北野日奈子

日本の女優、ファッションモデル、乃木坂46の元メンバー
希望の方角から転送)

北野 日奈子(きたの ひなこ、1996年平成8年〉7月17日 - )は、日本女優ファッションモデルYouTuberであり、女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー[1]、『Zipper』の元専属モデルである[2]北海道小樽市生まれ、千葉県出身[注 1]。am所属[6]。身長158.5 cm[7]。血液型はO型[1]

きたの ひなこ
北野 日奈子
北野 日奈子
台北松山空港にて(2020年1月18日)
生年月日 (1996-07-17) 1996年7月17日(27歳)
出生地 日本の旗 日本北海道小樽市
出身地 日本の旗 日本千葉県
身長 158.5 cm
血液型 O型
職業 ファッションモデル女優YouTuber
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2013年 -
事務所 乃木坂46合同会社
(2013年 - 2022年)
am
(2022年 - )
主な作品
テレビドラマ
初森ベマーズ
少年のアビス
警視庁考察一課
ひともんちゃくなら喜んで!
とりあえずカンパイしませんか?
バラエティ番組
乃木坂46えいご
舞台
じょしらく
じょしらく弐 〜時かけそば
あさひなぐ
蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く
備考
乃木坂46元メンバー(2013年 - 2022年)
Zipper』元専属モデル(2015年 - 2017年)
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きたのひなこ
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年 -
ジャンル Vlog
登録者数 12万人
総再生回数 1357万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年11月22日時点。
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来歴 編集

高校1年生の時、白石麻衣のファンだった友人から、乃木坂46の2期生オーディションを勧められた[8]。母親は反対したが[9]、知らぬ間に友人が北野を応募、一次審査の合格通知が届くと親から社会科見学のつもりで行くよう認められ[10]、オーディションを受験[11]。オーディションでは寺田蘭世山崎怜奈佐々木琴子と同じブロックだった[10]

2013年(平成25年)3月、乃木坂46の2期生オーディションに合格[8]。その後、約4か月間[10]、高校に通いながらレッスンを積んだ[8]。レッスン中はダンスが苦手で[8]、同期の佐々木琴子と最下位争いをしていた[12]。同年8月4日、6thシングル「ガールズルール」の発売記念全国握手会イベントでパフォーマンスを初披露した[13]

2014年(平成26年)4月2日、乃木坂46の8thシングル「気づいたら片想い」で初選抜、正規メンバーに昇格[10]。だが、他の研究生の方が歌やダンスも上手なのに、自分がステージに立っていることに心苦しさを感じていた[10]

2015年(平成27年)7月20日、ファッションブランド『ANNA SUI』の2015年秋冬アジア圏ビジュアルモデルへの起用が発表された[14]。同年12月17日、ファッション雑誌『Zipper』の専属モデルへの起用が発表された[15]。同年12月22日、『Zipper』で「ひなコレクション」の連載を開始した[16]

2016年(平成28年)4月9日、乃木坂46の衛藤美彩・北野・寺田蘭世の3名で女子野球日本代表の公式サポーターを務めることが発表[17]。同年5月9日、川後陽菜の『私的にアイスが似合う女ランキング』で3位を獲得[18]。同年6月6日、15thシングル「裸足でSummer」で約2年ぶりに選抜メンバーへ復帰することが発表[19]

2017年(平成29年)夏頃より体調不良で一部の活動を休止したが[20][21][22]、同年11月16日にグループの公式サイトを通じ、正式に乃木坂46としての活動を当面の間休止し、治療に専念することを発表[23]。同日、自身のブログでも報告、活動休止中もブログを更新した[24]

2018年(平成30年)3月24日、『乃木坂46時間TV』に生出演し、4か月ぶりに公の場に姿を見せた[25]。その際「これから少しずつ乃木坂の活動に復帰していきたい」と語り、以後、20thシングル『シンクロニシティ』の収録曲「スカウトマン」のミュージック・ビデオ[26][注 2]、同年4月22日の『生駒里奈卒業コンサート』などに一部出演した[28]。同年7月6日から8日まで明治神宮野球場秩父宮ラグビー場で同時開催された「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」、および21stシングル「ジコチューで行こう!」から活動を再開[29]。そのライブのMCで北野は「21枚目のシングルから、私のやれることを少しずつやっていきます」と語った[29]。同年12月27日、1st写真集『空気の色』(幻冬舎)を発売[30]。発売初週で3万2232部を売上、オリコン週間本ランキング写真集部門で1位[31]。1万部の重版が決定、累計発行部数は7万2000部[31]

2021年(令和3年)12月12日、2nd写真集『希望の方角』(白夜書房)を翌年2月8日に発売することを発表した[注 3][33]

