川崎鶴見臨港バス神明町営業所

営業所入口

川崎鶴見臨港バス神明町営業所(かわさきつるみりんこうバスしんめいちょうえいぎょうしょ)は、神奈川県川崎市幸区神明町に所在する川崎鶴見臨港バスの営業所であり、主に同区内の路線を担当する。臨港バスの営業所の中で運行路線が最多で営業エリアが最も広く、川崎駅鶴見駅ともに東口・西口の双方に乗り入れ路線を抱え、特に川崎駅西口を発着する臨港バス路線はすべて神明町営業所の担当である。2017年6月4日まで、アクアライン高速バスや横浜駅 - 東扇島地区、横浜駅 - 浮島・小島地区の通勤高速バスも担当していた[1]。2010年3月までは臨港グリーンバス川崎営業所を併設しており、全路線の運行を同営業所に委託していた。営業所記号はS

目次

沿革編集

  • 1955年8月12日:神明町営業所開業[2]
  • 1955年9月23日:神明町営業所新設[2]
  • 1972年8月25日:元住吉営業所廃止に伴い、一部路線を受け入れる。[3]
  • 2001年4月:臨港グリーンバスへの運行の委託を開始。
    • 2003年11月16日に川54の委託を以って全路線グリーンバスへの運行の委託が完了。
  • 2007年3月18日:PASMOを導入
  • 2010年4月1日:臨港グリーンバス川崎営業所の運行路線、委託路線を同営業所が継承。

一般車現行路線編集

川02系統(日出町線)・急行・快速(浮島橋線)編集

  • 川02:川崎駅前 - 藤崎一丁目 - 日出町 - 殿町 - キングスカイフロント
  • 急行:川崎駅前 - 銀柳街入口 - 江川一丁目 - キングスカイフロント入口 - 浮島橋西 - 浮島橋(記載停留所のみ停車)
  • 快速:川崎駅前 - 銀柳街入口 - 久根崎 - 大師 - 江川一丁目 - キングスカイフロント入口 - 浮島橋西 - 浮島橋(記載停留所と久根崎 - 江川一丁目間の各停留所のみ停車)

川崎駅(東口)前から国道132号(富士見通り)等を経て日出町・殿町・浮島橋へ至る路線である。2003年に塩浜営業所より移管(臨港グリーンバスへ委託)された、当営業所担当路線で唯一、川崎駅(東口)前より東へ行く路線である。

浮島橋に行く路線は横浜 - 東扇島(浮島)線等に使われているワンロマエルガが使われている。一方、殿町に行く路線は一般の大型車または中型車が使われている。 年末年始は、川崎大師付近が混雑するため、昭和町・大師保育園前(上りのみ停車)バス停を迂回して、代わりに川03系統が通る、四ツ谷上町・四ツ谷下町・昭和二丁目停留所に止まるようになっている。 2014年4月1日に、川崎市が整備を進めている「殿町国際戦略拠点 キングスカイフロント」への利便性を図るため、大師河原 - 県営埋立地入口間に「キングスカイフロント入口」停留所が新設され、同時に急行便の停車停留所に江川一丁目、キングスカイフロント入口が追加されている。

2014年7月7日のダイヤ改正で、川02の浮島橋発着便を廃止、快速 川崎駅前 - 浮島橋便を新設し、急行便も増便。快速便は川02や急行便と途中経由地が異なり、競輪場前を通過すると久根崎に向かい、久根崎から国道409号を走行し、江川一丁目まで川01と同じ停留所に停車する。これにより久根崎 - 江川一丁目間の各停留所に停車するバスは大幅に増加した。平日、土曜、休日ともに朝の川崎駅前発と夕方以降の浮島橋発は急行、朝ラッシュ後以降の川崎駅前発と夕ラッシュ前までの浮島橋発は快速として運行する。浮島橋停留所が私有地内に移動したため関係者専用(一般客は利用不可)となり、一般客も利用できる従来の浮島橋停留所(川03、産01などの停車する小島町停留所近く)が浮島橋西停留所に改称された。従来の川02は殿町発着便のみになった上に減便されており、日中は平日70分間隔、土曜・休日30 - 31分間隔で運行される。

