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正の強化負の強化
 
正の弱化負の弱化
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
逃避
 
回避

オペラント条件づけにおける弱化(じゃっか、Punishment)とは、ヒトや動物における何らかの周辺環境変化であり、それによってその動作・反応が将来再度発生する可能性を軽減させるものを指す。

強化(Reinforcement)と同様に、弱化が対象とするのは「罰」ではなく「行動」である。 その変化が弱化であるかどうかは行動の出現率によって判断されるもので、その変化要素が敵対的・嫌悪的であるかではない。たとえば鞭打ち刺激は、ほとんどの人にとっては弱化行動であろうが、一方でそれはマゾヒストに対しては強化行動となりえる。

目次

種類編集

オペラント条件付けにおける弱化は、二種類のものが存在する。

  • 正の弱化(positive punishment), 返答型弱化(punishment by application), タイプI弱化 :対象者が嫌悪感を抱くタイプの刺激が与えられたケース。たとえば動物への電気ショック。
  • 負の弱化(negative punishment), 除去的弱化(punishment by removal), タイプII弱化 - 価値ある刺激が取り除かれたケース。たとえばエサ入れの撤去。

正の弱化編集

正の弱化は、応答として刺激が起こり、その応答が将来同様の状況を起こす確率が減少させている場合に生じる。

  • 例:裸足で熱いアスファルトを歩くと、痛みという正の弱化をもたらす。人がアスファルトを離れると、痛みは治まる。

負の弱化編集

負の弱化は、応答として刺激の減少が起こり、その応答が将来同様の状況を起こす確率が減少させている場合に生じる。

  • 例:10代の少年が門限を破ると、両親は彼への特権(携帯電話の使用など)を剥奪するとする。門限破りの頻度が減少したならば、この特権は徐々に回復させる。この場合、両親が楽しい刺激(携帯電話)を取り除き、子供が家に早く帰るように動機づけているので、携帯電話の取り上げは負の弱化とみなせる。

応用行動分析編集

応用行動分析に基づく治療において、弱化は児童、特別なニーズ、障害者などの、危険な行動を減少させるために用いられる。それにはヘッドシェイク、噛み付きなどが挙げられる。弱化は自閉症治療の倫理的課題の 1つと考えられており、また行動分析を職業資格化しようとする議論の主要な理由の1つである。行動分析を免許資格化すれば、消費者や家族のための紛争解決委員会の設置が支持されるだろう。

参考文献編集


脚注編集

関連項目編集