広島呉道路 > 広島大橋

広島大橋(ひろしまおおはし)は、広島県広島湾にかかる、国道31号バイパス(広島呉道路)を構成する道路橋である。1974年土木学会田中賞作品部門受賞[1]

広島大橋

橋上
基本情報
所在地 広島県
起点側:広島市南区仁保沖町 - 終点側:安芸郡坂町横浜[1]
交差物件 海田湾(広島湾
座標 北緯34度21分7.2秒 東経132度29分49.4秒 / 北緯34.352000度 東経132.497056度 / 34.352000; 132.497056
地図
広島大橋の位置(広島市旧市内内)
広島大橋
関連項目
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概要 編集

有料自動車専用橋であり、通行料金については広島呉道路の項を参照。広島呉道路と同様に西日本高速道路が維持管理している[1]。 海田大橋と共に、広島湾を代表する風景であり、県内を代表する夜景スポットである[2]

1973年竣工[3]。最大支間長は竣工当時日本最長であり[3]、渡海橋としても日本最長であった[1]。1974年5月29日、広島呉道路仁保インターチェンジから坂インターチェンジ(現坂北インターチェンジ)開通に伴い、この橋も開通した[1]

1990年東西方向に海田大橋が架橋され[4]、その後ジャンクション工事を開始し完全一体化する形で4つのランプ橋を連結[5]、2000年に仁保ジャンクションが全面開通した。2010年広島高速2号線供用開始と共に仁保インターチェンジは廃止した。

諸元 編集

  • 路線名 : 国道31号バイパス(E31 広島呉道路
  • 橋長 : 1,020m[3][1]
  • 最大支間長 : 150m[3][1]
  • 幅員 : 車道14m[1]
  • 航路限界 : 30m[1]
  • 上部工 : 連続鋼床版箱桁橋[3][1]
  • 下部工 : 逆T式橋脚
  • 基礎工 : オープンケーソン基礎[1]
  • 設計 : 日本建設[3]
  • 施工 : 横河ブリッジIHI三菱重工業共同企業体[3]

パノラマ 編集

海田大橋全景。左下に伸びているのが広島大橋。共に土木学会田中賞受賞。中央やや上がマツダ社内橋の東洋大橋

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k 広島大橋”. 広島県. 2014年7月14日閲覧。
  2. ^ より道ばなし”. 中国放送 (2006年2月22日). 2014年7月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 広島大橋”. 鋼橋技術研究会. 2014年7月14日閲覧。
  4. ^ 海田大橋”. 広島県. 2014年7月14日閲覧。
  5. ^ 広島大橋(鋼床版連続箱桁橋)の拡幅一体化”. 科学技術総合リンクセンター (2000年4月25日). 2011年4月25日閲覧。

参考資料 編集

  • 広島大橋”. 広島県観光サイト. 2014年7月14日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集