2017年8月16日のダイヤ改正で、殿町発着便がキングスカイフロント東まで延長され、大師河原を経由しなくなった[4]

川50系統(川崎鶴見線)編集

  • 川50:川崎駅西口 - 南幸町 - 別所 - 三ツ池口 - 鶴見駅西口
  • 川50:川崎駅西口 - 南幸町 - 東部病院
  • 川50:(神明町車庫) - 国道尻手 - 別所 - 三ツ池口 - 鶴見駅西口(毎日朝2本のみ、神明町車庫では客取扱なし)

川崎駅西口より第二京浜(国道1号)、鶴見獅子ヶ谷通り(横浜市主要地方道85号鶴見駅三ツ沢線。途中、響橋を渡る)などを経由して鶴見駅西口へ至る路線である。2007年3月30日より横浜市東部病院開院のため、平日の半数、土休日の一部(朝夕のみ)東部病院線が運行されている。毎日早朝2本は川崎駅西口始発ではなく実質上、国道尻手始発の便がある(国道尻手発、平日5:42及び5:58、土日5:49及び6:07、これは神明町車庫から回送で出発し、そのまま国道1号線を走るためだが、バス側面行先表示は川崎駅西口発)。別所 - 鶴見駅西口間は鶴05・06と同じ経路をとる。基本的に鶴見駅西口発着便は大型車、東部病院発着便は中型車が主に使用される。 かつては鶴見営業所との共管路線だった。

川51系統(川崎綱島線)編集

川崎駅西口を出ると尻手黒川道路を末吉橋まで走行し、鶴見川を渡り横浜市営バス13系統と同じ一の瀬経由で綱島駅に至る。横浜市北部地区と川崎駅を直接結び、乗客が多い。鶴見川を末吉橋と大綱橋の2ヵ所で渡るという点で珍しい路線であり、川崎駅西口 - 末吉橋西詰間が川崎市内運賃、末吉橋西詰 - 綱島駅間が横浜市内運賃の適用区間となる。川崎駅西口乗り場は2009年に新しくリニューアル工事が行われたが、依然として一番端に位置しミューザ川崎側からのアクセスが無くなり不便なままで、乗車待ちの列が天井の無い位置に待たされることが多い。一時期は9m級の車両も使用されていたが、乗客が多く積み残しが発生しやすいこともあり、現在は基本的に一般の大型車が使用されている。 また、かつては鶴見営業所との共管路線だった。

川53系統(末吉橋線)編集

  • 川53:川崎駅西口→尻手駅前→末吉橋→北加瀬→苅宿→元住吉→木月四丁目→北加瀬→末吉橋→尻手駅前→南幸町→川崎駅西口(循環運行)

川崎駅西口より尻手黒川道路などを経て元住吉へ至る路線である。北加瀬より先は反時計回り運行となる(後述する川54も同様。川60・61、元02は時計回り運行)。 2015年4月現在のダイヤでは、平日ダイヤは朝・夕方のみ運行、土曜・休日ダイヤは朝2本のみ運行となっている[5]が、川56及び川57系統が運行を開始する以前は、朝約10分、日中約20分、夕方約12分間隔で運行されていた。 また、西口が開設される以前は川54系統と同様に東口発着(柳町経由)であり、系統番号が付番されるまでは黄色地に「末吉橋経由」と書かれた札を運転席上部に掲げていた。

川54系統(江ヶ崎線)編集

  • 川54:川崎駅西口→南幸町→尻手駅前江ヶ崎→小倉下町→小倉神社裏→中之原住宅前→北加瀬苅宿元住吉木月四丁目→北加瀬→南加瀬交番前→小倉神社前→小倉下町→江ヶ崎→尻手駅前→南幸町→川崎駅西口(循環運行)
  • 川54:川崎駅西口→南幸町→尻手駅前→小倉下町→小倉神社裏→中之原住宅前→越路→谷戸(夜間運行) 〔深夜バスあり〕

