常磐バイパス

常磐バイパス(じょうばんバイパス)は、いわき市内の国道6号バイパスである。全長約28km。国道6号現道の交通量の増加に伴う渋滞を解消するために計画された。愛称はいわきサンシャインロード[1]

一般国道

国道6号標識

常磐バイパス
国道6号バイパス
いわきサンシャインロード
路線延長 27.7 km
開通年 1972年 - 2000年
起点 福島県いわき市勿来町四沢
終点 福島県いわき市下神谷
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

バイパスの全区間が、1998年6月16日に候補路線の指定を受けた地域高規格道路いわき東道路」を構成する予定である[2]

目次

概要編集

 
いわきサンシャインロード入口付近(国道6号常磐バイパス)2015年4月
  • 起点 : 福島県いわき市勿来町四沢(四沢交差点)
  • 終点 : 福島県いわき市平下神谷(下神谷交差点)
  • 延長 : L=27.7km
  • 規格 : 第3種1級
  • 標準道路幅員 : W=25.0m
  • 車線数 : 4車線
  • 車線幅員 : W=3.5m
  • 設計速度 : 80km/h

2000年に全線開通し、その後は4車線化や交差点立体化などの工事を進められた。

信号機が少なく立体交差が多いので、福島県内の福島南バイパスあさか野バイパス(共に国道4号)と共に非常に走りやすい。とくに久世原団地から平下神谷にかけての新規開通部分は平面交差が無いように作られ、火葬場の入口ですら立体交差になっている。 また2010年代以降は全線4車線化に向けた拡幅事業が本格的に進められ、バイパス周辺においては特定港重要港湾である小名浜港にて整備が進む小名浜港国際物流ターミナルの整備(2018年度完成予定)やイオンモールいわき小名浜の開業(2018年6月開業)などのイベントによる交通量増加を見越し[3]、これに間に合わせる形で国土交通省はバイパス最後の2車線区間であるいわき市勿来町四沢~同市錦町雷間(L=0.8km)及びいわき市平下荒川~同市平下神谷間(L=6.0km)をそれぞれ2018年3月に4車線で供用[4]。これにより、全線4車線の道路となった。

一方で、水戸方面に向かう場合、常磐バイパスを過ぎると流れが悪くなる。これは、茨城県内は2車線が大半で、日立石岡土浦では渋滞に巻き込まれる為である[注釈 1]

勿来四沢交差点から小名浜住吉交差点までは並行する旧道が県道に降格されたため、バイパスと名のつく本線になっている。そこから北、四倉町までは本来の意味でのバイパスとなっている。なお、2018年4月1日より残りの並行する現道区間も県道と国道399号に降格するため、全線がバイパスと名のつく本線となった[5]

交差する道路編集

交差する道路 交差する場所 東京から
(km)
国道6号 水戸方面
福島県道56号常磐勿来線 勿来町四沢渋町・四沢交差点 177.6
国道289号 錦町雷 178.0
茨城県道・福島県道10号日立いわき線
福島県道239号泉岩間植田線
佐糠町碇田
福島県道15号小名浜四倉線 泉町滝尻 188.5
福島県道66号小名浜小野線 小名浜住吉・住吉交差点 192.2
福島県道48号江名常磐線 常磐三沢町 195.4
国道49号平バイパス 常磐上矢田交差点 198.0
福島県道26号小名浜平線 平下荒川 199.3
福島県道241号下高久谷川瀬線 平中山
福島県道229号甲塚古墳線 平荒田目
国道399号 平下神谷 205.2
国道6号 相馬方面

