市川実日子
日本の女優、モデル
市川 実日子(いちかわ みかこ、1978年6月13日[1] - )は、日本のファッションモデル、女優。東京都出身[1]。スールキートス所属。姉は同じくモデル出身の女優の市川実和子。
いちかわ みかこ 市川 実日子 | |||||||||||
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生年月日 | 1978年6月13日(40歳) | ||||||||||
出生地 |
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職業 | 女優 | ||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ | ||||||||||
活動期間 | 1994年- | ||||||||||
著名な家族 | 市川実和子(姉) | ||||||||||
事務所 | スールキートス | ||||||||||
公式サイト | スールキートス>>mikako_ichikawa | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
映画 『とらばいゆ』 『blue』 『嫌われ松子の一生』 『めがね』 『シン・ゴジラ』 テレビドラマ 『すいか』 『喰いタン』 『小さな巨人』 『アンナチュラル』 | |||||||||||
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目次
人物
市川実和子の妹として雑誌『Olive』に何度か登場したあと、1994年に同誌の専属モデルとなる。1998年に専属を離れ、『CUTiE』『Zipper』『spoon.』などの雑誌に登場。その後は『装苑』『GINZA』などのハイファッション系の雑誌に登場している。
1998年にホンマタカシ監督の短編映画『How to 柔術』で女優としてデビュー。2003年に初の主演映画『blue』で第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞[2]。
2016年、『シン・ゴジラ』で毎日映画コンクール女優助演賞[3]、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
主な出演作品
映画
- とらばいゆ(大谷健太郎監督、2001年)毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞
- good-by,cruel world(Smap Short Filmsに収録)(高田雅博監督、2001年)
- ラヴァーズ・キス(吉田秋生原作/及川中監督、2003年) - 尾崎美樹 役
- blue(魚喃キリコ原作/安藤尋監督、2002年)
- ライフ・イズ・ジャーニー(田辺誠一監督、2003年)
- ぷりてぃ・ウーマン(渡邊孝好監督、2003年) - 木村真由美 役
- キューティーハニー(庵野秀明監督、2004年) - 秋夏子 役
- いま、会いにゆきます(土井裕泰監督、2004年) - 永瀬みどり 役
- Jam Films 2 机上の空論(小島淳二監督、2004年) - 洋子 役
- アニムスアニマ(斉藤玲子監督、2005年) - OL 役
- 乱歩地獄(実相寺昭雄監督、2005年) - 明智文代 役
- 嫌われ松子の一生(中島哲也監督、2006年) - 川尻久美 役
- ダメジン(三木聡監督、2006年※撮影は2002年頃) - チエミ 役
- 世界はときどき美しい(御法川修監督、2007年)
- ユメ十夜(<オムニバス十編のうち第五夜> 豊島圭介監督、2007年) - 真砂子 役
- 吉祥天女(及川中監督、2007年) - 麻井鷹子 役
- めがね(荻上直子監督、2007年) - ハルナ 役
- おと・な・り(熊澤尚人監督、2009年) - 平川由加里 役
- 酔いがさめたら、うちに帰ろう。(東陽一監督、2010年) - 湊麻美 役
- マザーウォーター(松本佳奈監督、2010年) - ハツミ 役
- 東京オアシス(松本佳奈、中村佳代監督、2011年)
- レンタネコ(荻上直子監督、2012年) - 主演・サヨコ 役
- ジ、エクストリーム、スキヤキ(前田司郎監督、2013年)
- ぼくたちの家族(石井裕也監督、2014年) - 京子 役
- ミュージアム(大友啓史監督、2016年) - 橘幹絵 役
- シン・ゴジラ(庵野秀明・樋口真嗣監督、2016年) - 尾頭ヒロミ 役[4] ※ 第71回毎日映画コンクール 女優助演賞[3]
- ReLIFE リライフ(古澤健監督、2017年) - 佐伯 みちる(さいき みちる)役
- 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(石井裕也監督、2017年) - 美香の母 役
- 三度目の殺人(是枝裕和監督、2017年) - 篠原一葵 役[5]
- ナラタージュ(行定勲監督、2017年) - 葉山 美雪(はやま みゆき)役
- DESTINY 鎌倉ものがたり(山崎貴監督、2017年) - 本田里子(ほんだ さとこ)役
- 羊の木(吉田大八監督、2018年) - 栗本清美 役[6]
- 初恋〜お父さん、チビがいなくなりました(小林聖太郎監督、2019年)- 武井菜穂子 役[7][8]
- よこがお(深田晃司監督、2019年) - 基子 役[9]
テレビドラマ
- SMAP×SMAP特別編 Smap Short Films「good-bye, cruel world」(フジテレビ・関西テレビ系列、2001年)
- 茂七の事件簿 新ふしぎ草紙 第4話(2002年、NHK) - おゆう役
