平成6年台風第20号

平成6年台風第20号(へいせい6ねんたいふうだい20ごう)もしくは ハリケーン・ジョン(Hurricane John)は、1994年8月にハリケーンとして発生後、東経域に入って一時的に台風となった越境台風である[1]熱帯低気圧としては史上最長となる寿命・移動距離を記録した[2]

台風第20号 (ハリケーン・ジョン)
カテゴリー5の ハリケーンSSHWS
衛星画像(8月24日)
衛星画像(8月24日)
発生期間 1994年8月11日 - 9月10日
寿命 30日間(史上最長)
最低気圧 929 hPa
移動距離 約13,000 km(史上最長)
プロジェクト : 気象と気候災害
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概要編集

 
進路図

1994年8月11日にハリケーン・ジョンが発生し、当初は西経域である太平洋北東部を西に進んでいたが、28日に国際日付変更線東経180度線)を越えて東経域に入ったため、越境台風の台風20号となった。しかし、台風はその後もと来たコースを引き返すようにUターンし、9月8日に日付変更線を通過して西経域に戻り、再びハリケーン扱いとなった。すなわち、当初ハリケーンであったものが一時的に台風となり、その後再びハリケーンになったため、2回も越境したことになる。

熱帯低気圧としての生存期間は、史上最長の31日間(4週間以上・ほぼ1ヶ月)に達し[2]、ハリケーンであった期間も30日間と、観測史上最も長かった[1]。また、総移動距離はおよそ13,000kmであり、こちらも観測史上最長である。

30日間の間、2回も再発達をし、また3日間は楕円状のルートを通っていた。

なお、越境台風であるため、台風になっても国際名は変更されず、ハリケーンとして発生した際に付けられた「ジョン」という名前が一貫して使われた。

脚注編集

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  1. ^ a b ハリケーン・ヘクター、日付変更線を越え「台風16号」になる可能性(森さやか) - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース 個人. 2020年5月26日閲覧。
  2. ^ a b Mosher, Dave (2018年2月24日). “寿命はあと10年か20年? 木星から大赤斑が消えようとしている” (日本語). www.businessinsider.jp. 2020年5月26日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集