東北放送

宮城県のTBSテレビ系列局、およびJRN・NRN系列ラジオ局
後藤舜から転送)

東北放送株式会社[6](とうほくほうそう、: TOHOKU BROADCASTING CO., LTD.[6]、略称:TBC[6]tbc)は、宮城県放送対象地域とし、中波放送(AM放送)およびテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者である。

東北放送株式会社
TOHOKU BROADCASTING CO., LTD.
tbcロゴ
八木山香澄町にあるtbc社屋
種類 株式会社
略称 tbc
本社所在地 日本の旗 日本
980-8668[注 1][1]
宮城県仙台市太白区八木山香澄町26-1
北緯38度14分49.6秒 東経140度51分21.8秒 / 北緯38.247111度 東経140.856056度 / 38.247111; 140.856056
設立 1951年12月10日[2]
(仙台放送株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 2370001002452 ウィキデータを編集
事業内容 放送法による基幹放送事業(テレビ・ラジオ)[2]
代表者 一力敦彦代表取締役社長[2]
資本金 1億円(2022年3月31日現在)[3]
発行済株式総数 15万株
(2023年3月31日現在)[3]
売上高 連結: 67億1607万3000円
単独: 65億0297万0000円
(2023年3月期)[3]
営業利益 単独: △4億3006万3000円
(2023年3月期)[4]
経常利益 連結: △3億8520万2000円
単独: △3億8225万9000円
(2023年3月期)[3]
純利益 連結: △3億8136万3000円
単独: △3億8892万1000円
(2023年3月期)[3]
純資産 連結: 105億6912万7000円
単独: 102億5572万8000円
(2023年3月31日現在)[3]
総資産 連結: 146億9141万1000円
単独: 143億1433万2000円
(2023年3月31日現在)[3]
従業員数 連結: 167人
単独: 136人
(2023年3月31日現在)[3]
決算期 3月31日[5]
会計監査人 竹田正幸(竹田公認会計士事務所)[3]
主要株主 #資本構成を参照
主要子会社 #関連企業を参照
関係する人物 一力次郎
一力一夫
一力雅彦
武田信二
外部リンク https://www.tbc-sendai.co.jp/
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東北放送
基本情報
英名 TOHOKU BROADCASTING CO., LTD.[6]
略称 tbc
本社 〒980-8668[1]
宮城県仙台市太白区八木山香澄町26-1[2]
演奏所 本社と同じ
公式サイト https://www.tbc-sendai.co.jp/
ラジオ
放送対象地域 宮城県
系列 JRNNRN
愛称 tbcラジオ
呼出符号 JOIR
呼出名称 とうほくほうそう
開局日 1952年5月1日
親局 / 出力 仙台 1260kHz /  20kW
主な中継局 仙台(FM補完中継局) 93.5MHz
気仙沼 801kHz
鳴子 1557kHz
志津川 1215kHz
テレビ
放送対象地域 同上
ニュース系列 JNN
番組供給系列 TBSネットワーク
愛称 tbcテレビ
呼出符号 JOIR-DTV
開局日 1959年4月1日
リモコンキーID 1[7]
デジタル親局 仙台 19ch
アナログ親局 仙台 1ch
ガイドチャンネル 1ch
主な中継局 涌谷 19ch
主なアナログ中継局 気仙沼 4ch
石巻 59ch
白石 10ch
柴田船迫 45ch
ほか
特記事項:
TBSテレビ系列では北海道北海道放送鹿児島県南日本放送と同じくアナログ放送親局・地上波デジタル放送のリモコンキーIDはともに「1」を使う。
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ラジオ中波放送 AM放送)はJRNNRNクロスネット局コールサインJOIR(仙台 1260kHz)とJOIO(気仙沼 801kHz)の2通り。

テレビJNNTBSテレビ系列[注 2]。コールサインはJOIR-DTV(仙台 19ch)、リモコンキーIDはアナログ親局1chから「1」。

概要 編集

テレビではデータ放送を実施しており、番組表サービス「Gガイド」を配信している。

河北新報社とつながりが深い(2022年令和4年)3月31日現在、10.00%出資の大株主)。ニュースの名称は「河北新報ニュース」。

夜間における緊急事態の発生に備え、局アナ1人と制作技術報道部門のスタッフ数人が局に毎日交替で泊まり込む「宿直勤務制度」を実施している(時間は17:30 - 翌朝9:30)(週末の宿直勤務担当は下記を参照)。

マスコットキャラクターはモリーノ2020年令和2年)10月より使用開始。前任者はニューニュー2001年平成13年)に設立50周年を記念に採用された。

緊急警報放送の送出設備を持っており、ラジオでは毎月第2月曜日の14:59:20〜14:59:50まで、定期的に試験放送を放送している。

略称の「TBC」は、大手エステティックサロンTBCグループ(東京ビューティセンター)でも使用しており、公式サイトを開設する際、既に東京ビューティーセンターがドメイン名tbc.co.jp」を取得していたため、本社のある「仙台」を足して「tbc-sendai.co.jp」となった[注 3]

2004年(平成16年)4月より、TBCが制作している各ラジオ番組のメールアドレスは「番組名+@1260.jp」に切り替えられた。

例年7月最終週に、TBC夏まつりを開催している。

本社・演奏所の目の前にあるバス停仙台市営バス宮城交通)の名称はかつては「東北放送会館前」であったが、現在は「TBC本社前」となっている。

事業所 編集

出典:[2]

本放送開始までの動き 編集

  • 東北放送以前の1947年(昭和22年)に、河北新報社が「北日本商業放送」という名前で免許申請を行ったが、この時は申請が受理されなかった。北海道・東北地方すべてを放送エリアとする計画であった(東北放送社史より)。
  • 1950年代前半に青森県にラジオ局を開局する計画があり、免許の申請・局舎の建設を行っていたことがある。その後、この動きに危機を感じた地元新聞社の東奥日報社が中心となってラジオ青森(現在の青森放送)の開局を進めたため、白紙となった。

独自編成 編集

テレビ・ラジオいずれも、東北地方の民間放送局とは一線を画した独自の番組編成が特徴である。これは局の体質とされる。『2000年のテレビジョン』(角川書店。かつて「ザテレビジョン」で連載されたものの単行本化)では当時の幹部が個人的な見解として、BSが影響力を持つようになった時にキー局べったりの局と独立志向の局とに分かれるだろうという見解に触れ「うちは独立でしょうね」と述べていることからもそれがうかがえる[11]

新聞ラテ欄における局名表記 編集

宮城県内で購読されている新聞のラテ欄での表記は、かつては「東北放送」(テレビ・ラジオ共通)もしくは「東北放送テレビ」が多かったが、1997年平成9年)頃から全ての新聞において(全国紙地方紙を問わず)略称を使用した「TBCテレビ」と「TBCラジオ」に統一された[注 4]

なお、宮城県の隣県地方紙での掲載は以下のとおり。

  • 岩手県
岩手日報 - TBCのTV番組表は在仙、在青民放各局同様1/3サイズ。ラジオは非掲載。
岩手日日 - TBCのTV番組表は在仙民放各局同様ハーフサイズ、ラジオ番組はDate fmともども岩手県内のラジオ局と同サイズ。
※この他、東海新報でも2011年(平成23年)3月11日までTBCのTV番組表は在仙民放各局、BS各局同様1/3サイズで掲載されていた(ラジオは非掲載)。
  • 福島県
福島民報福島民友ともTBCのTV番組表は在仙、在京各局同様極小サイズでそれぞれ掲載している。ラジオはともに非掲載。

