平和と秩序のための救済委員会
平和と秩序のための救済委員会（ロシア語: Комитет спасения за мир и порядок、ウクライナ語: Комітет порятунку за мир та порядок) は、2022年のロシアのウクライナ侵攻でロシア陸軍がヘルソン州の大部分を占領した後の2022年3月10日に憲法制定会議が設立した、ヘルソン州のロシア協力者の最高行政・執行機関[2][1][3][4]。
| 平和と秩序のための救済委員会 | |
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ロシア語: Комитет спасения за мир и порядок ウクライナ語: Комітет порятунку за мир та порядок | |
| 概要 | |
| 創設 | 2022年3月10日 |
| 指導者 | キリル・ストレモウソフ[1] |
| 本部 | ヘルソン |
設立 編集
2022年のロシアによるウクライナ侵攻中、ロシア陸軍がヘルソン市及びヘルソン州の大部分を占領した後（ヘルソンの戦い）、元ヘルソン市長のヴォロディミール・サルド、ヘルソン市の元副市長（社会・人道問題担当）セルゲイ・チェレフコおよび通信社「Tavria News」取締役のキリル・ストレモウソフは、ロシアへの協力を始めた。その結果、3月10日の会議で「平和と秩序のための救済委員会」が設立され、その責任者のストレモウソフは、ヘルソン州とロシアとの貿易、経済、社会、文化的関係の確立を望んでいた[1]。
活動 編集
ニェザヴィーシマヤ・ガゼータによると、委員会の活動は住民の絶え間ない抵抗に遭い、多数の委員会メンバーがウクライナの秘密情報機関「国防省情報総局」（GUR）やウクライナのパルチザンによって殺害されたという[5]。
関連項目 編集
脚注 編集
- ^ a b c “Коллаборанты Херсонщины. Кто помогает оккупационным властям?” (ロシア語). Крым.Реалии. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “Ukraine-Russia, today’s news from the war. Zelensky: “May the world recognize Russia as a terrorist state”” (英語). Breaking Latest News (2022年3月17日). 2022年5月9日閲覧。
- ^ Tucker, Maxim. “Kherson fightback exposes futility of Putin’s occupation plan”. 0140-0460 2022年5月9日閲覧。
- ^ “Infrastructure Citizenship: An Expression of Ukrainian Sovereignty in Wartime | Wilson Center” (英語). www.wilsoncenter.org. 2022年5月9日閲覧。
- ^ Rodin (2022年3月21日). “Пока политический план по Украине не заработал / Политика / Независимая газета”. Nezavisimaya Gazeta. 2022年10月10日閲覧。
- ^ Vasilyeva, Nataliya (2022年4月28日). “Occupied Kherson will switch to Russian currency, puppet government says”. The Telegraph. 0307-1235 2022年5月9日閲覧。