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平成15年台風第10号

平成15年台風第10号(へいせい15ねんたいふうだい10ごう、国際名:アータウ〔Etau、命名国:米国、意味:嵐雲〕)は、2003年平成15年)8月に発生し、日本列島を縦断した台風である。勢力が殆ど衰えないまま本土に上陸し大きな被害を出した。後に、激甚災害に指定された。

台風第10号(Etau、アータウ)
カテゴリー3の タイフーンSSHWS
四国へ接近する台風第10号(8月8日)
四国へ接近する台風第10号(8月8日)
発生期間 2003年8月3日 15:00
8月10日 3:00
寿命 6日12時間
最低気圧 945 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
45 m/s (85 knot)
最大風速
米海軍解析)
110 knot
被害総額
死傷者数 死者17名、行方不明者2名
被害地域 日本
プロジェクト : 気象と気候災害
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目次

経過編集

被害編集

  • 死者: 17 名
  • 行方不明者: 2 名
  • 負傷者: 94 名
  • 住家全壊: 28 棟
  • 住家半壊: 27 棟
  • 住家一部損壊: 559 棟
  • 床上浸水: 389 棟
  • 床上浸水: 2,009 棟

記録編集

  • 最大風速: 49.8m/s(室戸岬
  • 最大瞬間風速: 69.2m/s(室戸岬)
  • 最低海面気圧: 949.0hPa(沖永良部島

概要編集

8月3日にフィリピンの東海上で発生した台風第10号は次第に発達しながら北西へ進んだ。7日午前中には沖縄本島を通過し、同日午後には、沖永良部島近海で中心気圧945ヘクトパスカル、最大風速45メートルの大型で非常に強い台風となり最盛期を迎えた。

その後台風は北東へ転向、8日朝には九州の南海上を通過して同日21時半ごろ高知県室戸市付近に上陸した。周囲の海水温が高かったため、上陸時でも勢力は中心気圧950ヘクトパスカル、最大風速40メートルと強力なままであった。台風が大型かつ強いものであったため四国を中心に広い範囲で暴風が吹き荒れた。

また、この台風は上陸後暫くは速度が上がらず低速で進行したため、暴風は長時間続いた。さらに、この年は梅雨が長引き冷夏になっていたため、追い討ちをかける形となった。台風は翌9日6時ごろ兵庫県西宮市付近に再上陸して本州を縦断し、10日2時ごろ北海道襟裳岬付近に再々上陸した後、3時に国後島付近で温帯低気圧に変わった。

北海道では、前線との複合で大雨となった。日高支庁厚別川は豪雨のため氾濫し、流域で浸水被害が続出した。

関連項目編集

外部リンク編集