資本構成 編集

2022年3月31日 編集

出典: [12]

資本金 発行済株式総数 株主数
1億円 150,000株 378
株主 株式数 比率
河北新報社 15,000株 10.00%
明窓社 11,200株 07.46%
河北仙販 07,680株 05.12%
七十七銀行 07,500株 05.00%
東北電力 07,500株 05.00%
河北アド・センター 06,045株 04.03%
河北折込センター 04,080株 02.72%
三越伊勢丹 03,900株 02.60%
宮城県 03,750株 02.50%
藤崎 03,375株 02.25%

過去の資本構成 編集

企業・団体は当時の名称。出典:[13][14][15][16]

沿革 編集

 
2代目ロゴ(1992年 - 2019年)
  • 1992年(平成4年)4月1日 - CI導入により、2代目ロゴ(画像)に変更。
  • 1998年(平成10年)2月2日 - 郵便番号7桁化に伴いTBC私書箱郵便番号を「980-8668」に制定(仙台中央郵便局私書箱166号)。
  • 2001年(平成13年)9月28日 - 大年寺山地上デジタルテレビジョン放送用新テレビ鉄塔完成(NHK仙台放送局、東日本放送と共同)[17]
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 気象庁より東北の放送局で初めて「天気予報業務許可業者」に認可されたことに伴い、「私立TBC気象台」開設(初代台長:斎藤恭紀[17]。TBC独自の天気予報が可能に。
     
    左から1964年完成のA-Siteと2003年完成のB-Site
  • 2003年(平成15年)3月30日 - テレビ報道用の新社屋「B-site」が完成[17]。1963年(昭和38年)から使用している社屋ビルは「A-site」としてリニューアル工事が行われ、ラジオ専用になった。
  • 2005年(平成17年)
    • 7月1日 - テレビ放送、主調整室(マスター)設備を更新。(NEC製)
    • 12月1日 - 地上デジタルテレビジョン放送の本放送を開始[17](NHK仙台放送局、ox仙台放送、MMT宮城テレビ放送も同日開始)。
  • 2006年(平成18年)4月21日 - 地上デジタルテレビジョン放送のワンセグ開始。
  • 2007年(平成19年)7月2日 - バーチャルスタジオの機能を持つ情報センター稼働開始。
  • 2010年(平成22年)7月4日 - 地上アナログテレビジョン放送の画面を強制レターボックス化(4:3SD画面時はCM時を除き左右にも黒帯が入る額縁画面)。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 - 東日本大震災発生。内陸部の太白区八木山にある本社屋も大きな被害を受けた。一部フロアは激しく破壊され、怪我をした社員が外へ運び出される様子も全国向けの報道特番で放送された。放送設備への影響も深刻で、停電でラジオ放送が一時停波する事態にも追い込まれたが、キー局のTBSテレビからガソリン等の緊急支援を受け、何とか放送再開にこぎつけた。
    • 12月5日 - 本社屋「A-Site」一階に設けた、ラジオ「絆スタジオ」(初代)の運用を開始[20]
  • 2012年(平成24年)
    • 3月31日 - 東日本大震災発生により延期された地上アナログテレビジョン放送が終了[17]
    • 4月2日 - 「radiko」によるTBCラジオの宮城県内への配信開始[注 7]
  • 2013年(平成25年)3月18日 - 本社屋に導入・設置し始めた本格的な太陽光発電設備が稼働を開始する(出力:49kW、東北民放及び全国のTBS系列に於いては初)[注 8]
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 同社の組織改編により、アナウンス部が報道制作局からラジオ局へ移管。総務局人事部も企画人事部に改称となる。「radiko.jpプレミアム」のサービス開始にともない、TBCラジオも同サービスによる全国配信を開始。
  • 2015年(平成27年)2月24日 - AMラジオの送信所敷地(仙台市若林区荒井)に設置した、太陽光パネルによる発電の稼働を開始する[21][22]
  • 2017年(平成29年)5月1日 - ラジオのFM補完放送を開始(周波数93.5MHz・出力5kW)[17][23][24]
  • 2018年(平成30年)7月2日 - 新社屋建設に着手[25]
  • 2020年令和2年)
    • 1月6日 - 新社屋竣工に先駆け、新しいCIを導入。ロゴを“t”にリモコンキーIDの“1”を重ねた小文字の「tbc」に変更(ただし、略称の公式表記は当面、大文字のままだった)。同時に新しいスローガンとして「はやく、ただしく、おもしろく。」を制定[17][26]
    • 1月31日 - 新社屋「c-site」竣工[17][27](「B-site」は、小文字の「b-site」に変更)。旧社屋「A-Site」は、新社屋のラジオ放送開始後もしばらく初代「絆スタジオ」のみ運用したのちに解体された。
    • 5月25日 - 新社屋からのラジオ放送開始[17][27]。2代目「絆スタジオ」も運用開始。
    • 6月8日 - 新社屋からのテレビ放送開始[17][27]
    • 9月30日 - 新しいイメージキャラクターとしてモリーノを制定[28]
    • 11月11日 - 「水曜日のアナウンス部」の生放送で、公式YouTube「杜の放送局」開局を発表。同日の21:15に開局。
  • 2022年(令和4年)4月8日 - 旧社屋(A-Site)跡地を再整備した芝生広場「モリーノひろば」が完成(この広場と鉄塔のある一帯を「tower area」と呼称)。これにより進めてきた新社屋建設計画の全ての工事が終了し、「tbc杜の中の放送局」がグランドオープン。

ラジオ 編集

ラジオは24時間放送(月曜2:00-5:00 ※日曜26:00-29:00の間はメンテナンスタイム[注 9])ではあるが「試験電波」と称し音楽を流している。それらの楽曲は「TBC Radio 深夜の音楽タイトル」として掲載され、過去4週間分をさかのぼることができる[注 10][注 11])。
ラジオで放送される『河北新報ニュース』ではTBCテレビで放送された、JNNの記者リポートの音声を編集して流すことがある(特に正午前の枠。記者リポートを流す前に「JNN〇〇記者の報告です」とコメントを入れる)。

NRN加盟局でありながら『ニュース・パレード』(文化放送制作)を放送していない[注 12]

平日の夜の時間帯は伝統として自社制作番組が多く、東北地方では長期に渡り唯一22〜24時台に放送されている在京キー局制作の生ワイド番組をネットしていなかった。

1970年代 - 1980年代には、日曜深夜の自社制作番組『ジャンボリクエストAMO(エイエムオー)』が人気を集め、全国各地からリクエスト葉書が寄せられた。

また、アニラジの黎明期には、ファンからの「東北にはアニラジがありません。声優のコンサートも、東京から札幌にツアーがとんでしまう。クリアーな声でマミ姉の声を聴きたいんです」という声に推された小森まなみが自ら企画書を書き起こし、1994年に「小森まなみのPop'n!パジャマ」として結実。仙台(TBCホール)をはじめ、当時同番組のネットを組んでいた山形県などで番組のイベントを開くなど大きな動きを見せ、2011年、彼女の活動休止による番組終了まで実に16年余りに亘る長寿番組となった。

東北ブロックネットは『お元気ですか』(東北6県と新潟県、計7県の放送局:7局ネット、2005年(平成17年)5月27日終了)以来しばらく制作されていなかったが、2008年4月から『宮川賢のまつぼっくり小国』がTBCローカルから昇格する形でブロックネット化された(2011年9月にラジオ福島が番組を打ち切った為に東北6県ネットは解消された)。

