常田新橋

日本の長野県上田市にある橋

常田新橋(ときだしんばし)は、長野県上田市千曲川に架かる橋長485 m(メートル)、幅員14.5 - 20.5 mの千曲川に架かる上田市道踏入小牧線の桁橋である。長野県上田市の道路橋としては小牧橋に次いで2番目に市道として建設された橋である。

常田新橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 長野県上田市常田一丁目 - 小牧
交差物件 千曲川
用途 道路橋
路線名 上田市道踏入小牧線
管理者 上田市
施工者 住友重機械工業高田機工JV三井造船川崎製鉄JV、宮地鐵工所川田工業JV、横河ブリッジ東京鐵骨橋梁JV
着工 1996年平成8年)10月17日
竣工 1998年度(平成10年度)
開通 1999年(平成11年)10月23日
座標 北緯36度23分19.0秒 東経138度15分14.4秒 / 北緯36.388611度 東経138.254000度 / 36.388611; 138.254000 (常田新橋)
構造諸元
形式 連続箱桁橋
材料
全長 485.000 m
14.5 - 20.5 m
最大支間長 66.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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概要 編集

橋中央にモニュメントがあり、周囲の展望ができる[1]。本橋計画時の上田市では千曲川を渡る交通は上田橋古舟橋小牧橋の3橋に集中しており、渋滞緩和に向けて国による上田大橋と市による常田新橋が同時期に計画・整備された[2]。常田新橋は上田新橋の仮称で建設が進められ、戦国時代から続く常田の地名から常田新橋と命名された[3]

[4]

歴史 編集

  • 1983年度(昭和58年度) - 上田駅周辺整備構想調査報告書で新橋架設計画が提案される。その後、1991年度(平成3年度)・1992年度(平成4年度)の上田都市圏交通計画でも提案される[5]
  • 1994年(平成6年)9月 - 上田市補正予算で上田新橋の調査費が計上される[6]
  • 1995年度(平成7年度) - 取付道路着工[1][2]
  • 1996年(平成8年)10月17日 - 着工[7]
  • 1999年(平成11年)
    • 2月25日 - 上田大橋と共に正式名称が決定する[3]
    • 8月10日 - 常田新橋ロードフェスティバル'99が開催され、同日夜には上田千曲川花火大会でも歩行者に解放された[8][9]
    • 10月23日 - 長野県上田市に架かる橋としては6番目の橋として開通[1][10]
    • 開通後は花火大会の時期には鑑賞客用の歩行者天国として開放されている。

周辺 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 橋梁事業は現在三井住友建設鉄構エンジニアリングに継承された。
  2. ^ 橋梁事業は現在JFEエンジニアリングに継承された。
  3. ^ 現・宮地エンジニアリング
  4. ^ 現・日本ファブテック

出典 編集

  1. ^ a b c d 常田新橋が開通」(PDF)『広報うえだ』第1283巻、上田市、1999年11月16日、1頁、2021年4月12日閲覧 
  2. ^ a b 渋滞緩和に期待 千曲川に二本の新設橋」(PDF)『広報うえだ』第1189巻、上田市、1995年12月16日、8頁、2021年4月12日閲覧 
  3. ^ a b 名称決定」(PDF)『広報うえだ』第1267巻、上田市、1999年3月16日、2頁、2021年4月12日閲覧 
  4. ^ 橋梁年鑑 平成12年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 69, 188, 189. 2021年4月12日閲覧。
  5. ^ 仮称上回新橋の計画」(PDF)『広報うえだ』第1159巻、上田市、1994年9月16日、3頁、2021年4月12日閲覧 
  6. ^ 上田新橋の調査費も計上」(PDF)『広報うえだ』第1161巻、上田市、1994年10月16日、2頁、2021年4月12日閲覧 
  7. ^ 「上田新橋」いよいよ着工」(PDF)『広報うえだ』第1210巻、上田市、1996年11月1日、5頁、2021年4月12日閲覧 
  8. ^ 「常田新橋ロードフェスティバル'99」へお出かけください」(PDF)『広報うえだ』第1276巻、上田市、1999年8月1日、5頁、2021年4月12日閲覧 
  9. ^ 常田新橋ロードフェスティバル'99開催」(PDF)『広報うえだ』第1278巻、上田市、1999年9月1日、1頁、2021年4月12日閲覧 
  10. ^ 市町村の連携で個性ある地域づくりを」(PDF)『広報うえだ』第1286巻、上田市、2000年1月1日、12頁、2021年4月12日閲覧 

外部リンク 編集