → 城下 → 西菅団地 (下記の折返便)
  • 登14:西菅団地 → 城下 → 土渕 → 多摩消防署 → 向丘遊園駅 → 登戸駅
  • 登14:西菅団地 → 城下 → 土渕 → 多摩消防署 → 向丘遊園駅 → 登戸駅 → 向丘遊園駅入口 (入庫便)
  • 登14:多摩消防署 → 向丘遊園駅 → 登戸駅 → 多摩警察署 → 土渕 → 城下 → 西菅団地 (出庫便)
  • 登14:西菅団地 → 城下 → 三丁目 → 菅四丁目 → 城下 → 西菅団地
  • 登14:西菅団地 - 城下

向ヶ丘遊園駅・登戸駅と、多摩区西部の西菅団地を結ぶ多摩区横断路線。城下は京王相模原線京王稲田堤駅の最寄駅となっている。

ほとんどは西菅団地 - 城下の区間便で、日中の一部は城下から府中街道を北上して菅四丁目まで行く。菅四丁目行きのみ西菅団地から城下の間に乗車した場合は、菅四丁目までに降車しなくてはならない。ただし一部の便については連続乗車が可能。

本線の向ヶ丘遊園方面行きは、土渕地区からの鉄道駅連絡路線や多摩区役所へのアクセス路線として機能しており、朝夕に多摩区役所非経由で向丘遊園駅東口へ行く便がある他は、全便が多摩区役所経由で登戸駅行き、または登戸駅経由で向丘遊園駅入口行きになる(登戸駅行きは多摩消防署から西菅団地行き)。

生田宿から向ヶ丘遊園駅周辺は道路が狭いことから、主に中型車で運行され、一方通行でのラケット式循環区間となっているが、運行は向丘遊園駅入口で一度打ち切られる。ただし多摩消防署から西菅団地方面への乗車はできる。

本線(登戸方面 - 城下)と支線(城下 - 菅四丁目)間の乗り継ぎには、乗継運賃が5割引となる割引制度があり、乗り継ぐ前に乗継割引乗車料金を支払った後、乗継券の交付を受ける必要がある[7]

2017年3月26日のダイヤ改正で菅生営業所から移管され、およそ6年ぶりに鷲ヶ峰営業所の担当に戻ることとなった。

藤子・F・不二雄ミュージアム線編集

  • 系統番号無:登戸駅(生田緑地口) - 藤子・F・不二雄ミュージアム(直行)
  • 系統番号無:登戸駅(生田緑地口) - 藤子・F・不二雄ミュージアム - 生田緑地(急行)

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの開館にあわせ、2011年9月3日より運行開始。

登戸駅(生田緑地口)は交番の前に新設された停留所、藤子・F・不二雄ミュージアムはミュージアム前に新設された停留所に発着する。ただし生田緑地からの登戸駅行きは以前の「向丘遊園」(2011年8月22日に改称)停留所に発着する。

「生田緑地」停留所は、既存の「生田緑地入口」より奥の生田緑地東口に新設されたバス停で、旧「向丘遊園」停留所以外は新設されたミュージアム線専用バス停となっている。

上記停留所以外には停車しない直行便で、経路は登05系統と異なり、登戸駅を出ると最初の信号を右折して府中街道方向へ向かう。新道を左折し、宿河原駅入口、長尾橋交差点をそれぞれ右折し、ミュージアムへ至る。折り返しはそのまま直進し、本村橋交差点を右折して新道を経由し、往路のコースに戻り登戸駅へ向かう。

一部便は本村橋交差点を直進し、生田緑地東口まで運行する。こちらは東口駐車場への側道を利用して折り返しを行う。また、登戸駅行きもミュージアムを経由するため、こちらは往路と同じコースとなる。

いずれも車内外に藤子・F・不二雄作品のキャラクターがデザインされた専用のバス4台で運行され、うち1台は予備車として待機する。ミュージアム休館日には生田緑地便を含めて全便が運休となる。

直行路線編集

Amazonの物流拠点「アマゾン川崎フルフィルメントセンター」(川崎市高津区北見方3-14)[8]への直行路線。

廃止・移管路線編集

移管路線編集

五所塚線・カリタス線編集

  • 登05:登戸駅(生田緑地口) - 宿河原 - 神木本町 - 向丘出張所 - 蔵敷 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所
  • 登05:登戸駅(生田緑地口) - 宿河原 - 神木本町 - 向丘出張所 - 蔵敷 - 清水台 - 菅生車庫
  • 登05:登戸駅(生田緑地口) → 宿河原 → 神木本町 → 向丘出張所
  • 登05:堰下 → 神木本町 → 宿河原 → 登戸駅(生田緑地口)(上記折り返し便)
  • 登06:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - 神木本町 - 宿河原 - 登戸駅入口 - カリタス学園
  • 登06:鷲ヶ峰営業所 - 稗原 - 蔵敷 - 向丘出張所 - 神木本町 - 宿河原 - 登戸駅入口 - 中野島多摩川住宅
  • 登06:菅生車庫 - 清水台 - 蔵敷 - 向丘出張所 - 神木本町 - 宿河原 - 登戸駅入口 - カリタス学園
  • 登06:菅生車庫 - 清水台 - 蔵敷 - 向丘出張所 - 神木本町 - 宿河原 - 登戸駅入口 - 中野島多摩川住宅
  • 登20:登戸駅入口 - カリタス学園
  • 登20:登戸駅入口 - 中野島多摩川住宅
  • 登21:カリタス学園 - 登戸駅入口 - 新船島橋