ラジオのキャッチコピーは2020年時点で『はやく、ただしく、おもしろく。』が使用されている。それ以前は『ともだちラジオTBC』、『イチオシラジオTBC』、『LoveでいこうTBC』、『てっぺん感度TBC』、『おいしい空気TBC』、『電波パパパヤTBCラジオ』『イチについてTBC』が使われていた(放送終了時のジングルでは「イチオシラジオTBC」を継続)。2017年度からは、ワイドFMサイマル放送が行われることにあわせ、キャッチコピーは『あのね♪』、ワイドFMのPRキャラクターは、新周波数93.5MHzになぞらえた「クミコ」が使用されている[24]

なお、ラジオでのニュースや選挙速報・地震速報ではテレビと同じJNNニュース速報の共通ジングル『ポッポ ポッポ』が使用される。

聴取率 編集

宮城県内にある競合局は少ないが(エフエム仙台NHK仙台放送局のみ)が、2006年以降、TBCラジオは宮城県内ラジオ局の中で全放送時間帯トップの聴取率を維持している。楽天イーグルス戦のプロ野球中継を開始したことに加え、私立TBC気象台の気象予報士が各ワイド番組に出演するようになり、気象情報や地震情報をきめ細かく伝えるようになったことが功を奏している。

ライバル局のエフエム仙台は局サイトにおいて、TBCラジオと同じ調査のデータからメインターゲットである12歳〜49歳男女の層を抽出することで「18期連続首位」(2008年12月現在)と謳っていたが、 2021年12月6日 - 12日まで行われた宮城地区の聴取率調査においてエフエム仙台に全日オールターゲット単独首位を奪われた[29]

年2回、6月・12月のレイティング期間になると「TBCラジオウィーク」と題し、各番組から様々な豪華プレゼントが用意される。

周波数1260にちなんで 編集

  • 宮城県内のタクシーには、『TBCラジオ FM93.5MHz AM1260kHz』のシールが貼られているものがある。周波数の異なる気仙沼市内のタクシーには『TBCラジオ 801kHz』のシールが貼られている。一部、旧ロゴマークのシールのままのタクシーも僅かながら残っている。
  • 東北放送の社用車のナンバーの多くは TBCラジオの周波数にちなんだ 1260 である。

送信施設概要 編集

 
東北放送荒井ラジオ送信所
中波放送[7]

AMラジオ送信所は当初本社内に置かれたのち(テレビ放送開始後はアナログテレビ送信所と共用)、黒川郡富谷町(現・富谷市)に移転して1972年3月1日に運用を開始[30]。その後、仙台市若林区荒井字瀬戸川北15番2号[2]に再移転、「東北放送荒井ラジオ送信所」として1990年10月1日に運用を開始した[31]太陽光発電設備併設)。

荒井(仙台)ラジオ送信所[32]
コールサイン 周波数 出力 放送対象地域 放送区域内世帯数
JOIR 1260kHz 20kW 宮城県 約865,000世帯
  • ラジオのサービスエリアは宮城県全域、福島県、山形県、岩手県の一部に広がり、区域内世帯数は約183万世帯に及ぶ。メディアプロフィール[リンク切れ]また、茨城県沿岸部、千葉県銚子市でも聴取できる。
  • なお、ラジオ放送の周波数は国際電気通信連合協定で1978年(昭和53年)11月23日の放送開始時[注 16]から10kHz単位から9kHz単位に変更することになった。しかしTBCの1260kHzは10でも9でも割り切れる数字であったので変更されなかった[注 17]
ラジオ中継局
中継局 コールサイン 周波数 出力
気仙沼 JOIO[注 18] 801kHz 100W
鳴子 [注 19] 1557kHz
志津川 1215kHz
FM補完放送
 
FM補完放送兼電波送信用鉄塔(敷地内)
FM補完中継局[34]
周波数 空中線電力 実行輻射電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
93.5MHz 5kW 22kW 宮城県 848,129世帯[35][36]

トンネル内ラジオ再送信サービス実施箇所 編集

地元局のIBCラジオ(盛岡親局684kHz)と共に親局1260kHzを再送信。

テレビ 編集

 
JNN系列のリモコンキーID地図

当局ではリモコンキーIDに「1」を使用する。

東北6県の民間放送では他に、青森県のRAB青森放送日本テレビ系列)が「ID:1」を使用する(残る東北4県の「ID:1」はNHK総合テレビジョン)。

キー局であるTBSテレビのリモコンキーはTBSテレビ・岩手県IBC岩手放送石川県のMRO北陸放送の各アナログ親局を踏襲した「6」(他系列だが関西地方のABC朝日放送テレビもアナログ親局と同じ「6」を踏襲)を使用しているが、東北放送では長年「1チャンネル」で親しまれているためそのまま「1」を踏襲している。

TBS系列では他に北海道のHBC北海道放送鹿児島県のMBC南日本放送もアナログ親局と同じ「1」を踏襲している。

同じ理由で関西地方のMBS毎日放送福岡県RKB毎日放送が「4」を、 東海3県CBCテレビが「5」を踏襲している。

TBS系列標準(一部のテレビ朝日系列局も)の「6」を使用する局は宮城県にはない。

情報カメラ設置場所 編集

その他、TBC本社の屋上にも置かれていたことがあるほか、女川町にも情報カメラを設置。

ネットワークの移り変わり 編集

  • 1959年(昭和34年)
    • 4月1日 - 東北地方初のテレビ放送開始。日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現:TBSテレビ)・フジテレビ・NETテレビ(現:テレビ朝日)とネットを組む。
    • 8月1日 - ニュースネットワークJNNに加盟。ニュースはラジオ東京テレビ、それ以外はTBSテレビ系番組を中心としたフリーネットとなる。
  • 1962年(昭和37年)10月1日 - 仙台放送(OX)開局によりフジテレビ系列の番組と極一部を除く日本テレビ系列の番組が姿を消す。NETテレビの番組の多くも移行。
  • 1967年(昭和42年)6月 - 民間放送教育協会(民教協)に加盟。
  • 1970年(昭和45年)10月1日 - 宮城テレビ(MTB)[注 5]の開局により最後まで残っていた日本テレビ系列の番組が姿を消す。NETテレビの番組も一部を残し移行。
  • 1975年(昭和50年)
    • 3月31日 - JNNの準キー局腸捻転解消により朝日放送(ABC)から毎日放送(MBS)のへ変更。宮城テレビ・仙台放送と番組を交換し関西発全国ネット番組が毎日放送に統一。ただし、一部の朝日放送制作番組は後述まで番組販売で継続した。
    • 10月1日 - 東日本放送(KHB)の開局により残っていたNETテレビの番組(※ 民教協制作分を除く)が姿を消す。

編成 編集

民間放送局では東北地方で最も早く開局した老舗であるものの、ブロックネット番組の制作は少なく、最後発の東日本放送(テレビ朝日系)が東北地方(新潟県を含む)において、多くのブロックネット番組を制作しているものとは対照的である。子供向け科学番組『ふしぎのトビラ』(2006年平成18年)3月25日より月1回放送)で久々にブロックネット番組を開始した[注 20]TBSテレビ制作朝の情報番組(『ウォッチ!』→『朝ズバッ![注 21]→『あさチャン!』→『THE TIME,』)の第2部後半部分にあるローカル枠で自社制作の情報番組ウォッチン!みやぎ』の差し替えを行っている。2005年(平成17年)3月末より、この時間帯をローカル枠に差し替えている放送局は東北放送のみである。

