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市房ダム(いちふさダム)は、熊本県球磨郡水上村一級河川球磨川水系球磨川に建設されたダム[1]洪水調節発電灌漑を目的とする多目的ダムである[1]

市房ダム
市房ダム正面
所在地
左岸所在地 熊本県球磨郡水上村湯山
右岸所在地 熊本県球磨郡水上村岩野
位置
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 78.5 m
堤頂長 258.5 m
堤体積 312,466
流域面積 157.8 km²
湛水面積 165 ha
総貯水容量 40,200 m³
有効貯水容量 35,100 m³
利用目的 洪水調節発電かんがい
事業主体 九州地方建設局
電気事業者 熊本県企業局
発電所名
(認可出力)
市房第1発電所、第2発電所(最大出力15,100kw、2,300kw)
施工業者 西松建設
着手年/竣工年 1953年/1959年
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球磨川総合開発の事業の一つとして、1953年から1960年にかけて建設が行われた[1]。およそ38億円の費用をかけて、旧建設省が直轄して施工している[1]。完成後、1961年5月に熊本県に移管された[1]

球磨川最上流のダムにして流域最大のダムである。その容量で、流域の治水・利水・流域環境の安定に重大な役割を果たしている。

目次

周辺 編集

市房ダムの「一万本桜」は、ダム湖の周辺約14キロメートルに広がっており、熊本県内でも屈指の桜の名所として知られる[2]ほか、ダム周辺地域の主要な観光地となっている[3]。ダムの背後には市房山が位置する[1]。ダム湖ではバス釣りも可能ではあるが、ごく少数の釣り人しか訪れない「中上級者向けのフィールド」となっている[4]

周辺施設編集

脚注編集

  1. ^ a b c d e f 熊本県土木部市房ダム管理所 (2014年6月19日). “市房ダムの概要”. 熊本県. 2018年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月6日閲覧。
  2. ^ 熊本県土木部市房ダム管理所 (2018年3月24日). “お花見シーズン到来!今、注目されている“九州の桜名所”ベスト5”. 九州ウォーカー. KADOKAWA. 2018年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月6日閲覧。
  3. ^ 『日本の地誌 10 九州・沖縄』野澤秀樹・堂前亮平・手塚章(編)、朝倉書店、2012年、364-365頁。ISBN 978-4-254-16770-2
  4. ^ 『新・全国バス釣り場ガイド西日本編: 釣れるポイントまるわかり詳細マップ付き!』地球丸、2006年、184-185頁。ISBN 978-4-86067-130-3

関連項目編集