神明町営業所の主力路線。元々は1928年12月[6]に日吉乗合自動車の路線(川崎駅西口 - 尻手駅 - アセチレン前 - 変電所前 - 末吉橋 - 住友ベークライト前 - 南加瀬 - 東前 - 越路 - 北加瀬間[8] 5.75km[9])として開業。1943年9月1日に臨港バスによって買収された[6]後、幾多の改変を経て1951年2月16日に元住吉まで延伸[10]1953年7月7日に路線延伸で元住吉から先の循環経路も形成され[10]、現在の路線の原型が完成した。その後、この路線を中心として、川崎駅から西へ向かう路線が続々と開設されていった[14]。また、西口が開設される以前は東口発着(柳町経由)であり、系統番号が付番されるまでは黄緑色地に「江ヶ崎経由」と書かれた札を運転席上部に掲げていた。

また別途西口発着として川81が存在しており、この系統は西口ターミナル完成前において唯一西口から発着する臨港バスの路線であった。西口ターミナルの完成に伴い川81系統の名称は川54系統に統一された。

1997年までは東急バス鹿島田線(川崎駅 - 平間銀座 - 越路 - 日吉駅)も川54系統として運行されており、全く関係の無い別々の路線で同一の系統番号が使用されている状態になっていた上、越路 ‐ 三菱自動車前(現在の三菱ふそう前)間で並走していたが、同線の廃止により系統番号の重複は解消された。

終日の本数も多く、日中 - 夕方にかけても約10分間隔と高い頻度で運行されているが、道路の混雑率が高いところを通るため、定時運行が非常に難しい路線となっている。小倉神社付近の道路は一方通行のため、下り・上りで経路が異なる。

早朝時間帯は、江川町発元住吉経由川崎駅西口行きや越路発川崎駅西口行きなど直接出庫ルートからの区間便も運行されている。また、終バス近くになると谷戸止まりの便も運行され、深夜バスは谷戸行きで運行される。これは元々北加瀬に臨港バスの折返場があり(上述日吉乗合自動車の名残)、夜遅い便はここを終点としていたのだが、折返場の廃止に伴い塚越線谷戸バス停を北加瀬折返場の代わりとして終点にしたものである。谷戸で降車扱い後はそのまま回送入庫となる。北加瀬折返場跡地は臨港バスの賃貸店舗(上州屋川崎北加瀬店)となっている。

川56(矢向末吉橋循環線)・川57系統(末吉橋矢向循環線)編集

  • 川56(内回り):川崎駅西口→幸警察署前→矢向駅前→夢見ヶ崎動物公園前→江川町→中之原住宅前→末吉橋→尻手駅前→南幸町→川崎駅西口
  • 川57(外回り):川崎駅西口→南幸町→尻手駅前→末吉橋→中之原住宅前→夢見ヶ崎動物公園前→矢向駅前→幸警察署前→川崎駅西口

同営業所管轄路線の川53系統と川61系統を合わせる形で循環線を作っている形を取っている。そのため、この路線の新設時に上記2系統の本数が大幅に削減されて、今日に至る。日中時間帯は南加瀬交番前→末吉橋間、末吉橋→中之原住宅前間を走行する唯一の路線となる。

運行間隔は、平日はそれぞれ6-16分前後、土曜・休日は20分前後で運行されている。 但し、平日は川56系統は19時台、川57系統は20時台が最終便となっている。川53系統・川61系統が夕方から夜の時間帯に運行本数が増えるためである。

※川56系統と川57系統で、経路は内回り・外回りの関係となっているが、川57系統は経路の都合上"江川町"停留所には停まらない。川56系統も他系統と異なり、川69系統とともに川崎市バス川83系統と同じ停留所に停車する。

方向幕車は当路線独特の正面の行き先表示となっており、主な経由地を内回りまたは外回りの矢印で表記していたが、2013年の車両更新時に方向幕車は全廃となった。LED表示車は方向幕と同じ表現ができないので、川56系統は「矢向末吉橋循環」、川57系統は「末吉橋矢向循環」と大きく表示し、正面はその上に川56系統は「矢向駅→末吉橋→川崎駅西口」、川57系統は「末吉橋→矢向駅→川崎駅西口」と表記している。

