川瀬晃
川瀬 晃(かわせ ひかる、1997年9月15日 - )は、大分県大分市出身[1]のプロ野球選手(内野手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
福岡ソフトバンクホークス #00 | |
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![]() 2017年7月28日 ウエスタンリーグの試合にて | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 大分県大分市[1] |
生年月日 | 1997年9月15日(21歳) |
身長 体重 |
175 cm 61 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2015年 ドラフト6位 |
初出場 | 2018年5月23日 |
年俸 | 550万円(2019年)[2] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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目次
経歴編集
プロ入り前編集
大分市立賀来小中学校から軟式野球を始め、賀来ヤンキースに在籍する[1]。
大分商業高校に進学、第95回全国高等学校野球選手権大会では同じく福岡ソフトバンクホークスに入団した1年先輩の2年生エースだった笠谷俊介とともに、1年生ながら控えとしてベンチ入りしたが、試合出場機会はなかった。2年生からは投手と兼任で二塁手のレギュラーを獲得、笠谷がチームを退いた後はキャプテンに指名され、遊撃手と投手との兼任で同学年の森下暢仁とライバル関係であった[1]。甲子園の出場は1年生の夏だけで、2年・3年生時ともに大分県予選で敗退している[3][4]。
2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから6巡目で指名され[5]、同年11月19日に契約金3,000万円、年俸480万円で契約合意に達し[6]、入団した[7]。
背番号は00。
プロ入り後編集
2016年は、宮崎春季キャンプ前の1月5日、ランニング中に転倒した際の左手の骨折で、同月4日に福岡市内の病院で「左手舟状骨の観血的骨接合術(経皮的スクリュー固定)」を受けたと発表された[8]。二軍公式戦において30試合に出場し打率.160[9]、三軍戦では58試合に出場、打率.269の成績を残す[10]。
2017年は、一軍公式戦の出場機会は得られなかったが、二軍のレギュラーとして定着し、二軍公式戦において81試合に出場し、打率.241、15打点の成績を残す[11]。三軍戦においては、33試合に出場し、打率.275、8打点だった[12]。オフの10月19日、11月25日から台湾で開催される2017アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出された[13]。
選手としての特徴編集
人物編集
2014年に同じく福岡ソフトバンクホークスに入団した笠谷俊介は、高校の1学年先輩であり、現・明治大学の森下暢仁[14]は、同級生。
詳細情報編集
年度別打撃成績編集
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2018 | ソフトバンク | 13 | 36 | 32 | 3 | 6 | 1 | 0 | 0 | 7 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 2 | .188 | .235 | .219 | .454 |
通算:1年 | 13 | 36 | 32 | 3 | 6 | 1 | 0 | 0 | 7 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 2 | .188 | .235 | .219 | .454 |
- 2018年度シーズン終了時
年度別守備成績編集
年 度 |
球 団 |
二塁 | 遊撃 | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | ソフトバンク | 6 | 11 | 12 | 1 | 4 | .958 | 7 | 9 | 17 | 0 | 2 | 1.000 |
通算 | 6 | 11 | 12 | 1 | 4 | .958 | 7 | 9 | 17 | 0 | 2 | 1.000 |
- 2018年度シーズン終了時
記録編集
- 初記録
- 初出場・初先発:2018年5月23日、対埼玉西武ライオンズ8回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、9番・遊撃手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に十亀剣から二ゴロ併殺打
- 初安打:2018年5月24日、対埼玉西武ライオンズ9回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、2回裏にブライアン・ウルフから中前安打
- 初打点:2018年6月19日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(明治神宮野球場)、2回表1死2、3塁でデビッド・ブキャナンから右前2点適時打
背番号編集
- 00 (2016年 - )
登場曲編集
- 「ライオン」ベリーグッドマン (2016年 - )
代表歴編集
- 2017アジアウインターベースボールリーグ:NPBウエスタン選抜[13]
脚注編集
出典編集
- ^ a b c d e f “2015ドラフト指名選手クローズアップ ソフトバンク6位・川瀬晃 スカウト評価は“川崎二世””. 週刊ベースボールONLINE ベースボール・マガジン社. 2017年4月6日閲覧。
- ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2019年1月3日閲覧。
- ^ 第96回選手権地方大会・大分大会7月20日の試合朝日新聞デジタル
- ^ 第97回全国高校野球選手権大分大会決勝 朝日新聞バーチャル高校野球
- ^ ドラフト会議特集・2015年ドラフト会議 福岡ソフトバンクホークス・オフィシャルサイト
- ^ ソフトバンク6位川瀬、憧れの「ムネリン」になる日刊スポーツ 2015年11月20日掲載
- ^ ソフトバンク1位高橋純平、背番は工藤監督の47日刊スポーツ 2015年12月2日掲載
- ^ ソフトバンク6位川瀬晃が左手手術 転倒し骨折日刊スポーツ 2016年1月5日掲載
- ^ “2016年度 福岡ソフトバンクホークス・個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年3月30日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2016年12月1日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年10月29日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績 2017/10/27(金)”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年10月27日). 2017年10月29日閲覧。
- ^ a b “2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年11月17日). 2017年11月20日閲覧。
- ^ “【六大学新人戦】明大・森下暢、頭脳的投球で“神宮初勝利””. スポーツ報知 (2016年5月31日). 2017年4月6日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年6月4日閲覧。
関連項目編集
外部リンク編集
- 個人年度別成績 川瀬晃 - NPB.jp 日本野球機構
- 00 川瀬 晃 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 川瀬晃 (@h___kh1022) - Twitter
- 川瀬晃 (hihi____karu15) - Instagram