14時台は1980年代に『ワイドYOU』など毎日放送制作のワイドショー番組[注 22]が東北地方で初めてネットされ、2005年(平成17年)4月から2006年(平成18年)3月17日まで、自社制作の情報ワイド番組『2時のチャイハネ』を放送していた。

日本プロ野球(NPB)公式戦の中継については、TBS系列でDeNATBSテレビ制作)・中日CBCテレビ制作)・阪神毎日放送制作)・広島中国放送・TBSテレビ共同制作)対巨人戦を放送する時でも、東北放送では自社制作による東北楽天ゴールデンイーグルス戦(ホーム・ビジターを問わず)を中継することがある(この場合、タイトルは『直球勝負! イーグルスLIVE』に変わる)。その場合、対巨人戦はBS-TBSTBSチャンネル(阪神対巨人戦はGAORATigers-ai制作分を放送)でも視聴可能となっている。

ゴールデンタイムにナイター中継を放送する場合、CBCテレビ・毎日放送・中国放送・RKB毎日放送とは異なり(毎日放送とRKB毎日放送はごく一部の日程のみ)、JNN協定にかつては「単発特別番組など特例や一部の連続番組を除き、後日放送を行うことは認められない」という規定があった関係で、通常番組を差し替えて放送することを避けているため[注 23][注 24]、地元にプロ野球球団が存在する北海道放送でも同様の対応となっている。そういう事情もあり、水曜日や週末などのローカル枠のみで放送している。

在仙局の中では最も深夜アニメに力を入れている局である。ちなみに、TBCで初めて放送された深夜アニメは毎日放送が深夜アニメに本格的に参入した作品である『フォーチュン・クエストL[注 25]。また、TBSテレビ・毎日放送・CBCテレビ制作の深夜アニメの一部をネットしている。また、『砂ぼうず』『RAY THE ANIMATION』の制作に参加した(在仙局で制作参加の実績がある放送局はTBCのみ)。

週末朝の『(みのもんたの)サタデーずばッと』の『JNNニュース』部分以外[注 26]・『時事放談』はいずれもネットしていなかったが、2010年(平成22年)5月1日から『サタずば』は従前の第1部の『JNNニュース』部分(6:30 - 6:45)のみではなく、第2部(6:45 - 7:30)も新たに番販ネットするようになった。

一部のTBS系列局で放送されたドラマ『アキハバラ@DEEP』は、東北放送に枠がなかったためか、テレビ朝日系列の東日本放送が番組販売の形で放送した。

深夜のフィラーは他のJNN系列局の多くで放送しているCS放送の『TBS NEWS』ではなく[注 27]、情報カメラの映像(仙台駅前の映像を使用することが基本的である)と最新の天気概況・宮城県のアメダスデータを流している。また、フィラー音楽のタイトル(アルバム名)は公式サイトで公開されている(『歌う天気予報』)[37]。ただし、放送設備の点検や小規模工事により休止する場合もある。

送信施設概要 編集

地上デジタル放送 編集

[7]太白区茂ヶ崎3丁目11番1号[2]大年寺山公園南に置局されている(NHK仙台放送局東日本放送と共同)。

仙台デジタル放送送信所[38]
コールサイン コールネーム リモコンキーID 物理チャンネル 空中線電力 実行輻射電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
JOIR-DTV とうほくほうそう
デジタルテレビジョン
1[注 28] 19ch 3kW 22kW 宮城県 約701,000世帯
中継局一覧 編集

地上アナログ放送 編集

 
本社敷地内にあった地上アナログ放送送信用鉄塔(2008年8月撮影)

2012年(平成24年)3月31日停波。

本社の敷地内には地上アナログテレビジョン放送の送信所が置かれていた。

仙台アナログ放送送信所
コールサイン チャンネル 空中線電力 実行輻射電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
JOIR-TV 1ch[注 30] 映像10kW/
音声2.5kW
映像78kW/
音声19.5kW
宮城県 不明
  • 送信所の鉄塔には、「トリシャイン」という愛称が付けられていた時期がある。
  • 自社の中継用設備などが設置されており、2012年(平成24年)3月31日の地上アナログテレビジョン放送終了後も活用されている。
  • ソフトバンク第3世代移動通信システム用の基地局も、鉄塔の中段に設置されている。
  • 鉄塔はTBCラジオのFM補完放送としての運用を行っている。
  • 旧アナログテレビ放送の送信施設は、V-Lowマルチメディア放送実験協議会の実験試験局として利用される。
免許人 識別信号 周波数 空中線電力 実行輻射電力
宮城V-Lowマルチメディア放送実験協議会[注 31] みやぎせんだいぶいろうじっけん 91.857142MHz
アナログテレビ1ch相当
1kW 不明
中継局一覧 編集

2012年(平成24年)3月31日廃局。東日本大震災の影響で、岩手県・宮城県・福島県のアナログ放送終了が8ヶ月延期された。

廃止された中継局

ケーブルテレビによる区域外再放送 編集

ケーブルテレビによる区域外再放送は現在行われていない。かつては、以下の局で実施されていた。

ニューメディア山形県米沢市
2006年(平成18年)11月に地上デジタル放送混信対策として中止。だが、受信点(天元台高原)において仙台本局の電波を受信していたので、実際には地上デジタルによる混信が発生していなかった(むしろ、山形放送眺山中継局の混信がひどかった)。実際には、ケーブルテレビ局側の都合による区域外再放送中止とも考えられる。
一関ケーブルネットワーク岩手県一関市
1996年(平成8年)10月に岩手朝日テレビの開局で中止。ただし、この地域は仙台本局を直接受信できる世帯もある。

公式YouTube 編集

  • tbc東北放送~絆 みやぎch~(2011年平成23年)5月 - )tbcの復興支援キャンペーン「絆 みやぎ」の一環。番組の情報などを配信している。
  • 杜の放送局(2020年令和2年)11月 - )古野真也アナウンサーが中心となり2020年(令和2年)11月11日開局。tbcのアナウンサーなどが出演し、個性を生かして様々な動画を配信している。撮影・編集は古野アナが担当。

放送番組 編集

地域ニュースの動画配信 編集

宮城県内ニュースはかつて文字配信のみだったが、現在は動画配信も実施(但し1日1回、夕方放送分のみ)。

アナウンサー・社員 編集

テレビ・ラジオの兼営局である東北放送では、アナウンス部がラジオ局に属している。テレビ放送部門の番組にも出演しているアナウンサーの管理部署をラジオ放送部門に配置している兼営局は、東北放送と中国放送だけである。また、初期アナウンサーの教育担当に高橋博、坂本荘、中村要輔が関わった。

2022年には、2月末の時点で19名の社員がアナウンス職に就いていたが、およそ3割に当たる6名が翌3月からの半年間に相次いで退職。2023年に入ってからも、1月からの3ヶ月間に2名が退職(1名は他局へ移籍)したほか、2018年から2021年までの3年間で7名の退職者を出していた(詳細後述[39]。2022年9月の時点で代表取締役社長を務めている一力敦彦は、(アナウンサーを含む)社員の労務管理で仙台労働基準監督署からの指導を遵守していることや、手当の支給などを通じてアナウンサーの待遇を他の社員よりかねてから良くしていることを明言。2022年内の半年間にアナウンサーの退職が続いた理由については、「退職に至った事情はさまざまで、退職のタイミングが偶然重なっただけに過ぎない」と述べている[40]。なお、2023年には2月から5名のアナウンサーを順次採用しているが、3名は上記の事情による「経験者の中途採用」扱いで他局から移籍している。

