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川越ケーブルビジョン株式会社(かわごえケーブルビジョン)は、かつて埼玉県川越市に本社が存在し、有線テレビジョン放送法に基づいて有線テレビジョン放送(ケーブルテレビ)1局(1施設)を運営し、放送テレビラジオ)、通信インターネットIP電話)を業務していた、ジャパンケーブルネット株式会社(JCN)の連結子会社であった。呼称は「JCN川越」。

川越ケーブルビジョン株式会社
Kawagoe Cable Vision Co.,Ltd
種類 株式会社
略称 KCV
本社所在地 日本の旗 日本
350-0032
埼玉県川越市大字大仙波570番地
設立 1990年平成2年)2月26日
業種 情報・通信業
事業内容 有線テレビジョン放送事業
有線ラジオ放送事業
電気通信事業
代表者 日野 廣生(代表取締役社長
2011年(平成23年)3月31日時点)
資本金 22億2,540万円
(2011年(平成23年)3月31日時点)
主要株主 株式会社JCN関東
ジャパンケーブルネット株式会社
埼玉県川越市 ほか
外部リンク 閉鎖
特記事項:2011年(平成23年)4月1日付けで、株式会社JCN関東に吸収合併され解散済み。
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JCN川越
基本情報
団体名 川越ケーブルビジョン株式会社
略称 KCV
コミュニティ
チャンネル愛称
KOEDOちゃんねる
MSO J:COM(JCOM株式会社)
(旧:JCN(旧:ジャパンケーブルネット株式会社))
系列 上記MSO傘下
メインセンター所在地
〒350-0032
埼玉県川越市大字大仙波570番地
デジタル放送上位事業者 J:COM(JCOM株式会社)
(旧:JCN(旧:ジャパンケーブルネット株式会社))
開局年月日 1991年(平成3年)12月1日
閉局年月日 2011年(平成23年)3月31日
株式会社JCN関東に吸収合併のため。
エリア内地方自治体
1 市(政令指定都市を除く)
配信チャンネル数
地上波放送 11 Ch
(うち、地上波区域内数 9 Ch、地上波区域外数 2 Ch)
地デジ自主放送 あり(11番)
ラジオ放送 7 Ch
通信サービス種別
インターネット接続 あり
プライマリ電話 あり
公式ホームページ
トップページ
ケーブルテレビサービス http://home.kcv-net.ne.jp/tv/index.html
インターネット接続サービス http://home.kcv-net.ne.jp/net/index.html
プライマリ電話サービス http://home.kcv-net.ne.jp/phone/index.html
特記事項:
2011年(平成23年)3月31日時点。
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株式会社JCN関東(後にJ:COM北関東に吸収合併され、現在はジェイコム埼玉・東日本の東上・川越事務所(局ブランド名 J:COM 東上・川越)[1]として営業している。

沿革 編集

  • 1990年(平成2年)
    • 2月26日
      • 川越ケーブルビジョン株式会社」が設立。
  • 1991年(平成3年)
    • 4月9日
      • 有線テレビジョン放送施設設置許可取得。
    • 12月1日
      • 第1期工区開局。
  • 1992年(平成4年)
  • 1993年(平成5年)
    • 10月1日
      • 第3期工区開局。
  • 2000年(平成12年)
    • 7月26日
      • 第一種電気通信事業許可取得。
    • 11月1日
      • インターネット接続サービス「小江戸ネット」を開始。
  • 2001年(平成13年)
  • 2002年(平成14年)
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)
    • 2月1日
      • 050 IP電話サービス『小江戸IPフォン』を開始。
    • 5月9日
      • 株式会社パワードコムが「Powerbroad」終了に伴いサービス終了。
    • 12月1日
      • 地上デジタル放送サービス(OFDM方式)を同一周波数で開始。
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    • 7月1日
      • 地上デジタル放送で「KOEDOちゃんねる」および「市民チャンネル」を開始。
    • 9月30日
      • デジタルCATV放送での「KOEDOちゃんねる」および「市民チャンネル」の放送を終了。
    • 10月1日
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)
    • 4月1日
      • 親会社の株式会社テプコケーブルテレビが分割新設により分社化され、株式会社JCN関東が新設[2][3]
      • 株式会社テプコケーブルテレビが保有する株式が、株式会社JCN関東に継承され移動[2][3]
      • 株式会社テプコケーブルテレビが保有する株式会社JCN関東の全株式を、ジャパンケーブルネット株式会社へ譲渡。株式会社JCN関東がJCNグループに参画[2]
      • 電源開発株式会社が、ジャパンケーブルネット株式会社に保有する株式を譲渡。間接保有含む95.83%になり、JCNグループに参画[2]
      • 呼称を「JCN川越」に変更[注 3]
    • 7月1日
      • JCN川越」を一部で使用開始。
    • 9月30日
      • 050 IP電話サービス『小江戸IPフォン』の新規販売をHFC方式エリアで終了。
    • 10月1日
      • JCN川越」を本格的に使用開始。
      • JCN統一サービス名称として『JCNテレビ』、『JCNインターネット』および『JCN電話』を制定し展開。
      • JCN統一サービスラインナップ導入。
      • HDD内蔵録画機能付きSTB「録りま専科」、DVD搭載HDD内蔵録画機能付きSTB「録りま専科DVD」を提供開始。
      • 双方向設置済みの「HDD内蔵STB」利用者向けに、リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を開始。
    • 12月1日
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日
      • 地デジコミュニティチャンネルで「デジタル録画コピー制御」を運用開始。
      • JCN会員誌『JCN Plus』を創刊。
    • 5月1日
    • 12月27日
      • 『JCNインターネット』利用者に限定し、UQ WiMAX端末を販売開始。
  • 2011年(平成23年)