2022年(令和4年)1月31日、本人のブログで乃木坂46からの卒業を発表した。同年3月24日にぴあアリーナMMで卒業コンサートが開催された[34]。同年2月8日に2nd写真集『希望の方角』を発売[32]。同年4月30日をもって乃木坂46メンバーとしての活動を終了した[35]。同年5月20日、自身のInstagramで芸能事務所「am(アム)」に所属することを発表した[6]。同年5月29日、乃木坂46卒業後初のイベント「札幌コレクション 2022 S/S」に出演した[36]。同年5月31日、乃木坂46公式サイト内の公式ブログが閉鎖された[37]。同年10月14日、YouTubeチャンネルを開設した[38]

2023年(令和5年)10月 - 12月に上演の舞台『晩餐』にヒロイン役での出演が予定されていたが[39]、体調不良のため降板[40]

人物 編集

愛称は、きいちゃん[41]。名前の「日奈子」は、父親と母親のどちらも自分がつけたと主張しており、実際にどちらがつけたかは分かっていない[42]。チャームポイントは旋毛のある眉毛[43]、人懐っこいところ[44]。長所は誰とでも仲良くできるところ[44]。短所は物覚えが悪いところ[44]。4歳上の兄、2歳下の妹がおり、チップという名の雌犬を飼っている[3]。将来の夢は、家族に真っ白な家をプレゼントすること[45]

矢作穂香とは高校時代の同級生で北野自身は在学中から矢作の存在に気付いていたものの、矢作は知らなかったらしく『ひともんちゃくなら喜んで!』の撮影で再会した際に北野が指摘した上で当時の集合写真を見せた末に漸く気付いたという[46]

嗜好 編集

好きな食べ物は、ドーナツ、駄菓子[47]、ウナギ[43]、スイカ[43]、チーズ[48]、甘いもの[48]、メロンソーダ、牛乳[48]、ツイストパン[49][50]、みたらし団子。

憧れの人物は前田敦子[9]松井玲奈[51]。動物が大好き[52]。好きな異性のタイプは、話を聞いてくれてギャップのある人[44]

趣味 編集

趣味は駄菓子屋巡り[43]、癒し探し[53]

また2023年から競馬にハマっており、勉強中と言いつつもオルフェーヴルが好きであることを語っている[54]

特技 編集

特技は雑誌破り[注 4]、フライパン曲げ[57]、がおー[58]。元バスケットボール部で[注 5]、短距離走を得意とし[9]、50メートル走7秒台[9]

乃木坂46 編集

乃木坂46の破壊王と称されている[59]。偏差値31[59]サンクエトワールのメンバー[60]、塩アイス[61]

乃木坂46で好きな曲は「音が出ないギター[47]、「気づいたら片想い」、「ロマンスのスタート」、「別れ際、もっと好きになる[62]。好きなミュージック・ビデオは「気づいたら片想い」、「ロマンスのスタート」[63]、「大人への近道」、「君に贈る花がない」、「裸足でSummer[64]

作品 編集

シングル 編集

乃木坂46

坂道AKB

アルバム 編集

乃木坂46

映像作品 編集

出演 編集

テレビドラマ 編集

バラエティ 編集

その他のテレビ番組 編集

舞台 編集

降板 編集

  • 晩餐(2023年10月 - 12月)ヒロイン・山科舞子 役[39]

ネット配信 編集

広告 編集

  • ANNA SUI 2015年秋冬 アジア圏 ビジュアルモデル(2015年、ANNA SUI[88]

イベント 編集

書籍 編集

写真集 編集

雑誌連載 編集

  • Zipper(2015年12月22日 - 2017年12月22日、祥伝社)専属モデル[注 8][98]
    • ひなコレクション(2015年12月22日 - 2017年12月22日)[16]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 北海道で生まれ、千葉県で育ったため[3]、千葉県出身と表記される場合もあれば[1]、北海道出身と表記される場合もあるが[4]、北野によれば北海道小樽市生まれである[5]
  2. ^ ミュージック・ビデオの出演のみで楽曲には参加していない[27]
  3. ^ タイトルは2022年1月29日に解禁された[32]
  4. ^ 特技の雑誌破りは父親が考案した[55]。父親とはモノポリー人狼ゲーム人生ゲームなどで遊ぶ[56]
  5. ^ 小学5年生の時、父の誘いでミニバスケットボールを始め、中学生時代は3年間バスケットボール部に所属していた[3]
  6. ^ FODでは2019年12月25日よりネット配信されている[71]
  7. ^ 活動休止以降出演がないまま番組がリニューアルを迎え、レギュラーを降板[78]
  8. ^ 2017年12月22日発売号をもって、雑誌が休刊となった。

出典 編集

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