以下に記す( )内の数字は、一般職で採用された後にアナウンス部へ異動した人物を含めて、東北放送へ入社した年を示している[41]

男性
女性
  • 2009年 大久保悠
  • 2016年 熊谷望那
  • 2018年 増子華子
  • 2021年 佐藤朱 - 一般職で採用された後に、営業担当を経て2022年10月に異動[42]。入社前にAKB48(チーム8宮城県代表/チームB)で活動していて、在籍中の2016年12月から宮城県の「みやぎ絆大使」を務めている。
  • 2023年 村上晴香(3月、秋田朝日放送より移籍)、佐々木夏音、塩入未央

ストライキ 編集

  • 年1回程度、アナウンサーが揃って担当のレギュラー生番組の出演を休むことがある。
  • 直近では2010年3月11日に実施し、レギュラーのアナウンサーに代わって管理職であるアナウンサーに予告無しに変更になった。

異動したアナウンサー 編集

男性

  • 1982年 渡辺敏之(現:ラジオ局編成制作部長。「サタディ・イン・ザ・パーク」パーソナリティ)
  • 1989年 田沼佳之(現:スポーツ部(スポーツ番組プロデューサー・リポーター))
  • 2001年 多田勇太(現:報道部記者)
  • 2003年 大井健郎テレビ北海道より移籍。現:ラジオ局営業部)
  • 2016年 古野真也(現:営業部)

女性

  • 1979年 藤沢智子(女性初の取締役。非常勤取締役を経て、取締役退任。2021年4月からは「tbc Az」代表取締役社長に就任)

過去に在職したアナウンサー(在職中に死去した人物も含む) 編集

※はアナウンス部長経験者。●は故人。

男性

  • 1958年
  • 1959年
    • 吉岡徹也(-1996年定年退職、宮城球場ロッテ戦のメイン実況アナとして活躍。定年後に岩手朝日テレビの夏の高校野球中継で実況を担当していた。また『おはよう広場』川柳教室や、ラジオ3の番組『川柳575便』を担当していた)
  • 1965年
    • 船坂徐郭(-2002年定年退職)
  • 1967年
    • 高橋厚※(-2003年定年退職、R『ジャンボリクエストAMO』『ウィークエンドワイド Now!Now!Now!』『週刊ラジオデスク』など。定年退職後は山元町在住。東日本大震災で誕生した、同町のコミュニティFM(臨時災害放送局)「りんごラジオ」のパーソナリティを担当)
    • 安田立和●(R『今夜もきまぐれ』『POPSグラフィティ』など。2008年6月まで常勤監査役。同年秋より『Radio倶楽部』パーソナリティとして約10年ぶり現場復帰。2022年11月29日死去[44]
  • 1971年
    • 森雅一郎(-2008年定年退職、退職後も嘱託でニュースを担当)
    • 鈴木俊光※(-2010年定年退職、RSK山陽放送から移籍。一時期異動したが、定年退職後に嘱託でアナウンサーへ復帰。退職後も『めざましラジオ 〜5時です、朝いちばん〜』、およびニュースを担当。2016年10月よりラジオ3制作で東北地区のコミュニティFM局にもネットしている番組「川柳575便」を担当している)
  • 1974年
    • 橋本俊一(-2011年定年退職、R『スタジオ緑屋7』『モーニングワイドおはよう』『週刊地震情報』『TBCプロムナード』、TV『ニュースウェーブTBC』『クイズみやぎ東西南北』等の各種番組を担当後、東京支社報道・テレビ制作部・番組審議会事務局を担当。退職後、日本語教師として仙台ランゲージスクールの非常勤講師をしていたが、2013年3月 - 2015年7月まで中国の大連科技学院で教鞭をとっていた。帰国後、仙台ランゲージスクールの非常勤講師に復帰している)
    • 火煙雅之●(-2014年定年退職、R『エンドーミュージックショーウインドウ』『ポップスNight&Day』など各種番組を担当。東京支社ラジオ部長、事業局長を歴任。退職後も、嘱託として総務局付き(特命担当)として勤務していた。2023年12月20日死去[45]
  • 1975年
    • 福井弘文(-2016年定年退職、『サンデーテレフォンリクエスト』『ラジオはAM翔んでけ電波』『ニューミュージックキラリ』『アルバムフラッシュ』、『Music☆Twinkle』などを担当していた。アナウンサーからラジオ局編成制作部局付部長を担当。2019年10月よりTBCラジオ『青春フォーク漂流記〜あの時代を語ろう』を担当)
  • 1977年
    • 草刈裕之(-2014年定年退職、異動後、ベガルタ仙台広報担当(出向)、報道部解説委員、テレビ制作部長、事業局長等を歴任した)
  • 1978年
    • 若生哲旺※(-2015年定年退職、退職後もTV『ウォッチン・プラス等でナレーションを担当)
  • 1980年
  • 1982年
  • 1983年
    • 佐藤修(-2020年定年退職、スポーツ部部長(スポーツ番組・制作)就任後もスポーツ実況及びスポーツキャスター活動は継続していたが、2020年3月31日をもって定年退職[46]仙台大学体育学部の教授へ転身した)
  • 1995年
  • 1997年
  • 2004年
  • 2005年
    • 三橋泰介(-2010年、岩手朝日テレビより移籍)
  • 2011年
  • 2012年
    • 菅生翔平(-2022年3月、退職を機に白石市で学習塾の講師へ転身したが、在職中から担当していた『TBCパワフルベースボール』の実況・リポーターを、フリーアナウンサーの立場で継続)
  • 2014年
    • 小笠原遥(-2018年12月、俳優として活動している)
  • 2016年
入社年度不明
  • 荒井益次●(定年退職)
  • 池田赳※
  • 小野忠一郎●(R『モーニングワイドおはよう』(土曜日担当)、『民謡でごきげん』、TV『クイズみやぎ東西南北』など。1992年の在職中、病気のため死去した)
  • 加藤俊弘(『TBCニュースワイド』を担当した)
  • 山下正晴
  • 西川通※(定年退職、1971年4月より1年間、TBSテレビ報道部へ出向し、『JNNニュースデスク』のキャスターを担当した。TBCの復帰後は『TBCニュースワイド』のキャスター、解説委員会委員長も務めた)

女性

入社年度不明
  • 高荒葵(定年退職を機にフリーアナとなり、2005年(平成17年)秋からラジオのレギュラー番組『葵と団十郎のサンデーAMO』を担当した)
  • 高橋加代子(退職後、1975年10月から1977年9月まで『テレポートTBS6』の初代キャスターを担当。同姓同名でテレビ岩手出身のフリーアナウンサー・高橋佳代子ではない)
  • 天野清子
  • 高橋千明
  • 杉崎祥子

