平成24年8月豪雨(へいせい24ねん8がつごうう)は、2012年8月13日から8月14日にかけて、近畿地方中部を中心に大雨となった気象災害である[1]京都府南部での被害が大きかったことから「京都府南部豪雨」とも呼ばれる[2]。いずれも通称である。

概要編集

13日から14日にかけて、朝鮮半島から日本海中部へのびる前線がゆっくりと南下し、本州付近に達した。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定となり、近畿中部を中心に大雨となり、局地的に猛烈な雨が降った[3]

8月13日0時から14日24時までに観測された最大1時間降水量が、大阪府枚方市枚方では91.0ミリ、京都府京田辺市京田辺では78.0ミリとなり、それぞれ観測史上1位の値を更新した[3]。これらを含め、統計期間が10年以上の観測地点のうち、最大1時間降水量で計3地点、最大3時間降水量で計2地点が観測史上1位の値を更新した。また、解析雨量によると、大阪府高槻市で1時間に約110ミリの猛烈な雨を解析し、京都府宇治市では3時間に約190ミリの雨を解析した[3]

この大雨により、河川の増水や住宅の浸水が発生し、大阪府で死者1名、京都府で行方不明者2名となったほか、がけ崩れ、交通障害などが発生した[3]

脚注編集

  1. ^ 大阪府を襲った主な災害” (日本語). 大阪府. 2021年2月20日閲覧。
  2. ^ 京都府南部豪雨(2012年8月14日) | 災害カレンダー” (日本語). Yahoo!天気・災害. 2021年2月20日閲覧。
  3. ^ a b c d 前線による大雨”. www.data.jma.go.jp. 気象庁 (一部改変). 2021年2月20日閲覧。