- サイコドクター(日本テレビ系列、2002年)-冠野あずさ役
- すいか(日本テレビ系列、2003年)-芝本ゆか役
- 初恋.com(2003年)
- 夜回り先生(TBSテレビ、2004年)
- 光とともに…〜自閉症児を抱えて〜(日本テレビ系列、2004年) - 川見純役
- 天花(NHK総合、2004年)- 川島薫役
- X'smap〜虎とライオンと五人の男〜(フジテレビ系列、2004年)- お鈴役
- 初仕事納め(フジテレビ系列、2005年)
- 喰いタン(2006年、日本テレビ系列) - 出水京子役
- 喰いタン2(2007年、日本テレビ系列) - 出水京子役
- グッジョブ(2007年、NHK) - 南和枝役[10]
- 篤姫(2008年、NHK) - お龍役[11]
- サムライ・ハイスクール(2009年、日本テレビ系列) - 三木サヤカ 役[12]
- 私が初めて創ったドラマ「テツトモ」(2010年、NHK BShi)[13]
- 階段のうた(2010年 - 2012年、TBSテレビ)
- 恋愛ニート〜忘れた恋のはじめ方(2012年、TBSテレビ) - 渡辺美帆役[14]
- 黒の女教師(2012年、TBSテレビ) - 内田すみれ役[15]
- 八重の桜(2013年、NHK) - 山川二葉役[16]
- Dr.DMAT(2014年、TBSテレビ) - 伊勢崎紅美役[17]
- 55歳からのハローライフ 第1話「キャンピングカー」(2014年6月14日、NHK) - 富裕美貴役[18]
- おやじの背中 第3話「なごり雪」(2014年7月27日、TBSテレビ) - 竹中玲子役[19]
- わが家(2015年1月4日、MBS/TBSテレビ) - 門脇麗美役[20]
- 予告犯 -THE PAIN-(2015年、WOWOW)- 沖菜啓子役[21]
- 山のトムさん(2015年12月26日、WOWOW) - トキ 役[22]
- 山口発地域ドラマ 朗読屋(2017年1月18日、NHK BSプレミアム) - 緑 役[23][24]
- 小さな巨人(2017年、TBSテレビ) - 香坂美沙役[25]
- 宮沢賢治の食卓(2017年、WOWOW) - 櫻小路ヤス 役[26]
- アンナチュラル(2018年、TBSテレビ) - 東海林夕子 役[27]
- 木皿泉劇場 道草(2018年5月12日、NHK BSプレミアム) - 富田 役[28]
- 満願 最終夜「満願」(2018年8月16日、HK総合) - 鵜川妙子 役
- Aではない君と(2018年9月21日、テレビ東京) - 野依美咲 役[29]
- 母、帰る〜AIの遺言〜(2019年1月5日、NHK総合) - 布村よし子 役[30]
- イノセンス 冤罪弁護士(2019年1月 - 、日本テレビ) - 有馬聡子 役[31]
テレビ番組
- ロシア語会話(NHK教育テレビジョン)[2]
- ZIP!(2012年4月-5月、日本テレビ)コトバネコのコーナー
- ドキュメント72時間(NHK総合) - ナレーション
- あきないの風景(2014年10月 - 2015年3月、TBS) - ナレーション
CM
- 資生堂『スタイリッシュ ヘアワックス』(1996年)
- キユーピー『キユーピーハーフ』(1998年)
- 富士フイルム『FinePix』(2001年)
- 資生堂『ナチュラルズ』(2001年)
- フジテレビ『きっかけは、フジテレビ。』(2002年)
- アサヒ飲料『Asahi 十六茶』(2003年)
- ピエトロ『ピエトロドレッシング』(2006年 - )
- ソフトバンクモバイル「ホワイトプラン」『プロポーズ篇』加瀬亮と共演(2007年2月 - )
- ユニクロ
- 『マイクロフリースセット』姉・市川実和子と共演(2009年)
- 『ワンピース』(2013年)
- ローソン『ろーそん亭』(2011年 - )
- カルビー『ベジップス』(2013年 - )
- 滋賀県・琵琶湖の観光キャンペーン『旅せよ乙女。虹色エモーション。』(2015年)
- VAIO VAIO S11/S13『静寂キーボード篇』『どこでも“最適” オンライン篇』『圧倒的なタフネス篇』(2016年 - )
舞台
著書
脚注
- ^ a b c “市川実日子”. スールキートス. 2016年9月1日閲覧。
- ^ a b “市川さんに最優秀女優賞 モスクワ国際映画祭で”. 47NEWS (2002年6月30日). 2015年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月1日閲覧。
- ^ a b “毎日映画コンクールで「シン・ゴジラ」が大賞ほか3冠獲得、「君の名は。」は2冠”. 映画ナタリー. (2017年1月19日) 2017年1月19日閲覧。
- ^ “市川実日子、「シン・ゴジラ」尾頭ヒロミの長セリフを生再現!”. 映画.com (2016年8月25日). 2016年9月1日閲覧。
- ^ “広瀬すず、是枝裕和監督と再タッグ!「三度目の殺人」で福山雅治&役所広司と対峙”. 映画.com. (2017年2月21日) 2017年2月21日閲覧。
- ^ “錦戸亮主演×吉田大八監督「羊の木」映画化!共演に木村文乃、松田龍平、市川実日子”. 映画ナタリー. (2016年9月23日) 2016年9月23日閲覧。
- ^ “西炯子『お父さん、チビがいなくなりました』が映画化、娘役に市川実日子”. CINRA.NET 2018年9月26日閲覧。
- ^ “西炯子原作映画『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』全キャスト発表”. CINRA.NET 2018年9月27日閲覧。
- ^ “『淵に立つ』深田晃司監督×筒井真理子が再タッグ 共演に市川実日子&池松壮亮”. クランクイン!. (2019年1月24日) 2019年1月29日閲覧。