アノンシスト賞受賞歴 編集

  • 第1回(1975年度)テレビ「番組」部門優秀賞(杉崎祥子)
  • 第4回(1978年度)テレビ「番組」部門最優秀賞(船坂徐郭)
  • 第5回(1979年度)テレビ「番組」部門優秀賞(吉岡徹也)、ラジオ「番組」部門優秀賞(岡崎トミ子)、称揚(天野清子)
  • 第6回(1980年度)テレビ「番組」部門優秀賞(小野祐子)
  • 第7回(1981年度)ラジオ「番組」部門優秀賞(安田立和)、「CM」部門優秀賞(高橋厚)
  • 第8回(1982年度)ラジオ「番組」部門優秀賞(福井弘文)、「CM」部門優秀賞(高橋和子)
  • 第9回(1983年度)ラジオ「番組」部門優秀賞(船坂徐郭)
  • 第10回(1984年度)テレビ「番組」部門優秀賞(堀江順子)、「CM」部門優秀賞(藤沢智子)
  • 第11回(1985年度)テレビ「番組」部門優秀賞(安田立和)、ラジオ「番組」部門優秀賞(高荒葵)
  • 第12回(1986年度)ラジオ「番組」部門優秀賞(火煙雅之)
  • 第13回(1987年度)ラジオ「CM・ショッピング番組」部門最優秀賞(高荒葵・鈴木俊光)
  • 第14回(1988年度)ラジオ「CM・ショッピング番組」部門優秀賞(藤沢智子)、称揚(吉岡徹也)
  • 第15回(1989年度)ラジオ「CM・ショッピング番組」部門優秀賞(鈴木俊光)、称揚(小野忠一郎)
  • 第16回(1990年度)ラジオ「CM・ショッピング番組」部門優秀賞(高荒葵・鈴木俊光・吉岡徹也)
  • 第19回(1993年度)テレビ「番組」部門優秀賞(石川太郎)、ラジオ「CM」部門最優秀賞(鈴木俊光)
  • 第20回(1994年度)テレビ「番組」部門優秀賞(藤沢智子)、「CM」部門優秀賞(中野文恵)
  • 第21回(1995年度)テレビ「番組」部門優秀賞(堀江順子)、ラジオ「番組」部門最優秀賞(船坂徐郭)
  • 第22回(1996年度)テレビ「番組」部門優秀賞(鈴木恵子)
  • 第23回(1997年度)テレビ「番組」部門優秀賞(石川太郎)
  • 第24回(1998年度)テレビ「番組」部門優秀賞(火煙雅之)、ラジオ「番組」部門優秀賞(佐藤修)
  • 第26回(2000年度)テレビ「番組」部門優秀賞(中野文恵)
  • 第27回(2001年度)テレビ「読み・ナレーション」部門優秀賞(藤沢智子)、ラジオ「CM」部門優秀賞(田添菜穂子)
  • 第28回(2002年度)テレビ「読み・ナレーション」部門最優秀賞(若生哲旺)、「フリートーク」部門優秀賞(根本美緒)、ラジオ「読み・ナレーション」部門最優秀賞(郡和子)、「フリートーク」部門優秀賞(藤沢智子)、「スポーツ実況」部門優秀賞(佐藤修)
  • 第29回(2003年度)活動部門賞
  • 第30回(2004年度)ラジオ「スポーツ実況」部門最優秀賞(大井健郎)
  • 第31回(2005年度)ラジオ「フリートーク」部門優秀賞(三橋泰介)、「スポーツ実況」部門優秀賞(松尾武)
  • 第32回(2006年度)テレビ「読み・ナレーション」部門優秀賞(藤沢智子)
  • 第33回(2007年度)テレビ「読み・ナレーション」部門優秀賞(三橋泰介)、「スポーツ実況」部門優秀賞(守屋周)、ラジオ「フリートーク」部門優秀賞(石川太郎)
  • 第34回(2008年度)ラジオ「スポーツ実況」部門優秀賞(守屋周)
  • 第37回(2011年度)活動部門賞
  • 第40回(2014年度)テレビ「フリートーク」部門優秀賞(荒井美由起)
  • 第41回(2015年度)ラジオ「フリートーク」部門優秀賞(守屋周)

社員 編集

私立TBC気象台 編集

気象予報士 編集

  • 星野誠(上原諒が加入して一時報道部に専念したが、上原予報士の退職に伴い、2018年10月に復帰)
  • 今野桂吾(2020年4月 - 、佐藤正則の異動に伴い、TBC気象台に加入)

退職したアナウンサー以外の主な社員 編集

宿直勤務担当アナウンサー 編集

宿直勤務は従来局アナが担当していたが、2005年(平成17年)4月より原則としてフリーの女性アナウンサーが1年契約を結びニュースを担当していたが2016年6月を以て終了した。

2016年(平成28年)6月終了時点での担当者は次の通りである。

  • 佐藤真貴(現在は月曜夕方から火曜朝の担当。かつては水曜夕方から木曜朝)2011年3月より担当
  • エフエムたいはくでもパーソナリティを務める。
  • 2013年3月までは水曜夕方から木曜朝までを担当。2013年4月から2013年6月までは月曜夕方から火曜朝まで担当。
  • 山口祥未(現在は火曜夕方から水曜朝の担当。かつては木曜夕方から金曜朝、火曜夕方から水曜朝も担当することがある)2011年4月 - 10月、2012年3月より担当
  • KHB『ナマイキテレビ』のリポーターやベガルタ仙台スタジアムDJも担当していた。

過去の担当者 編集

  • 中村法子 - 2005年4月 - 2007年3月
  • 現在はDate-fmの『MORNING GLORY』を担当。
  • 2006年4月 - 2007年3月は日曜夕方から月曜朝までを担当、2005年4月 - 2006年3月は土曜夕方から日曜朝までを担当。
  • 沼田麻貴 - 2005年4月 - 2006年3月(金曜夕方から土曜朝までを担当)
  • 元NHK地域契約リポーター。1999年に北見放送局制作契約スタッフ、2002年に仙台放送局契約リポーター。
  • 斉藤光子 - 2006年4月 - 2008年9月(日曜夕方から月曜朝までを担当)
  • 沼倉真里子 - 2007年4月 - 2008年9月(土曜夕方から日曜朝までを担当)
  • 佐々木永恵 - 2008年10月 - 2011年2月(土曜夕方から日曜朝までを担当)
  • 菅原克彦 - 2012年4月 - 2013年6月(土曜夕方から日曜朝までを担当)
  • 塩竈BAY WAVEcFM)パーソナリティ、TBCラジオ『楽天気分・ジョイサンデー』(2007年4月 - 9月、日曜13:00-17:00)のサブパーソナリティをしていた。現在はおはようワイド Goodモーニングの月曜、火曜パーソナリティ。
  • 2006年4月 - 2008年9月までは金曜夕方から土曜朝まで担当、2008年10月 - 2013年6月までは日曜夕方から月曜朝まで担当。2013年7月から2014年3月までは土曜夕方から日曜朝。2014年4月から2015年3月まで水曜夜から木曜朝までの担当だった。現在は担当から外れているが、不定期で担当することもある。

東日本大震災による番組編成 編集

ラジオ 編集

  • 2011年平成23年)3月11日 『ロジャー大葉のラジオな気分』を放送中(ニッポン放送発『ミュージックスクランブル』を放送)の14時46分に地震が発生。以後、3月21日6時30分までコマーシャル無しの特別体制で震災関連番組を放送し、安否情報や生活情報を局アナだけでなくフリーアナウンサーが交代で伝えていた。
  • 荒井ラジオ送信所は、震災による津波停電の被害を受けたことなどから、放送がたびたび中断していた。12日早朝までは本来の出力20kWで放送していたが、送信所の自家発電燃料が切れ、八木山本社の鉄塔にある非常用アンテナを稼働した。但し、100W[注 33][51]と出力が弱いため聴取範囲が限られた。その対応として、3月15日よりUSTREAMで再配信を開始した。その後同日の12時50分にラジオ放送は20kWで放送出来るようになった[52]。3月16日13時からはニコニコ動画ニコニコ生放送)でも再配信を開始した(ストリーミングによる配信は3月21日まで)。
  • また、MBSラジオで放送している『ネットワーク1・17』が『ネットワーク3・11』としてTBCラジオでも同時放送された。
  • 3月21日の特別番組放送終了後も一部番組でコーナーを差し替えて、震災関連情報を伝えた。
  • 「radiko.jp復興支援プロジェクト」として、radikoで2011年(平成23年)4月より2012年(平成24年)3月まで全国配信された(一部番組は配信されなかった。)[53]