事業所 編集

本支社
  • 本社
    • 埼玉県川越市大字大仙波570番地
局舎
  • 川越局
    • 埼玉県川越市大字大仙波570番地(本社敷地内)

サービスエリア内自治体 編集

  • 埼玉県
    • 川越市

業務内容 編集

基本サービス
  1. JCNテレビ
    1. ケーブルテレビサービス[注 4]
    2. 双方向機能サービス(STBインターネット接続サービス)
    3. ケータイ録画予約(リモート番組録画予約)
  2. JCNインターネット
    1. JCNet.ISPインターネット接続サービス
  3. JCN電話
    1. ケーブルプラス電話[注 5]プライマリ電話サービス)
付加サービス
  • JCNケーブルテレビマガジン(JCNテレビ番組ガイド)
  • JCN plus(会員誌)
  • KOEDOちゃんねる(コミュニティチャンネル)
  • 市民チャンネル(コミュニティチャンネル)
  • 緊急地震速報(高度利用者向け地震速報)

JCNテレビ 編集

主な配信チャンネル 編集

テレビ 編集
  • 地上波テレビ放送のアナログ方式は、2015年3月末日までの予定で「デジアナ変換」による再送信を実施していた。
  • 表中、「配信方式」欄の『部類』に関しては下記を参照。
    • PT」はパススルー方式。
    • TM」はトランスモジュレーション方式。
  • 表中、『記号』に関しては下記を参照。
    • 「●」は視聴可能。
    • 「×」は視聴不可。
    • 「?」は不明。





|
ID
デジタル アナログ 放送局 備考
三桁
チャンネル
配信方式 デジアナ
変換
PT TM
1 011
012
NHK総合東京
2 021
022
023
NHK教育・東京
3 031
032
033
テレ玉
3 031 × × tvk
4 041
042
日本テレビ
5 051
052
053
テレビ朝日
6 061
062
TBS
7 071
072
073
テレビ東京
8 081
082
083
フジテレビジョン
9 091
092
× TOKYO MX
11 111 KOEDOちゃんねる
112 × 市民チャンネル
12 121
122
123
× 放送大学
- × ショップチャンネル
- × QVC
ラジオ 編集
MHz 放送局 備考
77.1 放送大学
78.0 bayfm
78.6 FM-FUJI
79.5 NACK5
80.1 TOKYO FM
81.3 J-WAVE
85.1 NHKさいたま-FM

JCNインターネット 編集

主なサービス 編集

JCN電話 編集


コミュニティチャンネル 編集

KOEDOちゃんねる 編集

KOEDOちゃんねる
基本情報
ジャンル コミュニティチャンネル
運営 川越ケーブルビジョン株式会社
MSO/系列 JCN系
放送時間 24時間
放送(配信)開始 1991年12月1日
放送終了 2011年3月31日
チャンネル番号
地上アナログ Ch.5
地上デジタル Ch.111
チャンネルホームページ
ホームページ http://home.icnet.ne.jp/tv/comichan/index.html
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市民チャンネル 編集

市民チャンネル
基本情報
ジャンル コミュニティチャンネル
運営 川越ケーブルビジョン株式会社
MSO/系列 JCN系
放送時間 24時間
放送(配信)開始 2005年7月1日
放送終了 2011年3月31日
チャンネル番号
地上デジタル Ch.112
チャンネルホームページ
当初はアナログ9Chで試験放送。
2005年10月1日よりアナログ5Chで本放送。
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放送番組 編集

アナウンサー 編集

過去のアナウンサー 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 株式会社テプコケーブルテレビ(現:株式会社JCN関東)より、デジタル多チャンネル放送配信を受けて開始。
  2. ^ 第6期工区よりFTTH方式を採用する。株式会社テプコケーブルテレビより事業受入エリアも第6期工区に含まれるが、事業受入エリアのみHFC方式を用いる。
  3. ^ 一部を除いて同年9月末まで旧名称の「川越ケーブルテレビ」を使用し続けた。
  4. ^ 地上デジタル放送BSデジタル放送も視聴可能。
  5. ^ 電話システムは、KDDIケーブルプラス電話を採用している。

出典 編集

  1. ^ JCN関東時代の呼称は「川越支社」であった。
  2. ^ a b c d 株式会社テプコケーブルテレビの新設子会社及び川越ケーブルビジョン株式会社の株式取得のお知らせ Archived 2011年11月25日, at the Wayback Machine. ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2008年12月17日
  3. ^ a b 株式会社テプコケーブルテレビの新設子会社名「JCN関東」のご案内 Archived 2011年11月25日, at the Wayback Machine. ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2009年2月26日
  4. ^ デジアナ変換の暫定的な導入方針を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 Archived 2010年12月14日, at the Wayback Machine. ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2010年4月21日
  5. ^ デジアナ変換サービスの早期開始を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月20日
  6. ^ デジアナ変換サービスの早期開始を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 別紙1 デジアナ変換の概要 (PDF) - ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月20日
  7. ^ デジアナ変換サービスの早期開始を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 別紙2 JCNグループのデジアナ変換サービスの詳細 (PDF) - ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月20日
  8. ^ 連結子会社の合併に関するお知らせ Archived 2011年10月12日, at the Wayback Machine. ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月25日

関連項目 編集