御影駅 (阪急)

日本の兵庫県神戸市東灘区にある阪急電鉄の駅

御影駅(みかげえき)は、兵庫県神戸市東灘区御影二丁目にある、阪急電鉄神戸本線[3]。駅番号はHK-12

御影駅
駅舎(2007年6月)
みかげ
Mikage
HK-11 岡本 (2.2 km)
(1.8 km) 六甲 HK-13
地図
所在地 神戸市東灘区御影二丁目1番1号[1][2]
北緯34度43分29.11秒 東経135度15分9.05秒 / 北緯34.7247528度 東経135.2525139度 / 34.7247528; 135.2525139座標: 北緯34度43分29.11秒 東経135度15分9.05秒 / 北緯34.7247528度 東経135.2525139度 / 34.7247528; 135.2525139
駅番号 HK12
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 神戸本線
キロ程 25.6 km(大阪梅田起点)
駅構造 地上駅[3]
ホーム 2面2線[3]
乗車人員
-統計年度-
10,350人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)13,443人/日
-2021年-
開業年月日 1920年大正9年)7月16日[3]
テンプレートを表示

配線図

岡本駅

STRg STRf
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STRg STRf

六甲駅

歴史 編集

駅構造 編集

2面2線の相対式ホームを有する地上駅[3]。神戸三宮側に待避線(詳しくは後述)がある[3]ため、停留所ではない。

改札口は各ホームの大阪梅田方にあるが、ホームが傾斜面上にあるため、コンコースを含めホームより下層に設けられている[3]。両ホームは地下道によって連絡しており[3]、エレベーターも設置されている。

南改札口には駅係員が配置されているが、北改札口には配置されておらず、通話の際は備え付けのインターホンを使用する[注 1]トイレは神戸三宮方面ホームの大阪梅田寄りにあり、多機能タイプも併設されている。

当駅のすぐ西側、上下本線の間には待避線が1本設けられている[3]1968年4月から1998年2月まで、神戸本線では西隣の六甲駅まで山陽電気鉄道との直通運転を行なっていたが、山陽の列車はこの待避線まで回送されて折り返していた[3]。直通運転終了後も2022年12月まで、平日の朝ラッシュ時に三宮で増結を行う車両(2両編成)が西宮車庫から回送される際に一旦ここに入線し、営業列車を待避していた。

のりば 編集

号線 路線 方向 行先
1 神戸本線 下り 神戸三宮新開地山陽電鉄線方面
2 上り 大阪梅田西宮北口京都宝塚方面

※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、神戸三宮方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。

利用状況 編集

2021年の通年平均の乗降人員13,443人である[9]

近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。

  • 2010年度から2015年度までのデータは、平日の1日平均乗降・乗車人員である。
  • 2016年度以降のデータは、1日平均乗降・乗車人員である。
1日平均乗降・乗車人員推移
年次 平日限定
乗降人員
平日限定
乗車人員
通年平均
乗降人員
通年平均
乗車人員
2010年(平成22年) 17,457 8,897 - -
2011年(平成23年) 17,532 8,922
2012年(平成24年) 17,827 9,075
2014年(平成26年) 18,253 9,280
2015年(平成27年) 18,526 9,396
2016年(平成28年) - - 16,438 8,347
2017年(平成29年) 16,604 -
2018年(平成30年) 16,609 -
2019年(令和元年) 16,748 -
2020年(令和2年) 12,690
2021年(令和3年) 13,443

駅周辺 編集

財界人や文化人などの豪壮な邸宅建築が多く、市内随一の高級住宅街である。美術館や洋菓子店も多い[3]2008年には駅の南西に達していた市道弓場線が延伸され、ホーム西側の線路との立体交差が完了[10]。同時に従来の南口に加えて、北口にもロータリーが整備された。

なお、阪神本線御影駅JR神戸線六甲ライナー住吉駅とは約1.2キロメートルの距離がある(南へ徒歩約15分)[注 2]

 
深田池公園

バス路線 編集

 
神戸市バス19系統

神戸市バス魚崎営業所)とみなと観光バスが乗り入れ、以下の路線を運行している。

隣の駅 編集

阪急電鉄
神戸本線
特急・通勤特急・準特急
通過
急行・通勤急行・普通
岡本駅 (HK-11) - 御影駅 (HK-12) - 六甲駅 (HK-13)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 北改札口はかつて定期券・カード専用で、現在よりも三宮寄りにあった。バリアフリー化工事の進展に合わせ、現在位置に移動している。
  2. ^ JR線と乗り換える場合は、東隣の岡本駅の方が(摂津本山駅との)距離が近く、かつ全ての営業列車が停車するため、利便性が高い。
  3. ^ 南北双方に停留所があり、南側(ローソン阪急御影駅前店向かい)が「阪急御影」、北側(ロータリー内)が「阪急御影北口」である。
  4. ^ 乗り場は、みなと銀行(阪急御影支店)の向かいに位置する。

出典 編集

  1. ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、62頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ 生田誠『阪急電鉄神戸線 伊丹線、今津線、甲陽線、神戸高速線』アルファベータブックス、2016年、52頁。ISBN 978-4-86598-817-8 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、80頁。ISBN 9784343006745 
  4. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、27-29頁。ISBN 978-4-02-340142-6 
  5. ^ a b 鉄道ファン』第35巻第8号、交友社、1995年8月、125頁。 
  6. ^ 「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDFlink)(プレスリリース)阪急電鉄株式会社、2013年4月30日。 オリジナルの2013年12月15日時点におけるアーカイブhttps://megalodon.jp/2013-1215-0920-39/holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201304306N1.pdf2016年4月8日閲覧 
  7. ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日) 
  8. ^ 神戸市 都市計画道路 御影山手線・弓場線 整備事業
  9. ^ 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員
  10. ^ 都市計画道路 弓場線神戸市

関連項目 編集

外部リンク 編集