川60系統(塚越線)編集

  • 川60:川崎駅西口→幸警察署前→幸高校前鹿島田駅前→新川崎駅→北加瀬→木月四丁目→元住吉→苅宿→北加瀬→新川崎駅→鹿島田駅前→幸高校前→幸警察署前→川崎駅西口(循環運行)
  • 川60:新川崎駅→北加瀬→木月四丁目→元住吉→苅宿→北加瀬→新川崎駅→鹿島田駅前→幸高校前→幸警察署前→川崎駅西口(早朝時間帯のみ)
  • 川60:川崎駅西口→幸警察署前→幸高校前→鹿島田駅入口→下平間→幸高校前→幸警察署前→川崎駅西口
  • 川60:川崎駅西口→幸警察署前→幸高校前→塚越(深夜バス運行あり)
  • 川60:川崎駅西口→幸警察署前→神明町車庫

川崎駅西口から塚越までの路線に加え、塚越から先、鹿島田駅入口行き(鹿島田循環線)や鹿島田駅・新川崎駅を経由して元住吉に至る便も存在する。その内、元住吉までの便は川53系統・川54系統とは逆に木月四丁目から先に回り、西加瀬を後に回る。なお、塚越までは川崎市バスも併走するため、この区間の1時間の本数は合わせて10本超とかなりの高頻度で運行されている。

早朝時間帯は、営業所から新川崎駅まで回送出庫され新川崎駅発元住吉経由川崎駅西口行きが運行されている。

川崎駅西口-塚越区間便は、塚越から入庫回送及び、営業所から出庫で塚越発川崎駅西口行きとして組まれている。

2012年の春頃に、LED表示のみ塚越→川崎駅西口、鹿島田駅入口→川崎駅西口(鹿島田循環線往路)の表示が新しく新設された。

川崎駅西口から神明町営業所の入庫便も川60系統と名乗る。出庫便は出庫後回送で幸警察署前より、川崎駅各方面に向かう便で川61系統となる(下記参照)。

※平日のみ、川崎駅西口発塚越行きの深夜バスが運行されている(2012年4月現在)。

なお、西口が開設される以前は川54系統と同様に東口発着(柳町経由)であり、系統番号が付番されるまでは橙色地に「鹿島田駅経由」と書かれた札を運転席上部に掲げていた。

川61系統(矢向線)編集

  • 川61:川崎駅西口→幸警察署前→矢向駅前→夢見ヶ崎動物公園前→江川町→北加瀬→木月四丁目→元住吉→苅宿→北加瀬→ひがし前→夢見ヶ崎動物公園前→矢向駅前→幸警察署前→川崎駅西口(循環運行)
  • 川61:川崎駅西口北 -中幸町-幸警察署前→神明町車庫
  • 川61:川崎駅前(東口)-中幸町-幸警察署前→神明町車庫
  • 川61:幸警察署前→南幸町二丁目→川崎駅西口
  • 川61:幸警察署前→南幸町二丁目→柳町→川崎駅前(東口)(平日早朝の1本のみ)
  • 川61:川崎駅西口→幸警察署前→矢向駅前→夢見ヶ崎動物公園前→江川町(終バス時間帯のみ運行)

川崎駅西口から矢向駅を経由して、元住吉まで至る便である。この路線のみ復路は越路を出ると左折してひがし前を経由して夢見ヶ崎動物公園前方面に出るルートになっている。そのため、南加瀬住宅前 - 越路間のルートは行き帰りで異なる。北加瀬を出ると川60系統同様、木月四丁目を先に回る(時計回り)運行になっている。終バス時間帯のみ運行される江川町行は川56・川69と同じ停留所に停車する。土休日の終バスは川54よりも遅い時刻になっている。

また、この系統は神明町車庫から回送出庫で幸警察署前からの営業路線の路線も持っており、特に多いのが、川崎駅西口行きとなっている(表示は矢向駅経由元住吉循環の復路表示か[川61 川崎駅西口]のどちらかで運行)。

川02系統への送り込みとして中幸町経由の川崎駅西口北行き(西口北から東口間は回送運行)と川崎駅東口行きが本数は少ないものの1日合わせて10本程度設定されているが、平日早朝の1本のみ柳町経由川崎駅東口行きが設定されている。これらは、現在は川崎駅西口・川崎駅西口北から発着している路線のほとんどが川崎駅東口から柳町経由(矢向線は中幸町経由)で発着していた頃の名残である(同様の路線に川崎市バス上平間営業所所管の川55系統が存在した)。

