徴税人(英語:A Tax collector or a Taxmanギリシア語:τελώνης、ラテン語:publicanus)とは、国家や封建領主から税金を集める仕事を請け負った人で中世時代以前の社会における税徴収の役目を担っていた。

ローマの税関警備隊の制服、ドイツ税関博物館の展示
ルイスキャロルの『スナーク狩り』 (1876年)に登場する徴税人 ヘンリーホリデーによるイラストから。

他の人や企業から未払いの税金を徴収する人でこの用語は納税申告書監査する人にも適用されている。

収税人はしばしばフィクションで悪人として描かれ、聖書の中でも「徴税人と罪人」として一括りにされるほど古代からステレオタイプの悪人として登場する。市民から正規の税に上乗せして高額な手数料とり私腹を肥やしていた事が多く市民を苦しめていた。また、税金を払えない人間に対する懲罰権を持つことが多かったり、徴税のために多額の現金を持ちながら歩き回る職務から護衛を連れているため民衆への不当な懲罰や暴行も後を絶たなかった。

徴税人は近代になると税務署に置き換わって消滅した。 [要出典]

歴史編集

聖書の収税人編集

最古の職業の一つとも言われローマ帝国時代から存在していた職業(プブリカヌス英語版イタリア語版)で新約聖書にも登場する、聖書の中でも極悪人として書かれておりキリストによって改心した人物として登場している。 十二使徒の1人マタイも徴税人であった。 新約聖書ルカの福音書19章に登場する取税人ザアカイは強欲な取締りを行う金持ちで、人々から「罪深い男」と言われたと記されている。

ユダヤ人社会では同胞の裏切り者とみなされ忌み嫌われていた。

フランス革命を初め多くの革命で国民の敵として処刑対象になってきた。

著名な徴税人編集

その他編集

  • NHKの受信料を集める集金人が現代の徴税人となって歴史上の徴税人のように忌み嫌われている。[要出典]

現代の徴税機関編集

関連項目編集

脚注編集


参考文献編集

  • Yancey, Richard (March 17, 2009). Confessions of a Tax Collector: One Man's Tour of Duty Inside the IRS. New York, New York: Zondervan, HarperCollins. ISBN 9780061740756. https://archive.org/details/confessionsoftax00yanc. "tax collector."