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平泉駅

日本の岩手県西磐井郡平泉町にある東日本旅客鉄道の駅

平泉駅(ひらいずみえき)は、岩手県西磐井郡平泉町平泉字泉屋にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である。

平泉駅
リニューアル後の駅舎(2012年10月)
リニューアル後の駅舎(2012年10月)
ひらいずみ
Hiraizumi
山ノ目 (4.3km)
(7.6km) 前沢
所在地 岩手県西磐井郡平泉町平泉字泉屋76
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程 452.3km(東京起点)
電報略号 ライ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
437人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1898年明治31年)5月28日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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東北新幹線開業前は急行いわて』・『もりおか』などの急行列車も停車していた。

歴史編集

 
駅舎リニューアル前(2006年8月)
  • 1898年明治31年)5月28日日本鉄道の駅として開業。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる。
  • 1987年昭和62年 )4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
  • 2002年平成14年):東北の駅百選に選定される。
  • 2006年(平成18年):業務委託化。平泉駅長(一ノ関駅副駅長待遇)廃止。
  • 2011年(平成23年)10月9日:駅舎の店舗スペースの改修工事が終了。今までのキオスクに代わり、ニューデイズ平泉がオープン。
  • 2011年(平成23年)11月1日:駅舎の改修工事のすべてが終わり、リニューアル記念式典開催。
  • 2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」が利用開始となる[1]。ただし盛岡方面への使用はできない。

駅構造編集

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。かつてホームをはさんで2番線の反対側に3番線があったが、現在は線路が撤去されている。

一ノ関駅管理の業務委託駅JR東日本東北総合サービス委託、早朝夜間駅員不在)。みどりの窓口(営業時間:7時05分 - 17時40分、閉鎖時間帯あり)、自動券売機NEWDAYSがある。駅構内にはかつてNREみちのく運営の「そば処(軽食・みやげ店併設)」があったが、2007年3月限りで閉店した。また簡易Suica改札機が設置されている。

駅舎編集

駅舎は、1966年(昭和41年)に建設された鉄筋コンクリート構造平屋建[2]である。

駅舎のリニューアル編集

2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の際には、柱の座屈破壊、壁や柱等の構造体のひび割れや崩落など、駅舎が多大な被害を受けた[2]。これと前後して、平泉が中尊寺毛越寺を始めとした文化遺産を世界遺産へ登録することを目指していたことにあわせて、駅舎を外部、内部ともにリニューアルする計画を立てていた。このため、災害復旧工事と合わせた駅舎のリニューアル工事が同年5月より実施された[2]

リニューアル工事にあたっては、「自然・歴史・文化との調和」をコンセプトに置き、待合スペースの拡張や観光案内所の駅舎内への設置などにより、平泉観光の拠点駅としての役目を充実させた[2]。また、駅舎周辺は歴史景観地区に該当していることから、駅外観については周囲等の景観等を考慮した上で、茶色を基調とし、外壁面にルーバーを設置した[2]駅名標は、中尊寺の金色堂をイメージできるように木目調の板に「平泉駅」の金文字をかたどったものとした[2]

エコステモデル駅整備編集

JR東日本では、「グループ経営ビジョン2020 - 挑む - 」内において、さまざまな環境保全技術を導入したエコステを開始することをうたっており[3]、最初に中央本線四ツ谷駅がその対象となっていた[3]。その後、平泉が世界遺産に登録されたこともあり、2011年12月に急遽平泉駅を対象とすることが決定され[2]2012年(平成24年)4月16日より工事に着手した[4]。この際の基本コンセプトとして、駅使用電力を自然エネルギーで賄うことにより、「ゼロ・エミッション」を達成することとしていた。このため、駅東側に太陽光発電の設置 (78kW)、蓄電池 (240kWh) の設置および駅舎内や事務室にLED照明を導入することとなった[4]

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1 東北本線 下り 花巻盛岡方面[5]
2 上り 一ノ関方面[5]

利用状況編集

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は437人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 507 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 488 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 460 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 460 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 450 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 499 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 465 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 463 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 464 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 424 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 411 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 472 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 571 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 513 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 472 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 472 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 473 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 450 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 437 [利用客数 1]

駅周辺編集

  • 11 - 12世紀に栄えた奥州藤原氏の遺構が数多く点在する。
    • 中尊寺
      • 平泉観光の中心地であり本駅が最も近いが、駅2番ホームに徒歩40分と掲示され徒歩ではやや遠い位置にある。駅からは各種バス(イオン前沢方面の路線バス・平泉町巡回バスるんるん等。最寄のバス停まで所要約10分)、タクシー、レンタサイクルなどを使うのが一般的。
    • 毛越寺
    • 観自在王院跡
    • 無量光院跡 など

バス路線編集

その他編集

  • 「藤原三代の栄華を現出した古都・平泉の玄関口にふさわしく、屋根に平安朝様式を取り入れた駅舎」として、東北の駅百選に選定された[6]
  • 第二次世界大戦中、アメリカ軍機に受けた跨線橋の機銃掃射の弾痕が現在、平泉駅待合室に展示されている。
  • 東北本線における仙台近郊区間、およびSuicaの仙台エリアは当駅が最北端である。

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線
山ノ目駅 - 平泉駅 - 前沢駅

脚注編集

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記事本文編集

  1. ^ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 2013年11月29日東日本旅客鉄道株式会社
  2. ^ a b c d e f g 鉄道建築ニュース2012年11月号、Page38-41、平泉駅改良工事及び「エコステ」モデル駅整備工事、鉄道建築協会
  3. ^ a b エキは、エコへ。〜「エコステ」モデル駅の工事着手について〜、2011年2月8日、東日本旅客鉄道株式会社、2013年2月15日閲覧
  4. ^ a b 「エコステ」モデル駅の工事着手について、2012年5月8日、東日本旅客鉄道株式会社、2013年2月15日閲覧
  5. ^ a b 時刻表 平泉駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月7日閲覧。
  6. ^ 東北の駅100選|平泉駅

利用状況編集

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集