なお、西口バスターミナルが開設される以前は上述の通り東口発着(この系統だけ中幸町経由)であり、系統番号が付番されるまでは白色地に「矢向駅経由」と書かれた札を運転席上部に掲げていた。

川69系統(小倉循環線)編集

1986年10月1日運行開始[15]。平日朝の時間帯のみ運行される路線(2017年4月現在:川崎駅西口発の運行本数は4循環[16])。 川54系統と川61系統を合わせたような路線となっている。

早朝時間帯は、回送出庫で江川町始発の運行がある。LEDの表示は南加瀬住宅前まで「川69 小倉循環」、江川町からは「川69 矢向駅 川崎駅西口」となる。

元02系統(元住吉小倉循環線)編集

  • 元02:元住吉→苅宿→北加瀬→新川崎交通広場→小倉→江川町→北加瀬→木月四丁目→元住吉

平日朝に計7本のみ運行される[17]循環路線である。途中の北加瀬を境に元住吉側、小倉側それぞれ片方向を時計回りに運行し、ルート全体を見ると8の字型を形成して循環する。

原62系統(中原線)編集

  • 原62:中原駅前→中原駅入口→井田中ノ町→元住吉駅前→元住吉(→苅宿→北加瀬→新川崎交通広場)(朝のみ運行、休止中)
  • 原62:中原駅前 - 中原駅入口 - 井田中ノ町 - 木月四丁目 - 元住吉( - 苅宿 - 北加瀬 - 新川崎交通広場)(朝・夕方のみ運行)

元住吉営業所所管の川崎駅 - 元住吉 - 中原駅の路線が前身。元住吉営業所廃止後、当営業所に移管された。川62系統と付番された後平成に入ってから新川崎駅入口までに短縮され、原62系統となった。朝のみ川崎市バスと同様に元住吉駅前のブレーメン通りを通っていた(近隣の道路工事に伴い迂回運行となった後、復活しないまま廃止される予定である[18])。臨港バスの一般路線で最も内陸部まで入る路線で、大戸小学校前 - 井田中ノ町間は当系統のみが運行される独自区間である。 現在は朝夕のみの運転となっており一部、新川崎駅入口行きや鹿島田陸橋、新川崎駅入口始発便が設定されていた。2015年4月1日からは中原駅前 - 元住吉間の折返し運行をメインとし、出入庫を兼ねる一部便のみ新川崎交通広場発着で設定される。現在の元住吉折返便は木月四丁目から元住吉駅側の元住吉停留所に停車すると元住吉駅交差点を右折し、労災病院前を経由して元住吉停留所に戻るため元住吉停留所は2度経由することになる。狭隘道路を走行するため、中型車で運行されている。 なお、南武線の武蔵中原駅付近が立体交差化されるころまでの朝夕のラッシュ時は、同系統の定時運行確保のため、中原駅行きではなく一部は大戸小学校行きとして運行され、元住吉方面に折り返していた(当時中原街道に南武線の踏切が存在し、定時運行が困難だった)。

鶴11(三角線)編集

  • 鶴11: 鶴見駅東口 - 三ッ池道 - 末吉橋 - 江ヶ崎

2007年4月1日より、横浜市営バスから72系統(鶴見駅 - 江ヶ崎線)を「横浜市生活交通バス路線維持制度」によって移譲され、系統番号を変えたうえで[鶴11]三角線として営業を開始した。途中まで横浜市営バス13系統と並行するので本数は1 - 2時間に1本と少なく、終車は18時台と早い。現在臨港バスの路線で鶴見駅「東口」から内陸部へ向かう路線は現在この路線のみである。末吉橋、江ヶ崎八幡、江ヶ崎の各停留所を通る他の系統は川崎市内運賃の適用区間であるが、当系統は全区間横浜市内運賃が適用される。

