彩乃 かなみ(あやの かなみ、1976年[1]8月7日[2] - )は、日本女優歌手[1]。元宝塚歌劇団月組トップ娘役[3][1]

あやの かなみ
彩乃 かなみ
生年月日 (1976-08-07) 1976年8月7日(48歳)
出身地 日本の旗 日本 群馬県前橋市
身長 160cm
職業 女優歌手
ジャンル 舞台
活動期間 1997年 -
活動内容 1997年:宝塚歌劇団入団
1998年:花組配属
2001年:宙組へ異動
2005年:月組へ異動、月組トップ娘役就任
2008年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 フリー
公式サイト 彩乃かなみオフィシャルサイト
主な作品
宝塚歌劇
Ernest in Love
あかねさす紫の花
ダル・レークの恋
ME AND MY GIRL
舞台
アニー
備考
宝塚歌劇団卒業生
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群馬県前橋市[4]県立前橋女子高等学校出身[2]。身長160cm[2]。愛称は「みほこ」[2]

来歴

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1995年、宝塚音楽学校入学[3]

1997年、宝塚歌劇団に83期生として入団[3][1]雪組公演「仮面のロマネスクゴールデン・デイズ」で初舞台[2][3]

1998年、組まわりを経て花組に配属[3]

瑞々しい舞台姿で早くから注目を集め、1999年の「ロミオとジュリエット'99」でバウホール公演初ヒロイン[4][3]。続く「タンゴ・アルゼンチーノ」で新人公演初ヒロイン[3]。その後も4度に渡って新人公演ヒロインを務める[4]

2001年の「マノン」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[3]。後にコンビを組むこととなる瀬奈じゅんの相手役を務める[3]。同年8月14日付で宙組へと組替え[3]

宙組時代は新人公演のヒロインを続けて演じ、トップ娘役・花總まりに次ぐ2番手格として活躍[4][3]。また高い歌唱力で歌手として多く起用され、エトワールを幾度も務める[1]

2005年4月4日付で月組へと組替えし、5月23日付で月組トップ娘役に就任[3]。瀬奈じゅんの相手役として、「Ernest in Love」(梅田芸術劇場公演)でトップコンビお披露目[3]

2008年7月6日、「ME AND MY GIRL」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3]

退団後も舞台を中心に、女優・歌手として活動している。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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組まわり

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花組時代

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宙組時代

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月組トップ娘役時代

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宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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ラジオドラマ

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  • 青春アドベンチャーNHK-FM
    • 「白銀騎士団 シルバー・ナイツ」(2022年11月7日 - 18日)[9]
    • 『白銀騎士団 -高貴なる亡霊-』(2025年2月24日 - 3月7日)[10] - エリザベス 役
  • FMシアター(NHK-FM)
    • 『バンザイタイムマシン』(2021年7月10日) - 足立美月 役[11]
    • 『アディショナルタイム』(2025年1月11日) - タム 役[12]
  • 特集オーディオドラマ(NHK-FM)
    • 「1975年に生まれて」(2025年3月22日)[13] - 高田チエ 役

受賞歴

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 感を研ぎ澄ませ、食べたいものを食べるーー彩乃かなみさんのおうちごはん アイスム。
  2. ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2008年度版』 阪急コミュニケーションズ、2008年、50頁。ISBN 978-4-484-08504-3
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 月組娘役トップ 彩乃かなみ 退団会見 ENAK。
  4. ^ a b c d e f g h The name of タカラジェンヌ 宙組・彩乃かなみ;受験スクールの先生から SUMiRE STYLE。
  5. ^ 山本裕典、彩乃かなみらが"男女逆転"で紡ぐ悲劇『夜の姉妹』公演レポート”. エンタステージ (2015年12月14日). 2015年12月17日閲覧。
  6. ^ “プロンプターが“影”と芝居打つ「オフェリアと影の一座」主演は白石加代子”. ステージナタリー. (2016年9月13日). https://natalie.mu/stage/news/201671 2016年9月13日閲覧。 
  7. ^ “「アニー」大人キャスト発表 マルシア「怖がられてしまいました」”. スポニチアネックス. (2016年12月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/09/kiji/K20161209013876590.html 2016年12月9日閲覧。 
  8. ^ "林翔太が再び人魚の王子に!「プリンス・オブ・マーメイド2022」七木奏音も続投". ステージナタリー. ナターシャ. 22 April 2022. 2022年4月22日閲覧
  9. ^ 「白銀騎士団 シルバー・ナイツ」 (1)”. NHK. 青春アドベンチャー. 日本放送協会. 2025年3月10日閲覧。
  10. ^ 『白銀騎士団 -高貴なる亡霊-』”. NHK. 青春アドベンチャー. 日本放送協会 (2025年1月15日). 2025年3月10日閲覧。
  11. ^ バンザイタイムマシン”. NHK. NHK オーディオドラマ. 日本放送協会. 2025年5月7日閲覧。
  12. ^ 『アディショナルタイム』”. NHK. FMシアター. 日本放送協会. 2025年1月14日閲覧。
  13. ^ 「1975年に生まれて」”. NHK. 特集オーディオドラマ. 日本放送協会. 2025年4月2日閲覧。
  14. ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 53.
  15. ^ 100年史(人物) 2014, p. 57.

参考文献

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外部リンク

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