師匠の女将さん いじりいじられ

師匠の女将さん いじりいじられ』(ししょうのおかみさん いじりいじられ)は、2018年に制作されたR18+指定の日本映画。監督は工藤雅典。同年12月21日から27日まで上野オークラ劇場横浜光音座2で初公開[1][2]。関西では、2019年2月8日から14日まで京都・本町館で初公開[3]。甲信越では、2019年3月2日から3月8日まで甲府・甲南劇場、そして中国地方では、2019年3月21日から3月29日まで広島・横川有楽座で初公開。2020年4月3日にDVDリリース。(発売:大蔵映画、販売:スターボード)[4]

師匠の女将さん いじりいじられ
監督 工藤雅典
脚本 工藤雅典、橘満八
製作 フリーク・アウト
出演者 並木塔子
水川スミレ
生田みく
安藤ヒロキオ
折笠慎也
音楽 たつのすけ
撮影 井上明夫、村石直人
編集 工藤雅典
配給 オーピー映画
公開 日本の旗 2018年12月21日
上映時間 70分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ストーリー 編集

健一は、かつて寄席で人気だった漫才トリオの元リーダー。ネタ作りの才能はあったが、トリオは解散して恋人の那美とも別れた。芸人の道を諦め、荒んだ気分で清掃スタッフとして働いていたある日のこと、職場で社長から新入りの和代を紹介される。未亡人である和代の美貌と人柄に、健一は心惹かれるが、彼女には静香という訳ありの娘がいた。更に驚いたことに、和代の亡夫こそは、健一が憧れていた芸人の並木貫太郎だと云うのだ。ほどなく和代と親密な関係になってしまった健一は、久しぶりに会った構成作家の田所から、祐介と那美のコンビのために台本を書くよう依頼される。それは別れた那美の画策によるものだった――。

キャスト 編集

  • 並木和代 - 並木塔子:有名なお笑い芸人の並木貫太郎に先立たれた後妻。静香の事は大切に思っている。
  • 鈴音那美 - 水川スミレ:祐介の相方になって同棲しているが、別れた健一とヨリを戻そうとする。
  • 並木静香 - 生田みく:和代の娘だが、元々は貫太郎の連れ子。ニンフォマニアであり、健一にも色目を使う。
  • 相原健一 - 安藤ヒロキオ:お笑いから離れて清掃会社で働いていたが、和代と静香の協力で再び台本を書き始める。
  • 野間祐介 - 折笠慎也:那美とコンビを組んだものの、ネタに恵まれず焦っている。
  • 田所はじめ - 小滝正大:お調子者の構成作家で、祐介と那美の台本を担当している。
  • 店員 - 酒井あずさ:健一がよく通う安居酒屋の女。店の悪口を言う客は容赦しない。
  • 社長 - 飯島大介:健一の勤め先の老社長。和代にセクハラはするが、思いやりのある一面も見せる。
  • 中年サラリーマン - 古本恭一:暗がりに静香と一緒に居たところ、通りかかった健一に追い払われる。

スタッフ 編集

  • 監督:工藤雅典[5]
  • 脚本:工藤雅典、橘満八
  • 編集:工藤雅典
  • 撮影:井上明夫、村石直人
  • 照明:小川満
  • 録音:大塚学、武田太郎
  • 音楽:たつのすけ
  • 整音:Pink-Noise
  • VFXスーパーバイザー:竹内英孝
  • 撮影助手:森田義勇、安藤昇児、丹野美穂
  • ポスター:MAYA
  • スチール:伊藤太、KIMIKO
  • 助監督:永井卓爾
  • 演出部応援:山梨太郎
  • 制作応援:小林康雄
  • 協力:ネクスト・ワン、KOMOTO DUCT
  • 製作:フリーク・アウト
  • 配給:オーピー映画

脚注 編集

  1. ^ 上野オークラ劇場 (2018年12月20日). “映画『師匠の女将さん いじりいじられ』予告編が完成!”. 2019年2月5日閲覧。
  2. ^ 並木塔子、水川スミレ、生田みく出演作『師匠の女将さん いじりいじられ』公開記念トーク! 劇場4代目マスコットガールにはきみと歩実が就任し豪華な舞台挨拶に!【上野オークラ劇場舞台挨拶レポート!】”. デラべっぴんR. ジーオーティー (2018年12月23日). 2019年2月5日閲覧。
  3. ^ 上映案内”. 京都本町館. 2019年2月5日閲覧。
  4. ^ 師匠の女将さん いじりいじられ”. Starboard Official Website (2020年4月1日). 2020年4月18日閲覧。
  5. ^ 師匠の女将さん いじりいじられ”. pg-pinkfilm.com. 2020年1月26日閲覧。

外部リンク 編集