張 世平(ちょう せいへい、生没年不詳)は、三国志に登場する後漢末期の商人。世平がであると伝わる。

生涯 編集

中国、中山群にて馬商人として、大金を稼ぐ[1]

同じく馬商人の蘇双と共に幽州で商売をしている頃に、当時暴れまわっていた黄巾賊を討伐せんとする劉備と出会う。劉備が資金に困っていることを知ると、惜しむことなく大金を援助した。劉備に「何故、援助をしてくれるのか」と尋ねられると、「貴方を奇貨と判断した故、将来返済してくれればそれでいい」と答えた[2]

しかし、「三国志」のなかには、劉備が世平に金を返済する描写はない。

脚注 編集

  1. ^ 三国志列伝”. 2021年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月7日閲覧。
  2. ^ なんでも三国志 張世平&蘇双”. 2020年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月7日閲覧。