2011年4月1日より菅生営業所に移管し、神奈川中央交通子会社相模神奈交バスへ運行管理を委託。

犬蔵線(旧:たまプラーザ線)編集

た83:たまプラーザ駅 - 宮前美しの森公園 - 犬蔵 - 白幡八幡前(新道) - おし沼 - 向丘遊園駅南口(東急バス虹が丘営業所と共管)

2016年8月1日に、路線バス社会実験として美しの森から先、犬蔵・白幡八幡・生田緑地入口を経由して向ヶ丘遊園駅を結ぶ「たまプラーザ線」た83系統の運行を開始。東急バスとの共同運行で、たまプラーザ駅を利用する場合のみ横浜市内運賃が適用となり、それ以外の区間では川崎市内運賃が適用される。日中のみの運行でおよそ40分間隔で走る。

2017年3月26日に菅生営業所に移管された。同日、路線名が「たまプラーザ線」から「犬蔵線」に編入された。なお東急バスでは社会実験時から「犬蔵線」となっている。

2017年3月31日までの社会実験を経て、同年4月1日より本格運行となることが決定した。運行時間帯と本数の変更はなし[9]

廃止・休止路線編集

新ゆり線編集

  • 柿03:新ゆりグリーンタウン - 日生住宅 - 裏門坂 - 田園調布学園大学 - 稗原 - 鷲ヶ峰営業所
  • 柿03:新ゆりグリーンタウン - 白山北緑地 - 真福寺 - 柿生駅 (1日1往復のみ)

2014年11月30日、新10の出入庫便の新設により廃止。柿03のうち新ゆりグリーンタウン - 柿生駅の路線は最末期には1日1往復のみであったが、1987年に新百合ヶ丘駅バスターミナルへの道路ができるまでは現在の新10と同程度の運行本数であった。

快速ミューザ編集

2005年(平成17年)秋に上平間営業所から移管された。現在は運行されていない[10]

車両編集

 
川崎市バスで初めて導入されたノンステップバス (W-3328)
 
川崎市バスで1台のみ導入された、日野・ブルーリボンシティワンステップ (W-3348)
 
快速ミューザで使用されていた車両 (W-502)

かつて川崎市交通局では地域振興策として、市内に工場があったいすゞ自動車川崎区殿町のいすゞ川崎工場、2004年閉鎖)、三菱ふそう中原区)の2社の車両を全営業所で導入していた[2]。いすゞ車は純正車体富士重工製車体[2]、三菱車は呉羽車体を採用していた[2]公害が深刻な社会問題となった川崎市では低公害車の導入に積極的に取り組み[2]1990年代にはハイブリッド車導入を契機に日野自動車製の車両導入が再開され[2]CNG車導入により日産ディーゼル(現:UDトラックス)製の車両も導入されるようになった[2]。その後は指名競争入札制度により、国産ディーゼル4社の車両が導入[2]されるようになった。日野車は純正車体[2]、日産ディーゼル車は富士重工製車体を採用していたが[2]、富士重工のバス架装事業撤退後は西日本車体工業製の車体に切り替えられた[2]

当営業所でも国産ディーゼル4社の車両が在籍するが、中でも日野車の割合が比較的高めである。混雑が激しい路線を抱えることから塩浜営業所と同じく、長尺ノンステップバスや、後部座席を削減し立席スペースを広くとったラッシュ型のノンステップバス・ワンステップバスを中心に導入している。

当営業所では菅生営業所とともにハイブリッド車の配置はなかったが、2014年にいすゞ・エルガハイブリッド車が2台 (W-1012・W-1013) 導入された。

井田営業所から転属してきたかわさきノルフィンラッピングのワンロマ車 (W-1876) が1台配置されていたが、後に塩浜に転属した。

2017年3月26日のダイヤ改正の際に、菅生・井田・塩浜の各営業所から転属してきた中型車は、主に西菅線で運用される。2017年には、日野・レインボーHRの9m車 (KK-HR1JKEE) [2]が鷲ヶ峰へ転属し、川崎市バスに4台のみ在籍したレインボーHRの9m車[2]がすべて鷲ヶ峰営業所へ集約された (W-3350~3351・W-3353~3354、いずれも2003年式) 。