江ヶ崎付近は一方向の循環経路となっており、江ヶ崎八幡から乗車の場合は江ヶ崎を越えて鶴見駅東口まで乗車することが可能である。車両は中型車が使用されることが多い。

杉51・52系統(小杉線)編集

  • 杉51:横須賀線小杉駅→小杉駅東口→西加瀬→北加瀬→南加瀬交番前→小倉陸橋→南加瀬原町→北加瀬→西加瀬→小杉駅東口→横須賀線小杉駅
  • 杉51:横須賀線小杉駅→小杉駅東口→西加瀬→北加瀬→南加瀬交番前→小倉陸橋(入庫便)
  • 杉51:南加瀬交番前→小倉陸橋→南加瀬原町→北加瀬→西加瀬→小杉駅東口→横須賀線小杉駅(出庫便)
  • 杉52:横須賀線小杉駅→小杉駅東口→元住吉→北加瀬→南加瀬交番前→小倉陸橋→南加瀬原町→北加瀬→元住吉→小杉駅東口→横須賀線小杉駅
  • 杉52:横須賀線小杉駅→小杉駅東口→元住吉→北加瀬→南加瀬交番前→小倉陸橋(入庫便)
  • 杉52:南加瀬交番前→小倉陸橋→南加瀬原町→北加瀬→元住吉→小杉駅東口→横須賀線小杉駅(出庫便)

横須賀線に武蔵小杉駅が開業したことに伴い開業2日後の2010年3月15日より運行開始。横須賀線小杉駅および小杉駅東口に乗り入れる一般路線バスとしては本数が最も多く、両系統合わせて平日朝12~13分間隔、日中約20分間隔、夕方以降13~20分間隔、土休日は1時間あたり3~4本で運行されている。なお入庫便は小倉陸橋終着、出庫便は南加瀬交番前始発となる。行き先表示は入庫便の小倉陸橋止まりを除いて、横須賀線小杉駅→中之原住宅前まで小倉陸橋、南加瀬交番前から横須賀線小杉駅行きとなる。2014年4月1日に武蔵小杉駅東口駅前広場の供用開始に伴い、小杉駅東口への乗り入れを開始し、南武線や東急線の乗り換え等の利便性が向上されている。主に中型車が使用される(大型車で運行される場合もあり)。

日95系統(新川崎日吉線)編集

  • 日95:日吉駅東口 - 箕輪町 - 宮前西町 - 江川町 - 夢見ヶ崎動物公園前 - 新川崎交通広場(2015年4月1日運行開始・東急バスと共同運行)

東急線・横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅と横須賀線新川崎駅を結ぶ路線として、2015年4月1日に運行開始した。東急バス新羽営業所との共同運行で、両社合わせて25 - 30分間隔の運行[19]。運賃は日吉駅東口 - 江川町間は横浜市内運賃区間(現金220円、ICカード216円)、江川町 - 新川崎交通広場間は川崎市内運賃区間(現金210円、ICカード206円)で、江川町を跨いで乗車する場合は横浜市内運賃を適用。当系統のみが利用できる共通定期券も発売される。一本橋、江川町は他の臨港バスの路線と場所が異なり、東急バス日93・日94系統と同じ停留所を使用する。当系統の運行開始により、日吉駅と新川崎駅間の利便性が大幅に向上された。

廃止・移管路線編集

元01系統(元住吉新川崎循環線)編集

  • 元01:元住吉→苅宿→北加瀬→新川崎駅入口→鹿島田陸橋→北加瀬→木月四丁目→元住吉

朝夕ラッシュ時の南武線の塚越付近及び鹿島田駅付近の踏切による渋滞により、川60系統の定時運行が困難となっていたため、鹿島田駅・新川崎駅付近を境に南側を鹿島田駅入口折返しとする代わりに北側に開設された系統である。 なお、平成10年ごろ前述の元02と川56及び川57系統開設と同時に運行を開始した。

鶴04系統(新川崎線)編集

  • 鶴04:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 駒岡不動尊前 - 駒岡十字路 - 越路 - 新川崎駅入口