テレビ 編集

2011年(平成23年)3月11日の「ティータイムドラマ」放送中に東日本大震災が発生し、直後から宮城県内向けに緊急ニュースを長時間放送した[注 34]。それ以降も14日まではTBSテレビ発の報道特別番組を放送し、その中で随時ローカル差し替えやTBSテレビへの情報発信により県内の情報を入れた。15日以後も特別編成が組まれた。自社製作番組は特別番組として『TBC震災生活情報』を放送しており(平日11:20 - 11:30・15:55 - 16:53、土曜11:30 - 11:40、週末14:00 - 15:00の各枠)、『Nスタみやぎ』のキャスター陣が別冊特番にもそのまま出演した(若生・川尻、守屋・大久保両アナがレギュラー枠同様に各々2名揃って出演する時間帯とどちらか一方のみが出演する時間帯とに二分。なお、平日11:20枠と土曜11:30枠は震災特番に伴い4月2日まで休止中の『キユーピー3分クッキング』(CBCテレビ版)(以下『CBC3分クッキング』と表記)枠を臨時転用しており、『ウォッチン!みやぎ』(以下『ウォッチン!』と表記)キャスターが当枠を担当する場合もある。これら特番に伴い通常、JNN排他協定が始まる17:45より飛び乗っていた『Nスタ』は第1部の始まる16:53からのネットに拡大(同年4月29日まで)。2012年(平成24年)1月4日からレギュラーネット開始。『TBC震災情報』平日午後枠から『Nスタ』へはステブレレス接続。日によって開始時間が1時間前倒しされ『TBC震災情報・午後枠』が14:55より、『Nスタ』が15:55より各々始まる場合もある)。

『みのもんたの朝ズバッ!・第2部』の中盤から終盤のローカル枠での自社差し替えによる『ウォッチン!』も2011年(平成23年)3月14日から4月1日までレギュラー放送を休止し、東北放送でも『みのもんたの朝ズバッ!・第2部』の中盤から終盤でのローカル枠を行使しなかった(普段はローカル枠での自社差し替えを行う東北放送ではネットされていない「おでかけ前の朝刊チェック」や「8時またぎ」のコーナーを臨時ネット)に切り替える措置が採られており、別冊特番として平日9:55 - 10:25に『ウォッチン!生活情報』を放送している(『みのもんたの朝ズバッ!』内でも6:15・6:46・7:11の各ローカル枠において臨時に震災関連情報中心の『河北新報ニュース』を放送)。

2011年(平成23年)4月4日からは新番組編成による放送となり、『みのもんたの朝ズバッ!・第2部』の中盤から終盤でのローカル枠での自社差し替えを再開し、これにより『ウォッチン!』はレギュラー放送を再開。『CBC版3分クッキング』のネット受けも再開される(これらに伴い震災関連単発特番は4月3日をもって終了した)。

隣県での活動 編集

  • 秋田県にはJNNに加盟する民放テレビ局が存在しないため、重大なニュースが県内で発生した場合には、JNN東北ブロックの幹事局としてIBC岩手放送と共に取材を担当している。
  • テレビユー山形開局以前の山形県内のJNNニュースの取材と『ザ・ベストテン』の中継なども担当していた。
  • 2006年平成18年)シーズン以来、 スカパー!Jリーグ中継のうちベガルタ仙台ホームゲームの中継制作はTBCが行ってきた。DAZNがJリーグの最優先放映権を得た2017年(平成29年)シーズンも制作を担当したものの、2018年(平成30年)シーズンからは仙台放送が制作を担当することになった。

その他 編集

  • 秋田県にあったラジオ局、ラジオ東北(現在の秋田放送)と混同されることがあるが無関係である。ちなみに秋田放送はラジオ東京テレビ(現・TBSテレビ)の系列局になることが有力とされていたが、諸事情により日本テレビの系列局となった。
  • テレビ開局前後、日本テレビ放送網(NTV)が大口出資者となっていた時期がある。この件は日本テレビ社史などに記載されているが、東北放送側の資料には一切記載されていない。
  • 1990年代に当時当局のアナウンサーだった小林徹夫がローカルニュース番組に遅刻してしまったことがあり、報道フロアのみが映ってしまったことがあった。この映像は後にハプニング大賞で取り上げられた。
  • 天気予報に関しては、平日はTBC独自(私立TBC気象台)、土曜日・日曜日・年末年始や放送休止中のフィラーでは気象庁のものを使用している。また、天気予報の独自番組では、文字で伝えている(例:東部 晴れ 西部 くもり時々雨など)。
  • 2005年平成17年)の地上デジタルテレビ放送開始以来、宮城県の放送局で唯一、自社制作番組のハイビジョン化が遅れていたが、2007年(平成19年)7月2日より『イブニングニュースTBC」、7月3日より『河北新報ニュース』・『TBCニュース』が局舎内に増設された情報センター内のスタジオ(ハイビジョン対応)での放送を開始した。
  • ほとんどの民放各局ではモノラル放送二重音声放送の番組でもステレオ信号で放送されているが、TBCでは2020年(令和2年)1月26日まで送出システムの関係で再放送・遅れネットの番組はモノラル信号で放送されており、マスター(主調整室)設備更新後の翌日1月27日からは他局と同様ステレオ信号で放送されている(モノステレオ放送)。
  • 2018年(平成30年)9月まで単独のローカルニュース番組(『河北新報ニュース』および『TBCニュース』)もモノラル信号で放送されていたが、同年10月からはステレオ信号で放送されている(モノステレオ放送)。
  • 企業の年初挨拶のCMでは、他の民放各局ではナレーションやテロップの文言が企業によって異なる。しかしTBCは、BGMや映像こそ企業によって変わるが「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」というナレーションとテロップの後に、企業名が読み上げられるという画一的な内容である。
  • 東日本大震災に影響により2012年(平成24年)3月31日に延期された被災3県でのアナログ放送終了では、該当地域の民間放送テレビ局である12局のうちこの局では唯一、通常放送終了前に特別番組を放送した[注 36]
  • 東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設以来初めてリーグ優勝を決めた2013年(平成25年)9月26日は、ラジオで優勝特番「おめでとう!楽天イーグルス初優勝!」を翌27日朝5時まで放送した関係で、22時の『オールナイトニッポンGOLD』から3時の『オールナイトニッポン0』まで、23時50分からの『スポーツ伝説」・『河北新報ニュース」を除き、レギュラー番組全てが休止となった。

社史・記念誌 編集

  • 東北放送10年史(東北放送 編) 1962年5月発行、223ページ[54]
  • 東北放送20年史(東北放送 編) 1972年発行、229ページ。
  • 東北放送30年史(東北放送株式会社業務局調査部社史編纂連絡会議 編) 1982年5月発行、231ページ。
  • 東北放送この十年 開局四十周年(東北放送テレビ局調査部 編) 1992年12月発行、138ページ。
  • 東北放送の50年 1952-2002(東北放送社史編集委員会 編) 2002年9月発行、52ページ。