沿革編集

  • 1966年度 : 事業化
  • 1968年度 : 用地買収に着手
  • 1969年度 : 着工
  • 1972年12月20日 : いわき市勿来町四沢 - いわき市佐糠町碇田(L=3.64km)開通
  • 1977年12月23日 : いわき市佐糖町碇田 - いわき市泉町下川(L=6.02km)開通
  • 1978年8月10日 : いわき市泉町下川 - いわき市泉町滝尻(L=1.31km)開通
  • 1979年12月25日 : いわき市泉町滝尻 - いわき市南富岡(L=1.4km)開通
  • 1981年3月27日 : いわき市南富岡 - いわき市小名浜住吉(L=2.26km)開通
  • 1983年3月30日 : いわき市小名浜住吉 - いわき市常磐三沢(L=3.4km)開通
  • 1985年8月10日 : いわき市常磐三沢 - いわき市自由ヶ丘(L=3.03km)開通
  • 1989年3月18日 : いわき市自由ヶ丘 - いわき市平下荒川(L=0.66km)開通
  • 1990年3月30日 : 宮ノ下交差点(いわき市)立体化完成
  • 1992年3月26日 : 六枚内交差点(いわき市)立体化完成
  • 1996年8月2日 : いわき市平荒田目 - いわき市平下神谷(L=0.94km)開通
  • 2000年3月28日 : いわき市平下荒川 - いわき市平荒田目(L=5.02km)開通により全線開通
  • 2002年12月17日 : 常磐上矢田交差点(いわき市)立体化完成
  • 2003年3月31日 : 小名浜住吉交差点(いわき市)立体化完成
  • 2007年3月19日 : いわき市常磐三沢町~いわき市常磐上矢田町間(L=2.3km)が4車線拡幅
  • 2015年3月16日 : いわき市泉町下川~いわき市泉町滝尻間(L=1.3km)が4車線拡幅[6]
  • 2015年9月8日 : いわき市錦町中迎~いわき市佐糠町碇田間(L=1.4km)が4車線拡幅[7]
  • 2016年3月15日 : いわき市錦町雷~いわき市錦町中迎間(L=1.4km)が4車線拡幅[3]
  • 2018年3月30日 : いわき市勿来町四沢〜いわき市錦町雷(L=0.8km)およびいわき市平下荒川〜いわき市平下神谷(L=6.0km)が4車線拡幅[4]、これにより事業完了
  • 2018年4月1日 : いわき市小名浜住吉町〜いわき市平下神谷間の並行する現道区間が国土交通省管理から福島県管理に移行[5][注釈 2]

交通量編集

2005年度(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)

  • いわき市泉町下川字須賀蛭 : 37,705
  • いわき市常磐松久須根町宮ノ作 : 42,662
  • いわき市平中山字矢ノ倉 : 20,935
  • いわき市平菅波字菅波入 : 21,735
  • いわき市平山崎字馬場 : 22,291

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ うち、常磐バイパス終点部のいわき市勿来町から県境を越えて茨城県北茨城市関本町までは勿来バイパスとして2015年度より道路整備事業が進む。
  2. ^ 住吉交差点〜下船尾交差点間は福島県道66号小名浜小野線(県道降格により国道6号との重複解消)、下船尾交差点〜十五町目交差点間は福島県道20号いわき上三坂小野線(下船尾交差点〜一の坪交差点間は県道66号と重複)、十五町目交差点〜平下神谷間は国道399号へ移行。

出典編集

  1. ^ 平出張所NOW! (PDF)”. 国土交通省 東北地方整備局 磐城国道事務所 平出張所 (2013年1月31日). 2013年4月15日閲覧。
  2. ^ “県内の地域高規格道路 -いわき東道路-”. 福島県庁ホームページ (福島県高速道路室). (2013年12月1日). http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41035b/iwakihigashi.html 
  3. ^ a b 国道6号常磐バイパス拡幅工事が一部完了!3月15日(火)に一部4車線で開通します! -雷交差点から中迎交差点まで-(国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所)2016年3月10日 (PDF, 1.83 MiB)
  4. ^ a b 国道6号 常磐バイパスが3月30日(金)に全線4車線開通します <4車線化により円滑な交通の確保といわき市の産業活動を支援します> (PDF)”. 国土交通省東北地方整備局 磐城国道事務所 (2018年3月29日). 2018年3月29日閲覧。
  5. ^ a b 国道6号常磐バイパスに並行する現道区間が、4月から福島県管理となり、新しい路線名になる予定です。 - 平成30年1月30日 磐城国道事務所、福島県土木部道路計画課、福島県いわき建設事務所、福島県 相双建設事務所
  6. ^ 国道6号常磐バイパス拡幅工事が一部完了!3月16日(月)に一部4車線で開通します!-泉町下川から泉町滝尻まで-(国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所)2015年3月11日 (PDF, 827.98 KiB)
  7. ^ 国道6号常磐バイパス拡幅工事が一部完了!9月8日(火)に一部4車線で開通します! -中迎交差点から佐糠こ道橋まで-(国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所)2015年9月2日 (PDF, 898.88 KiB)

関連項目編集

外部リンク編集