2018年12月から2019年2月にかけて、三菱ふそう・エアロスターが6台導入された (W-2812~2814・W-2818~2820、2PG-MP38FK) 。また同時期に菅生からいすゞ・エルガミオが2台転入した (W-1870・W-1888) 。この新型エアロスター導入により、日野・ブルーリボンIIが2台上平間へ転属した (W-3365~3366、PJ-KV234L1) 。またエルガミオの転入により、日野・レインボーHRの9m車が2台廃車され (W-3350~3351) 、2台が貸切登録に変更された (W-3353~3354) 。

2019年2月から4月にかけて貸切登録車両の変更が行われ、いすゞ・エルガミオ (W-1888、SKG-LR290J1) 、日野·ブルーリボンII (W-3426、LKG-LV234L3) が貸切登録に変更された。同時に、日野・レインボーHRの9m車 (W-3354) の貸切登録が解除された。

特徴的な車両編集

特徴的な車両として、1998年から川崎市バスでは初となるノンステップバスとして、日野・ブルーリボンノンステップ (KC-HU2PMCE) の導入が開始され、当営業所に3台のみ配置された。1998年に1台のみ配置された車両はギャラリーバスとなった (W-3328) 。ブルーリボンノンステップは2000年にも2台導入された (W-3346~3347) 。

2002年には、川崎市バスでは唯一となる日野・ブルーリボンシティワンステップ (W-3348、KL-HU2PLEA) が導入され、当営業所に1台のみ配置されていた。 2002年式で中扉の4枚折戸が特徴であった[2]。新製配置時は一般路線車として登録され、2005年にシートベルトタコグラフ設置などの改造を受けて貸切兼用車として転用された。その後、2019年2月から4月にかけての貸切登録車両変更の際に、貸切登録を解除されて一般路線に再度転用され、2019年度をもって除籍された。

藤子・F・不二雄ミュージアムのラッピング車両編集

藤子・F・不二雄ミュージアムのシャトルバスを担当するため、初代専用車としていすゞ・エルガミオ (W-1877~1878、PDG-LR234J2) と日野・ポンチョ (W-3434~3435、BDG-HX6JLAE) が各2台の計4台在籍していた。描かれているキャラクターは、いすゞ・エルガミオにはドラえもんオバケのQ太郎各1台、日野・ポンチョにはキテレツ大百科パーマン各1台が配置されていた。

2016年の藤子・F・不二雄ミュージアム開業5周年を契機に専用車両が代替され、いすゞ・エルガ1台 (W-1889、QKG-LV290N1) 、いすゞ・エルガミオ1台 (W-1890、SKG-LR290J1) の計2台が新車導入された。新型エルガは川崎市バスでは初の導入となった。なお、ポンチョは井田へ転属した際に一般塗装に変更され、塩浜へ再転属した際に教習専用車となった。同時に既存のいすゞ・エルガミオ2台もラッピングデザインが変更され、キテレツ大百科とエスパー魔美各1台となった。

その他、三菱ふそう・エアロスター (LKG-MP37FK) の一部に藤子・F・不二雄ミュージアムのラッピングが施されていた車両があり、菅生を除く各営業所にも同型車に同様のラッピングを施された車両が配置されていた。2019年2月現在、エアロスターへのラッピングは全車解除されている。

藤子・F・不二雄ミュージアムのシャトルバス専用車両

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ a b 川崎市バス:交通局自動車部鷲ヶ峰営業所”. 川崎市. 2020年9月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 加藤佳一『バスジャパンハンドブックシリーズ R60 川崎市交通局』BJエディターズ星雲社、2007年1月1日。ISBN 978-4-434-10232-5
  3. ^ 川崎市乗合自動車乗車料条例施行規程 第6条および別表第9
  4. ^ 「鷺沼駅~聖マリアンナ医科大学前」運行開始について 川崎市バスホームページ 、2018年9月19日閲覧。
  5. ^ 溝15系統深夜バス運行開始、溝11系統増発等のダイヤ改正について 川崎市バスホームページ、2018年9月20日閲覧。
  6. ^ 小田急バスは「新百合ヶ丘駅」と表記。
  7. ^ 川崎市乗合自動車乗車料条例施行規程 第7条及び別表第10
  8. ^ 神奈川県・川崎フルフィルメントセンター | アマゾンジャパンキャリアサイト”. Amazon.co.jp. 2020年9月14日閲覧。
  9. ^ 向丘遊園駅南口とたまプラーザ駅を結ぶ路線の本格運行の実施について 川崎市バスホームページ、2017年3月10日閲覧。
  10. ^ 川崎市バス:乗車料金”. 川崎市. 2020年9月14日閲覧。 “快速ミューザ<運賃>
    • 大人 現金 420円、ICカード 420円
    • 小児 現金 210円、ICカード 210円
    ミューザ川崎でのコンサート終演後に、宮前平・新百合ヶ丘駅方面へ運行する快速バスです。※現在は運行しておりません。”

外部リンク編集

座標: 北緯35度35分54.1秒 東経139度32分19.9秒