関連企業 編集

2022年3月31日現在[3]

連結子会社
  • tbc Az - 2021年4月1日、「東北映画制作」と「ティー・ビー・シー・ビジョン」が合併して設立。
持分法適用関連会社
公益財団法人
  • 公益財団法人東北放送文化事業団

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 仙台中央郵便局私書箱1号 太白区内は郵便番号が「982」で始まる新仙台郵便局の管轄であるが、東北放送の場合は地理的に市内中心部に近く郵便物の輸送距離が短縮できる同局に私書箱を置いている。ちなみに八木山香澄町の郵便番号は〒982-0831。
  2. ^ 自社のウェブサイトでは「基幹局」であるとしているが、「5社連盟」の一員ではないため厳密な意味での「JNN基幹局」には含まれない。それでも東北放送側が自らを「基幹局」と位置付けている理由は、「5社連盟」発足以前の局長会議にラジオ東京(現・TBSテレビ)・北海道放送(HBC)・中部日本放送(現・CBCテレビ)・大阪テレビ放送(現・朝日放送テレビ(ABC))・ラジオ九州(現・RKB毎日放送)とともに参加していたことによるもの。ちなみに、系列局の中では静岡放送(SBS)、RSK山陽放送RSKテレビ)、中国放送(RCC)とならび、JNN基幹局に次ぐ有力な局とされている(出典:『日本の民放ネットワーク』)。
  3. ^ 過去には、CBCテレビ大分放送琉球放送でも同じ事例がある。
  4. ^ なお、インターネット版ラテ番組表「TV日刊スポーツコム」は「東北放送」と表記。
  5. ^ a b 現在の対外的な名称は、ミヤギテレビで、略称はMMT。
  6. ^ 仙台放送ミヤギテレビも同日開始。
  7. ^ 2011年4月28日から2012年3月31日までは「radiko復興支援プロジェクト」による全国配信が行われていた。
  8. ^ ホームページに記載 [1]。日本の民放にて本格的な太陽光発電設備を導入、運用し始めたのは、同年2月26日から稼働し始めた福岡県九州朝日放送(テレビ朝日系列)に次いで2件目。
  9. ^ 2013年3月までは「あなたへモーニングコール」ネットのため4:00までであった(不定期にメンテナンスタイムを拡大したこともあった)が、終了に伴いメンテナンスタイムを拡大した。2013年3月31日深夜のメンテナンスタイムの時、radikoの番組紹介では「『あなモニ』は終了しました」と注釈がついた。
  10. ^ 曲のリストは木曜から金曜には更新されており、あらかじめ流れる曲がわかるという珍しい形をとっている。また、仙台本局(荒井送信所)の電気設備年次点検で停波するときなどの情報も合わせて載せられる。
  11. ^ なお2013年5月〜7月と2014年1月〜2018年9月は、月一回日曜日の27:00-29:00に中島みゆきのオールナイトニッポン月イチをネットする関係から中島みゆきの楽曲を流していた。そのため試験放送は25:30-27:00としていた。
  12. ^ 以前は文化放送発のネット受けを行っていない局にBSNラジオがあったが、2017年4月より、文化放送 発のネット受けを開始した為、複数加盟地域のHBCラジオ、ABCラジオ、MBSラジオを除き、文化放送発のネット受けを行わない局はTBCラジオのみとなった。ただし、TBCラジオ自体はNRNの宮城県内におけるニュース取材を担当し、文化放送への報道素材配信を裏送りの形で随時行っているほか、17時の『TBCニュース』の提供スポンサーとして、CMのみのネットを受けている。
  13. ^ 2010年1月以降は、秋田放送でのネット打ち切りの為、東北地方で唯一のネット局となった。
  14. ^ 2008年9月まで宮城県では47都道府県で唯一放送されていなかった(「スタイリッシュトーク」のコーナーのみ放送の時期はあった)。
  15. ^ 番組独自のインターネット配信で全編聴取可能。2011年10月より全曜日のネット(当時24時台に放送されていた“深夜営業”を除く)を始めたラジオ福島が東北地方で唯一のネット局となった。
  16. ^ 但し正式には午前9時=UTC午前0時から変更となるが、実際は試験放送という名目で同日付放送開始時に変更された
  17. ^ 同例は本局に限ればSTVラジオ=1440kHz、栃木放送=1530kHz、山陰放送高知放送=いずれも900kHz、中国放送=1350kHzの5例がある。
  18. ^ 現在は一中継局であるが、過去には気仙沼市長選開票速報など独自の放送もあった(当時の気仙沼支局長が地元タウン誌に寄せたコメントより)。
  19. ^ 過去にはJOIEのコールサインが用いられていた。
  20. ^ 2011年3月以降、本番組の放送は休止されている。
  21. ^ 2013年11月1日までは『みのもんたの朝ズバッ!』で、みのもんた冠番組でもあった。
  22. ^ 当時『ワイドYOU』などの毎日放送制作の14時台のワイドショーはTBSテレビ・CBCテレビといった有力JNN局で非ネットだった。
  23. ^ 2005年の球界再編以降規定が見直されたため、振替放送を行う事例がある一方、水曜日以外でのゴールデンタイムの差し替えが減少している。
  24. ^ 2009年は水曜日20時台、2010年 - 2012年は木曜日19 - 20時台、2013年は水曜日19 - 20時台、2014年以降は水曜日19 - 21時台に中継されているが、これは元から系列各局がそれぞれ自由に編成ができるローカル枠の時間帯となっているため事実上、ネット番組の休止とはならない。
  25. ^ 毎日放送の制作ながら、テレビ東京系アニメとしても扱われる異例の形態だった。また、主題歌を担当したsus4のメンバー・根本美緒は、TBCにアナウンサーとして在籍していた時期がある。
  26. ^ 東北地方のJNN系列局で『サタずば』の『JNNニュース』部分以外のネット経験がなかった放送局は東北放送のみ。ちなみに2010年(平成22年)4月まで政令指定都市のあるJNN系列で『サタずば』の『JNNニュース』部分以外がネットされていない放送局もやはり東北放送のみであった。
  27. ^ 災害などの緊急時は臨時ネットする場合がある。
  28. ^ このため、NHK仙台の総合テレビのリモコンキーIDが同局のアナログ親局3chから「3」になった。
  29. ^ 県内最初のデジタルテレビ中継局
  30. ^ 映像91.24MHz・音声95.74MHz
  31. ^ 協議会事務局所在地:仙台市太白区八木山香澄町26番1号
  32. ^ 東鳴子局は開局当初は鳴子局と同じ9chで送信していた(他の在仙VHF局も鳴子局と同一chだった。1987年(昭和62年)12月23日移設に伴い、UHF帯に変更)。
  33. ^ 2011年5月15日放送「こちらTBCです」より。
  34. ^ なお、キー局のTBSテレビでは全国ネットの報道特別番組の中でこの宮城県内向けの緊急ニュースの映像を受けてそれをそのまま放送していた。
  35. ^ 2007年(平成19年)5月まではKHBでもダウンコンバートをしていたが、翌月より『開運!なんでも鑑定団』のみだがハイビジョン化
  36. ^ 他の11局は、通常放送終了前は全ての局でCMが流れていた。

出典 編集

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関連項目 編集

外部リンク 編集