1986年10月1日運行開始[15]。鶴見駅西口より、鶴見獅子ヶ谷通り、尻手黒川道路などを経て新川崎駅入口へ至る路線である。2004年に鶴見営業所より移管(臨港グリーンバスへ委託)されたが、2014年2月16日のダイヤ改正で鶴見営業所に再度移管され、この際に神明町営業所担当に伴い廃止された駒岡車庫 - 新川崎駅入口便が復活という形で新設された。

川21系統(水江町線)編集

  • 川21:川崎駅前 - さつき橋 - 大島四丁目 - 臨港警察署前 - 日立造船入口 - 水江町

平日の朝夕のラッシュ時には、塩浜営業所の車両だけでは賄いきれず、応援として運行されていた(現在神明町営業所に在籍する方向幕車に川21及び川22系統の幕があるのは、その当時の名残である)。

川22系統(三井埠頭線)編集

  • 川22:川崎駅前 - さつき橋 - 浜町三丁目 - 扇橋 - 三井埠頭

前述の川21系統と同じ。

川62系統(中原線)編集

  • 川62:川崎駅西口 - 矢向駅前 - 夢見ヶ崎動物公園 - 江川町(中原駅方面のみ、川崎駅方面はひがし前) - 北加瀬 - 苅宿 - 元住吉 - 井田消防署 - 北島 - 大戸小学校 - 中原駅

廃止の経緯については原62系統を参照。 なお、川崎駅西口から北加瀬までは川61と同じルートを辿るが、川62が運行されていた昭和63年ごろは、川61は現在の木月四丁目先回りではなく、苅宿先回り(現在の川53,54と同じ)であった。そのため、元住吉から神田又は矢向駅方面に行こうとした場合、川61は木月四丁目へ、川62は苅宿方面へ向かってバスは走り北加瀬の手前の矢上交差点で両系統が合流していた。

アクアライン高速バス編集

  • 川崎木更津線:川崎駅前 - 浮島バスターミナル - 海ほたる - 袖ヶ浦バスターミナル - 木更津駅東口
  • 川崎木更津線:川崎駅前 - 浮島バスターミナル - 袖ヶ浦バスターミナル - 木更津駅東口
  • 川崎木更津線:川崎駅前 → 浮島バスターミナル → 木更津駅東口
  • 川崎木更津線:浮島バスターミナル - 袖ヶ浦バスターミナル - 木更津駅東口
  • 川崎木更津線:浮島バスターミナル → 木更津駅東口

グリーンバス委託に伴い、2003年11月16日をもって浜川崎営業所に移管したが、2011年4月より浜川崎営業所から当営業所に再移管されている。京浜急行バス新子安営業所小湊鐵道塩田営業所日東交通木更津運輸営業所東京ベイサービスと共同運行だった。臨港バス唯一の整理券方式運賃後払い路線である。2017年6月5日より塩浜営業所に移管した[1]

2012年4月12日運行開始。京浜急行バス、小湊鐵道と共同運行だった。2017年6月5日より塩浜営業所に移管した。[1]

横浜東扇島線編集

上記同様浜川崎営業所に移管後、同時期に当営業所へ再移管した。2013年9月1日ダイヤ改正でバス停を4箇所新設、平日・土曜ダイヤの増便、休日ダイヤの設定を実施。横浜京急バス杉田営業所と共同運行だった。2017年6月5日より塩浜営業所に移管した[1]。 一部のバスは東扇島東西地区を経由し、再びYCATに戻る循環運行を行っている。片道は520円、循環860円となっている。

横浜浮島線編集

  • 横浜駅東口 -(浮島・小島地区)- 江川一丁目

2011年4月上旬から運行開始された。上記東扇島線と特徴が似ている。平日・土曜朝の江川一丁目行きと、平日・土曜夕方の横浜駅東口行きが設定されている。2013年7月16日より、横浜駅東口ではのりばがYCAT6番のりばから東口バスターミナル16番のりば(そごう横浜店1階)に変更され、おりばも東口バスターミナル6番に変更された。横浜京急バス杉田営業所と共同運行。2017年6月5日より塩浜営業所に移管した[1]

