平澤 仁(ひらさわ じん)は、日本のヴァイオリン奏者。

経歴

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埼玉県蓮田市で生まれて、5歳よりヴァイオリンを始める。

埼玉県立浦和高等学校を経て、1981年に東京芸術大学音楽学部に入学し、1985年に同大学院に進学する。日本音楽コンクール入選。

1986年に国際ロータリー財団奨学生として、ジュリアード音楽院に留学する。1988年に同音楽院の修士課程を修了。

帰国と同時に東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。2009年に退団。

室内楽の分野ではアンサンブル・エスパスとしての活動や、各地の音楽祭に出演。別府アルゲリッチ音楽祭ではマルタ・アルゲリッチイヴリー・ギトリスらと共演した。

これまでに原田幸一郎田中千香士広瀬悦子ドロシー・ディレイ川崎雅夫にヴァイオリンを習った。また、室内楽をヤコブ・ラタイナーサミュエル・ローズに習った。

2000年にはデビューCD「虚空はるかに」をリリース。ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番などを収録(ピアノ:長尾洋史)。