- ^ “特集ドラマシリーズ「グッジョブ」”. NHK. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “「篤姫」キャスティング二次発表”. NHK (2007年10月23日). 2018年4月16日閲覧。
- ^ “自称肉食系の三浦春馬「武勇伝ない」。新ドラマ「サムライ・ハイスクール」会見”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2009年10月7日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “私が初めて創ったドラマ「テツトモ」”. NHK. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方」の新キャスト決定!”. NewsWalker (KADOKAWA). (2011年12月9日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “榮倉奈々、教師役に初挑戦 悪に悪で対抗するダークヒロイン”. ORICON NEWS (oricon ME). (2012年5月31日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “大河「八重の桜」キャスト発表第二弾!”. NHK (2012年7月19日). 2018年4月16日閲覧。
- ^ “医療マンガ「Dr.DMAT」ドラマ化、主演は関ジャニ大倉忠義”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年11月5日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」|おもな出演者”. NHK. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “あらすじ”. 日曜劇場『おやじの背中』. TBS. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “新春ドラマ特別企画 わが家”. MBS. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “東山紀之がドラマ版「予告犯」主演で新境地!生田斗真の映画版から約1年後描く”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2015年4月16日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “小林聡美主演、「かもめ食堂」の群ようこが脚本を手がけるドラマが12月に放送”. 映画ナタリー (2015年9月29日). 2015年9月29日閲覧。
- ^ “山口発地域ドラマ「朗読屋」”. NHK山口放送局. 2016年12月31日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月8日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆主演の山口発ドラマ「朗読屋」キャストに吉岡里帆、緒川たまき、市川実日子、前野朋哉、富岡英里子、山下真司、市原悦子”. music.jpニュース (株式会社エムティーアイ). (2016年9月17日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ “『シン・ゴジラ』長谷川博己&市川実日子、まさかの夫婦役で共演”. シネマトゥデイ (2017年4月8日). 2017年4月8日閲覧。
- ^ “鈴木亮平主演「宮沢賢治の食卓」に山崎育三郎、市川実日子ら実力派結集!”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2017年4月26日) 2017年4月26日閲覧。
- ^ “石原さとみ、“逃げ恥”脚本家とタッグ 解剖医役でTBS連ドラ初主演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年9月12日) 2017年9月12日閲覧。
- ^ “賀来賢人×市川実日子が『木皿泉劇場 道草』で共演 魚屋舞台のコメディー”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2018年4月16日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “佐藤浩市の洗礼を受けた新人俳優出演 『Aではない君と』キャスト追加発表”. ORICON NEWS (2018年8月24日). 2018年8月24日閲覧。
- ^ “おもな登場人物(キャスト)”. 母、帰る〜AIの遺言〜. NHK (2019年). 2019年1月6日閲覧。
- ^ “坂口健太郎の主演ドラマ「イノセンス」に趣里、市川実日子、赤楚衛二らが出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2018年12月8日). 2019年1月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- スールキートス>>mikako_ichikawa - 所属事務所によるプロフィール。
- 市川実日子 - KINENOTE
- 市川実日子 - テレビドラマデータベース
- 市川実日子 - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 市川実日子 - NHK人物録