川崎有馬温泉(かわさきありまおんせん)は、神奈川県川崎市宮前区(旧国相模国)にある温泉。川崎市街地の一角で湧出している。

川崎有馬温泉
温泉情報
所在地 神奈川県川崎市宮前区東有馬
座標 北緯35度34分18.6秒 東経139度35分10.8秒 / 北緯35.571833度 東経139.586333度 / 35.571833; 139.586333座標: 北緯35度34分18.6秒 東経139度35分10.8秒 / 北緯35.571833度 東経139.586333度 / 35.571833; 139.586333
交通 鉄道:東急田園都市線鷺沼駅よりバスで約25分
車:東名高速道路東名川崎ICより6分。
泉質 単純炭酸鉄冷鉱泉
泉温(摂氏 20.9 °C
pH 6.5
宿泊施設数 1
外部リンク 川崎有馬療養温泉旅館
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泉質 編集

温泉地 編集

川崎市街地の一角に、日帰り入浴も扱う一軒宿の「川崎有馬療養温泉旅館」が存在する。当温泉は川崎市内で唯一の温泉宿泊施設でもある。

浴室は男女別の内風呂のみ。湯に手で浸ると皮膚が金色になる。

歴史 編集

開湯は1300年以上前と言われている。

この地の温泉としては、阿倍内親王(後の孝謙天皇・称徳天皇)738年天平10年)に金色に輝く霊泉に入浴し全快したという記録(春日山常楽寺略縁起)が残るほど歴史は古いが、当旅館については安岡孝が1966年(昭和41年)に温泉を偶然発見し、2年後の1968年(昭和43年)に温泉療養施設として開設したものである。同年には度々温泉を訪れた当時の厚生大臣園田直が「霊光泉」(りょうこうせん)と命名しており、皇后に献上した記念碑も敷地内に残っている。冬場(氷点下の日)の朝一番には、温泉の表面に黄金色の膜が広がるのが特徴的である[1][2]

アクセス 編集

脚注 編集

外部リンク 編集