車両編集

一般路線車は、そのすべてがいすゞ車であるが、1999年までは富士重工業架装車のみが導入され、一時期は大型9m車(エルガLT)や中型車(エルガミオ)の割合がやや高かった。現在では一般の大型車いすゞ・エルガの割合も増えて再び大型車主体になりつつあり、ノンステップバスを相次いで導入、2012年からはエルガのAT車も導入されている。臨港グリーンバス所属車は2010年4月までに全車が営業所記号を「GK」から「S」に書き換えた上で臨港バスに移籍した。その移籍車は全て当営業所の配置で、臨港グリーンバスからの購入車は車両番号が他の車両と離れており、001から011が付与されているので判別可能である。高速路線・貸切車は三菱ふそう・エアロバスいすゞ・ガーラ(初代)が在籍する。横浜-東扇島(浮島線)線用にいすゞ・エルガの長尺ワンステップ車ワンロマが高出力バージョンで導入されている。

浮島橋と浮島 - 横浜線が開設された際、エルガのワンロマが増備(LKG代以降)されており、増便やバリアフリー化による経年車置き換えで近年でも導入が続けられている。2014年4月より高速通勤バスから離脱しており、2014年7月より川崎-浮島橋の増発のため川崎-浮島橋専用となった。

関連項目編集

参考文献編集

  • ぽると出版 『バスラマ・インターナショナル』 No.105 「バス事業者訪問116 川崎鶴見臨港バス」 2007年12月25日、ISBN 978-4-89980-105-4
  • 『臨港バス30年の歩み』 川崎鶴見臨港バス、1967年11月18日
  • 『臨港バス50年の歩み』 川崎鶴見臨港バス、1988年

脚注編集

  1. ^ a b c d e 高速路線の所管営業所一部変更について”. 臨港バス. 2017年6月13日閲覧。
  2. ^ a b 臨港バス30年の歩み』191頁
  3. ^ 臨港バス50年の歩み』145頁
  4. ^ 「川02 日出町線」の路線延長およびダイヤ改正について”. 川崎鶴見臨港バス (2017年8月7日). 2017年8月17日閲覧。
  5. ^ 臨港バス時刻表 川崎駅西口 (59番のりば) 川53 末吉橋経由 元住吉”. 臨港バスダイヤナビ. 臨港バス. 2017年5月30日閲覧。
  6. ^ a b 臨港バス30年の歩み』187頁
  7. ^ 臨港バス30年の歩み』免許による路線の発展状況(昭和25年以降5カ年ごと)、川崎鶴見臨港バス路線図
  8. ^ 1967年時点の停留所名、尻手駅から末吉橋まで、住友ベークライト前(現在の南加瀬交番前)から越路までの区間は現在とは異なるルートである[7]
  9. ^ 臨港バス30年の歩み』188頁
  10. ^ a b 臨港バス30年の歩み』190頁
  11. ^ 臨港バス30年の歩み』191-193頁
  12. ^ 臨港バス50年の歩み』144頁
  13. ^ 臨港バス50年の歩み』148頁
  14. ^ 川崎駅前発中幸町経由となったのが1949年3月10日、川51に相当する路線が1957年9月16日に開設、川61相当の路線が1955年1月31日1959年11月30日に江ヶ崎、小倉下町、尻手黒川道路経由の路線(現在の川54の復路)、1970年9月26日にアセチレン前~末吉橋、住友ベークライト前~南加瀬住宅前が廃止、1979年11月12日に小倉神社裏経由の路線(現在の川54の往路)が開設されている[11][12][13]
  15. ^ a b 臨港バス50年の歩み』150頁
  16. ^ 臨港バスダイヤナビ(川崎駅西口 (57番のりば) 川69 小倉循環)”. 臨港バス. 2017年4月3日閲覧。
  17. ^ 臨港バスダイヤナビ(元住吉 元02 原62 新川崎交通広場・小倉方面)”. 臨港バス. 2017年4月3日閲覧。
  18. ^ 井田住民と元住吉商店街が対立、「川崎市バス」ルート変更問題は正式廃止で決着 横浜日吉新聞、2016年7月1日(2017年1月1日閲覧)。
  19. ^ 臨港バスダイヤナビ(新川崎交通広場 日95 日吉駅東口)”. 臨港バス. 2017年4月3日閲覧。