布土駅

愛知県知多郡美浜町にあった名古屋鉄道の駅

布土駅(ふっとえき)は、かつて愛知県知多郡美浜町大字布土にあった名古屋鉄道河和線

布土駅*
旧布土駅全景
ふっと
FUTTO
富貴 (1.9 km)
(1.6 km) 河和口
地図
所在地 愛知県知多郡美浜町大字布土
北緯34度48分40秒 東経136度54分59秒 / 北緯34.81111度 東経136.91639度 / 34.81111; 136.91639
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 河和線
キロ程 24.2 km(太田川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
311人/日
-1992年[1]-
開業年月日 1932年昭和7年)7月1日
廃止年月日 2006年平成18年)12月16日
備考 *1972年(昭和47年)四海波駅を統合後、現在地に移転
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概要 編集

2006年平成18年)12月16日に廃止となった。毎時2本の普通列車のほか、朝に数本急行が停車していた。ただ、普通列車は知多新線を除いた他の路線とは違いほぼ30分間隔の等間隔ダイヤとなっておらず(普通列車が2本続けて発車した後特急と急行が連続して通過していた)、非常に利用しづらいダイヤであったため、隣の快速急行(一部特急も停車)停車駅(2006年(平成18年)当時)である河和口駅などに利用者は流れてしまい、低迷した。

歴史 編集

駅構造 編集

ホームは2面2線の相対式の地上駅。ホームは最大6両まで対応していた。駅集中管理システム未導入の、完全な無人駅。駅舎もなく、直接ホームに入る形になっていた。冒頭の通り、同システム導入に伴うコストの削減のため、この駅は廃止対象の駅となり、2006年(平成18年)12月16日に廃止された。

配線図 編集

布土駅 構内配線略図

太田川・
名古屋方面
 
河和方面
凡例
出典:[3]
※ 案内上ののりば番号は設定されていなかった。


駅周辺 編集

  • 国道247号(師崎街道)
  • 三河湾
  • 美浜町コミュニティバス「いってきバス自然号」が国道247号(師崎街道)を走っている。河和方面へ1日5本、無料。

利用状況 編集

  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は311人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中300位、河和線・知多新線(26駅)中25位であった[1]
  • 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2004年度105人、2005年度110人であった。

隣の駅 編集

名古屋鉄道
河和線
特急快速急行急行
通過
急行(一部の列車が停車)・■普通
富貴駅 - 布土駅 - 河和口駅

脚注 編集

  1. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  2. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、873頁。 
  3. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図

関連項目 編集